- TOP
- 坂上忍のギャンブル人生相談室
行きつけのホールが閉店してしまった
●お悩み[29]
『行きつけのホールが閉店してしまった』
つい最近、長年通い続けていた地元のパチンコ店が閉店しました。とても相性がよく、たくさん稼がせてもらったのでショックが大きいです。今後、他のお店に通って負けるくらいなら、いっそのことパチンコを引退しようかと思います。もし、坂上さんだったらどうしますか?
(50代・男性)
●坂上氏の回答
昔、パチンコをやっていたときに僕も同じ経験をしています。当時、行きつけのA店の近くにはB店とC店がありました。
3軒のうちで一番新しいB店はかなり混んでいて、お目当ての台に座れないと痛い目にあう可能性の高い。C店は地下にあったので、雰囲気があまり良くありませんでした。
店員のテンションが高すぎるのは苦手なのですが、そういった意味では、行きつけのA店は客が多すぎず少なすぎず、落ち着いた雰囲気もあって、自分に一番合っていたんです。
そんなA店が閉店したときは「今さら他のホールに通うなんて」と思いましたが、最終的には残りの2軒に足を運ぶようになってしまいましたね。
でも、そうなる前は歌舞伎町で打っていました。やっぱり、行きつけのホールへの思い入れが強くて、簡単に気持ちを切り替えることができなかったんです。
この方もパチンコが好きなら、同じようなことをしてみてはいかがでしょうか。地元から少し離れ、知らない街に行って新鮮な気持ちで散策するなかで、自分の肌に合うホールを探して見つけるとか。
50代ということで、今の歳から知らない街に足を延ばすのは勇気がいることかもしれませんが、一方で、知らない街にフラッと行っても、「この駅はこんな感じなんだ」と面白さや楽しさを自然と見つけることができる年代だと思うんです。
そうして、いい雰囲気のパチンコ屋を見つけて遊び、気になるご飯屋さんに入ったり、落ち着く飲み屋で一杯飲んだりしたら、そこが次のホームグラウンドになる可能性もあります。
単純にギャンブル欲が強い場合は、すでに他のギャンブルに手を出したり、近所の別のホールに通いだしたりしているはずです。そうではなく、パチンコが好きなら、他の街に行っても、自分にあったパチンコを見つけることができるでしょう。
いろんなホールをのぞくなかで心が惹かれたら、「自分はやっぱりこういうお店が好きなんだ」というパチンコ愛の再確認にもつながるはずです。