ひかりにインタビュー
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SF塩野が好きな演出や好きな機種など、パチンコにまつわるあれやこれやを、ライターさんたちにインタビューする当コラム。第6回は萌系パチンコが大好きなひかりさんです。


「なんの話でも大丈夫ですか?」

「いきなり!? 全然大丈夫ですよ。でも一応、パチンコの話で(笑)」

「もちろんです!! 私、乙フェスが好きでなんですけど、ここ2年くらいで1番出たんです」


「そんなに出る台だっけ? 確かライトミドルSTだよね?」

「そうです、そうです。4万発出ました!」

「ライトミドルでST突入率が52%。最大継続率が82%と考えればなくはないけど…すごい」

「出玉感があるし、萌系も好きなんで、割と打つことが多いですね」

「好きな演出とかあるの?」

「擬似連の『ご一緒に、はいっ!』みたいなやつです!」

「ごめん。俺、そっち方面に疎くて…」

「擬似連で歌が流れるんですけど、独特のイケイケ感があるんです。『ご一緒に』で即、擬似連じゃなくて、一拍置いた『はいっ!』で擬似連図柄が止まるんです。あの間が良い」

「全然わからない(T_T) もしかして平和好きですか?」

「好きですね。平和の台って、ドラマティックというか…琴線に触れる演出が多いんですよ」

「具体的にはどんな感じ?」

「シティハンターの場合だと、大当たりするとGet Wildが流れるんですけど、歌詞の『アスファルト〜』の部分でアタッカーが開くんですよ。そのあたりのタイミングが…カッケ〜! って(笑)」

「液晶じゃなくてアタッカー見てるんだ(笑)」

「どんなタイミングで開くのか、すごく気になるんですよ」

「今度俺も見てみます(笑)。ちなみに乙フェスにもそういう部分ってあるのかな」

「シティハンターみたいなツボはないんですけど、例えばLiveのカット割りなんかは好きですね」

「すみません、素人な質問していいですかね。乙フェスってLiveが流れるんですか?」

「そうですよ。各チームがあって、リーチでLiveのPVが流れるんです。そこにグッときちゃうんですよね」

「ファンにはたまりませんな〜」

「作りこんでいるというか、キャラを大事にしてるんだな〜っていうのが伝わって来ますね」

「萌え=平和みたいなイメージがあるもんね」

「あとコラボレーションチャンスっていう、あまり当たらない演出があって…」


「戦国乙女だとオウガイが出るとピンチで、コタロウっていうかわいいキャラが出るとチャンスアップだったんですけど、乙フェスではオウガイが出ると確定だったりするんです。そこ、変えるんだ〜って思って」

「それは良い変化なの?」

「お〜そうなんだ。オウガイに勝てるんだ、って思っちゃいました(笑)。パチンコでもスロットでもオウガイが出ると『マジか〜、オウガイか〜』って思うので。ただネットなんかで見てると、オウガイを弱くしたのは、改悪みたいな意見もあるみたいですね」

「私は許せない派でしたね。南国のまどかが好きで乙フェス打ってるんですけど、ジョディがアツくないんですよ」

「あっ、それは私も許せない(笑)」

「2人の意見がシンクロした!」

「乙フェスだとジョディがポンポン出るんですよね。最初は出現頻度とかわからなかったんで、「アツい!」とか思っちゃいましたけど、実はそれほどアツくないという…」

「人それぞれにツボみたいなものがあって、それが否定されると『?』ってなるのはわかるな〜」

「それが良い面だったりもするんですけどね」

「その他に打ってる機種はあるの?」

「東京レイヴンズですね」

「オジサン、触ったことがないんですけど」

「藤商事の機種が好きなんです」

「地獄少女とか?」

「地獄少女も好きですけど、リングとかもいいですね。あの、でっかいボタンが筐体に付いたあたりから打つようになりました」

「ローリングボタンね。あの筐体になったのは『リング運命の日』からだったかな」

「最終あおりのボタン演出のときによく出る『ヒュ〜』っていう音が好きです」

「なんか藤商事の機種は女性の支持率が高い気がするよね。リングはもちろん、地獄少女もそうだし」

「音全般がすごくいいんですよ。そのあたりが女性に支持される理由かもしれないですね」

「ちなみに萌系以外の機種は打たないの?」

「牙狼魔戒は打ちます」


(C)2005 雨宮慶太/Project GARO (C)2006 雨宮慶太/東北新社・バンダイビジュアル (C)2011「呀」 雨宮慶太/東北新社 (C)2013「桃幻の笛」雨宮慶太/東北新社 (C)2010-2014 雨宮慶太/東北新社

