コンドルの生態を看破せよ
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こんちにわ! 夏が嫌いなクボンヌです。

先週辺りから途端に暑くなりましたね。パチスロの「熱い」は好きだけど、気温の「暑い」は嫌いです。開店前の並びとか暑くてダルいし、打つ前から疲れちゃいますよね。

でも、夏は色んな催しがあるから世間的には楽しい季節なんでしょう。まあ、僕も巨大逆三角形の建物で開催される、年2回の催しには参加するんでしょうけど。これこそ暑くて地獄なんですがね(笑)。あのヒューマンの多さは異常です。

さて、今回の設定看破ツールを使った実戦は、ノーマルタイプからこの機種を取り上げてみようと思います。

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ノーマルタイプでジャグの次くらいに稼働が良さそうなクランキーコレクション。その理由として低設定域の機械割の高さが挙げられるでしょう。

確かにこの機種は負けにくいですよね。AT機みたくコテンパンに負けることはあまりないし、遊べるイメージがあります。

低設定域の甘さに注目されがちですが、高設定のスペックも魅力的です。設定6に限らず、設定4からでも勝率は75%と抜群の安定感がありますから。

なかなか設定の入りづらい機種ですが、クランキーの台数が多くて稼働も取れているホールなら、設定にも期待できると思います。

で、クランキーの設定看破ですが、ボーナス確率(ボーナス合算確率)にはあまり差がないので、見た目から高設定を見抜くのが難しかったりします。なので、看破する際は設定差の大きい、クランキーチャレンジ非経由のボーナス&小役のカウントが必須となります。

設定看破に必要となるカウントすべき要素は

[1]
通常時のベル、スイカ

[2]
ボーナス中の特殊9枚役、羽、コンドル揃い

[3]
クランキーチャレンジ非経由のボーナス

となります。

ツールにはベル同時当選回数も掲載されていますが、ベル同時当選は完璧に見抜けないので無理にカウントする必要はないでしょう。曖昧な回数では設定期待度に悪い影響を与えてしまいますからね。

では、今回の実戦ホールの状況・傾向も確認しておきましょう。

[1]
クランキーの設置台数は10台。

[2]
実戦日は規制前に月1イベントを開催していた日で、各機種に高設定が投入されていた。

[3]
特別クセがない店なので台選びは根拠ナシ。


今回は朝イチからの実戦となります。なぜ朝からノーマルタイプを打ったのかというと、単純に入場順が後ろのほうだったから(笑)。本当は北斗を打ちたかったんですが。

では実戦スタートです!

すると、幸先良く投資2000円、34Gで

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スイカのズレ目降臨! REGだったけどノーマルタイプは当たるだけで嬉しい。このスイカのズレ目がたまらなく好きです。タン、タンと何気なくハサミ打ちした時のこの出目が出ると「ふぇっ?」ってなります。昔のクランキーを知らないので、特別な思い入れはありませんが、リーチ目は大好きですよ。

そのREG分のコインが飲まれて追加6000円でBIG→即BIGを引いたところで総ゲーム数が500Gを越えました。ここで最初の集計をしてみようと思います。

500Gって早くね? と思うかもしれませんが、小役確率に設定差のある機種は毎ゲームサンプルが取れるので500G単位でも結構まとまります。まあ、最初の500Gはあくまでも軽く小役出現率を確認する意味での集計ですが。

通常時(500G)
ベル…51回(1/9.8)
スイカ…7回(1/71.4)
クラチャレ非経由ボーナス…2回
(1/250.0)

BIG中(48G)
コンドル揃い…0回
羽揃い…1回(1/48.0)
特殊役…10回(1/4.8)

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たかだか500G分のサンプルなので参考程度ですが、とりあえずヤメる理由は見当たらないというツール結果ですね。

で、ここからボーナスを

_50G 赤BIG(中段チェリー)
_53G REG(羽揃い)
_12G 青7BIG(中段チェリー)
255G 赤7BIG(羽揃い)
_18G 赤7BIG(羽揃い)

早いゲーム数で5回引いたけど全部クラチャレ経由のボーナス(笑)。つまり、設定差はほぼナシなので高設定期待度には影響しません。もちろんボーナスに変わりないので当たれば嬉しいですけどね。

次は1000Gのツール結果を見てみましょう。

通常時(1000G)
ベル…98回(1/10.2)
スイカ…12回(1/83.3)
クラチャレ非経由ボーナス…2回
(1/500.0)

BIG中(120G)
コンドル揃い…0回
羽揃い…3回(1/40.0)
特殊役…17回(1/7.1)

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500Gの結果と比べると中間設定以下の危険性が総じてアップ。すべての出現率が悪くなってしまったからでしょう。でもですよ、サンプルの採りやすいノーマルタイプだからこそ、短時間でこんな風に期待度を推し量れるんです。

