ゴシックの美麗白7に感涙(小太郎)
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人を誘っておいて1人スペスペに夢中になっているメガネを横目に、自分もお目当ての台を探す。

と言うかメガネさん、アンタが誘ったんだから無視はしないでよ(笑)。


目移りする名機たちの中、その機種はBモノの「ピンクブー」と「パピードッグ」の間に設置されていた。


その名は「ゴシック」。パネルにはデカデカと「ビースト」と書いてあるので、正式名称は「ゴシックビースト」になるのかな?

言うまでもなく、ほとんどがBモノとして設置されていた機種。自分が打っていたバージョンはBモノとしては爆発力が控えめだったのだが、おそらく複数のバージョンが存在したのだろう。

と言っても認知度は低く、確認する術もないけどね。まぁ、間違いなく「名機」ではなく迷う方の「迷機」といった1台だ。

製造元は今はなき「バンガード」。このバンガードの新規参入第1弾がこの台だった。

レバーを叩くたびに筐体上部のドットが始動し、赤色のゾロ目が止まれば小役orボーナスとなるのだけど、リールを見ているとドットに目がいかない。


だから、ドットではなくリーチ目でボーナスを察知する。そして、ボーナス中もドットは一切見ない。悲しくなるほど筐体上部のドットには活躍の場がなかった(笑)。

そんなゴシックの魅力は、リプレイハズシで70枚ほど多くのコインを獲得できること。

中リールに白7を狙ってドクロが止まれば15枚役。リプレイハズシは左リール枠内にBAR図柄を狙えばOK。

技術介入が効くBモノが物珍しく、当時はほんとによくこの台を打っていた。ちなみに、リプレイハズシが効かないバージョンのゴシックもあったらしい。


そしてハズシよりも何よりも、ゴシックの白7絵柄の美しさに心を奪われた。


この美しい白7が見たくてゴシックを打っていたと言っても過言ではない。

ゴシックをリリースしたバンガードの代表機種といえば「ミコトV」なんだけど(笑)、やっぱりこの白7の美しさを考えれば、個人的にはゴシックのほうが上。

ちなみに、ミコトVも筐体上部にドットがあった。もちろん、ゴシックと同様にドットを見ている人はいなかったけどね(笑)。

ただ、一撃性はゴシックの比じゃなかった。ゴシックでは3千枚ほど出した記憶しかないけど、ミコトVは一撃7千枚近く出たこともあるし、万枚以上の差枚を見るのも珍しくはなかった。

それに比べるとゴシックは出玉の波が穏やかなBモノだった(自分が打っていたバージョンでは)。

久々に打った今回も100G以内にBIGが2連して終了。単純に己のヒキが細かっただけかもしれないけど、そりゃないぜ…(涙)。


当時、ゴシックに魅了されてからは、バンガードが出す機種を常にチェックするようになった。

ゴシックに始まり、ミコトX・回胴楼・デコにファイヤーX。まぁ、デコとファイヤーXはに関しては設置が少なく、探しまくったあげく結局打てず仕舞いだったけどね。

どれもこれも、個人的には思い出の詰まった機種。このゴシックという台はクソ台という部類に入るのかもしれないけど、個人的には無人のシマで淡々と出目を楽しんだ、本当に思い出の機種だ。

懐かしい機種を打って、当時のことを思い返す。懐メロならぬ、懐スロといったところか。持て余している体力と無駄な熱量をパチスロに注ぎ込んだ日々が懐かしい。金がなくても毎日が楽しかった。って、今も金はねぇな…。


ゴシックの次に向かったのが、一度でいいから設定6に座りたかった「ホロQ」ことオリンピアの名機「ホットロッドクイーン」。


REGを搭載してない大量獲得のBタイプだ。設定6のBIG確率が1/170で平均獲得枚数は430枚。そして最高設定6の機械割は脅威の119%!!

しかもボーナス中は、15枚役獲得時もリプレイハズシも左リールに車に挟まれた黒7を狙うだけという簡単さ。


設定6に座れば5千枚は確実、負けたら奇跡ともいわれたハイスペックマシンだ。

演出はシンプルで、プラムorボーナスの「遅れ」とボーナス確定の「無音」がメイン。この2つの出現率が絶妙だった。

その他にもド派手な一確目や、ボタンを押すごとに「ブォン」というアクセル音が鳴り、最終的にリール上部のメーターが12まで点灯すればボーナス確定になるランプ告知なども存在。全ての演出がバランスよく出現するから飽きずに楽しめた。

そして忘れちゃいけないのが、ボーナス成立時の1/4で発生するブルーフラッシュ。

これが美しい!!


ちなみに、この写真を撮った時は「無音」でボーナス成立に気づいたんだけど、メガネに「無音聞こえた?」と聞かれ、「聞こえた!!」とハイテンションで返事をしてしまった(照)。無音が聞こえたってどういう意味だよ(笑)。

さらにBIGで450枚以上獲得した時に浮かび上がるこのご褒美ランプ!!


このランプのセクシーさよ。

主張しすぎることもなく、妖艶に輝くのみ。これぞランプ告知の究極!!

薄暗いパチスロコーナーで青く光るホロQは美しかった。そして中リールの上で紅く染まるご褒美ランプの優越感。ホロQが現役の時に設定6を打ちたかった!!

いやぁ、久しぶりに打ったけど、本当にいいよね。「遅れ」や「無音」、簡単に大量獲得できるBIG。出来ることなら6号機でもホロQを作って欲しい。ゲーム性は変わるけど、ボーナス後のRTで連チャンしたらご褒美ランプが点灯する、なんてのも良いと思うけどな。


さて、次は何を打とうか。

液晶付きパチスロの創成期に登場したあの機種や、業界初の「AVパチスロ」なんてのも…。


――5/3更新のコラム(編集メガネ担当)に続く

アツいぜ
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