「萌系とはかなりかけ離れたモチーフに思えるけど?」

「前日に5万発出たよ、みたいな話を聞くと『やっぱり牙狼かぁ』とか思っちゃったりするんですよね〜」

「わかるなぁ。こういう仕事してると、そういう話を聞く機会って多いじゃない。で、触発されて…」

「思わず『自分も!』ってなる(笑)」

「そしてやられる」

一同・爆笑

「牙狼のキャラとか覚えられます?」

「う〜ん、微妙ですね。怖さ基準で覚えるとか(笑)」

「原作を知らない人は、キャラを判断できる目印を見つけるのは大事だよね(汗)」

「そういうのがないと、タイトルが出るまで何のリーチかわからないですし(汗)」

「ちなみに絵的に…というか、ああいったモチーフは大丈夫なの?」

「最近、牙狼がちょっとかわいいな、と思い始めて…」

「かわいい?」

「ちょっと猫だなぁ〜、とか(笑)。あとザルバがシュールじゃないですか。それでどうにか…って感じです」




「演出はあまり好きじゃないけど、出玉的、収支的に何度か良い思いをすると、演出とかモチーフを超越して打ってしまうってことはあるよね」

「勝たないと好きな機種を打つことすらできないですからね〜(汗)。そういう意味からすると、北斗シリーズは最悪なんです」

「へ〜、そうなんだ。ホールでの扱いは良い方だと思うけど…」

「新シリーズが出るたびに、『今度こそは!』って思うんですけど、当たらない、連チャンしないで、楽しめたことがないんです。砂嵐とか吹いてて、雰囲気も暗いし…」

「世紀末だから雰囲気が暗いのは仕方ない(笑)。北斗無双もダメ?」

「勝ち負けの相性で言うと良くないです」

「北斗無双もね、いっぱい出れば好きになる系の機種ですよ、きっと。俺もそうでしたし」

「じゃぁ、もう少し頑張ってみようかな(汗)。ちなみにですけど、同じ『けんしろう』でも霞拳志郎だと平気なんです」

「えっ!? どういうこと!?」

「蒼天の拳はすごい好きなんですよね。砂嵐な北斗に比べると蒼天は異国情緒があふれているし、そんな雰囲気が心地良いんです」

「好きな理由は雰囲気だけ?」

「キャラもです。ケンシロウは堅いですけど、霞拳志郎はちゃらけさというか、明るさがあって好きですねぇ」

「じゃぁ北斗と蒼天だったら、蒼天に座っちゃうんだ」

「いや、そうでもないです(汗)。勝ちたい心が打ちたい心を上回ったときだけ…」

「好きな機種を打つのをガマンして北斗を選んで勝てず、さらに嫌いになるという悪循環。ひかりちゃんが北斗を好きになれない理由がだいぶ見えてきたよ」

「そもそも私が好きな機種…特に萌系の機種って扱いが良くないんですよ(汗)。『こんなの打ってたらお金どんだけいるんだ〜!』とか思うことはよくあります(汗)」

「そういうときはどうすんの?」

「限界まで打って、それでも満たされないときは1パチです。延々と好きな機種を打って騒いでます(汗)」



※インタビュー後記
好きな機種と勝てる機種で選択を迷ってしまうことってありますよね。勝てる機種で玉を作り、好きな機種で玉を減らしてしまう…。ひかりちゃんには、こんな経験も多々あったことでしょう(笑)。パチンコって本当に難しいですねぇ。次回はQ太さんのインタビューをお届けします。お楽しみに!

アツいぜ
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