これがART(AT)機のようにサンプルの採りにくい部分が多い台だと、数値が集まりにくい→粘る→結局よくわからずギブアップ、もしくは勝ち逃げ。みたいな展開になりやすい。

ART(AT)機は基本的に、目に見えない部分(モードや状態のように内部的なもの)を体感で看破することが多くなるので、正直ツールには不向き。まあ、そもそも仕様が違うから比べても仕方ないんですけどね。


話を戻しましょう。1000Gの結果は最初よりは良くないけど、まだ見切るほど悪くもない。

というかクランキーに関しては設定6じゃなくても勝負できるので、低設定濃厚にならない限りは粘っても問題ないと思います。なので、続行orヤメのボーダーも、ある程度低めに考えます。ツール結果で言うと、設定5・6期待度がともに10%を切るようだと個人的にはヤメも視野に入れ始めますね。

ただ、今回の実戦のように各機種に高設定が投入される場合は、自分以外の台の状況なども加味してヤメるか否かを慎重に判断したほうが良いでしょう。1000G程度の試行ではたとえ高設定でも悪い数値が出てしまうケースは往々にあるので、自分の台の状況だけで進退を決めてしまうと当たり台を捨ててしまう可能性が高まります。

まあ、結局のところ微妙な数値が出たときの判断は個人の感覚次第ですが、今回のツール結果では、僕としては続行しても良い数値が出ています。他によさそうな台が空いているわけでもないので、引き続き回していきますね。

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突然のコンドルの写真ですが、微妙にハマリ出してボーッと打っていたら、コンドルのクチバシが腫れていることに気付いたんです。こんなに腫れるまで口を酷使することって原因はナニ? と、至極どうでもいいことを考えていたらコンドルのつがいが降臨!!

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なるほど、オスとメスがいるってことですね。おそらく、腫れるほど熱く激しい接吻をしていたのでしょう。やるなコンドルの野郎。

これがREGで、すぐに赤7を引き、そろそろ1500Gに差し掛かろうとしたその時! 出ていた隣の台が空き台になりました。

ずっと気になってたんですよこの子が。もちろん打ってた女子ではなく、台の挙動に対してですよ。電車で隣の人がゲームをやっていると、何のゲームやってるのかなぁ。って気になるあの感覚です。さすがにチラ見はしないけど、ムズムズ気になるあの感覚。

隣の台の何が気になったのかと言うと、BIG中のコンドル揃いを3回確認しているんです。BIG回数は6回なので消化ゲーム数はおそらく144G(取りこぼしがなければBIG1回の消化ゲーム数は24G)。それでコンドル揃い3回。設定6が突出して出現しやすいコンドル揃いが3回ですよ。設定6が突出して出やすいコンドル揃いが3回ですよ。大事なことなので2回言いました。

ちなみに、ヤメた方は小役カウントをしていなかったので、別に設定看破をしてヤメた様子はありません。これが、小役をカウントされた後の台だと手が出しづらいんですが、単にヤメただけならチャンスありますからね。

とりあえず、自分の台のツールを確認して移動するか否か判断したいと思います。

通常時(1485G)
ベル…138回(1/10.8)
スイカ…15回(1/99.0)
クラチャレ非経由ボーナス…4回
(1/371.3)

BIG中(144G)
コンドル揃い…0回
羽揃い…3回(1/48.0)
特殊役…18回(1/8.0)

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低設定期待度がさらに上昇して、反対に設定5・6の期待度が10%以下になりました。ここまで下がるとどのみちこの台はヤメたほうが良さそうですね。これなら納得のいく台移動ができそう。

ヤメにくい微妙な数値だったらかなり悩みますからね〜。だって、隣に移動したあとで、タコ出しされたら嫌じゃないですか(笑)。隣でその光景を生で見せられるんですから。やっぱり設定入ってたのか〜って悔やまれますし。まあ、その辺の駆け引きもパチスロの面白いところなんですけどね。


【1台目 TOTAL DATA】
総ゲーム数…1485G
BIG回数…6回
REG回数…3回
投資金額…8000円
獲得枚数…706枚
収支…+6000円


この台はおそらく下のほうの設定だと思いますが、若干のプラス収支で終わることができました。クランキーはやっぱり甘いですね。低設定濃厚な数値でもプラスで終了するケースが多いです。

さてさて、隣の台が高設定なのを祈りつつ、引き続きVSクランキーの看破ツール実戦をお届けしていきましょう。と言いたいところですが、続きは次週のコラムでの掲載となります。

この台移動が吉と出るか、凶と出るか? その後のアツい展開に乞うご期待!!

ではまた来週お会いしましょう、サヨウナラ〜!
アツいぜ
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