伝説の番組
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担当編集・しゃっく(以下、し)「ちょっと! 連絡が遅くないですか? もう〆切ギリギリなんですけど!」

「遅くなって申し訳ありません。今日は番組の収録で遅くなってしまいまして…」

「先週は体調不良で…ということでしたが、今週もギリギリまで原稿が来ないから、いよいよバックレたのかと思いましたよ(苦笑)。何の撮影をしてたんですか?」

「ニイサンの『攻略スロット7』の777回記念のゲスト出演で、アタクシと松っちゃん、そして他誌の方の3人で出演させて頂いておりました」

「そうだったんですか。それにしても、タケシさんの番組はもちろん存じ上げておりますが、777回って…ヤバすぎじゃないですか?」

「前人未到の記録だと思います。実際、ギネスに申請しても全く問題ない記録ですからね(誇)」

「なんで嵐さんが誇らしげになるのか…(苦笑)」

「自分が尊敬し、そしてこの仕事を始めるキッカケになった大先輩の記録は、そりゃもう単純に純粋に嬉しいもんでしょ♪」

「まあそういう関係性は、同じ男としては羨ましいですけど。777回というと、何年くらい続けられてるんですか?」

「およそ16年くらい…らしいです」

「じ、じ、16年っ? 凄すぎますね!」

「これは本当に凄すぎますから!! ベタな表現で言えば、始めた年に生まれたお子さんが高校生になってるってことですよ?」

「確かにギネスに載っていてもおかしくないレベルかも…。ちなみに、今回の収録ではどのようなことをされたんですか?」

「ネタバレになっては申し訳ないのでこの場で詳しいことは書けませんが…近代回胴史を紐解くような、懐かしい機種から最新機種のエピソードまで全てを網羅するようなもの…といって良いでしょう!」

「それは僕世代(30代)にはたまらない内容になってそうだな?」

「誇張ではなく、アタクシもガチで泣きそうになるくらいの懐かしい場面がいっぱいだったんですよ」

「そこまでですか!?」

「今回の番組の収録を通じて、久しぶりにスロゲーセンで1日どっぷりと打ちたいと思いましたからね。5号機は決して4号機には負けていない! というのはアタクシの持論ですけど、そもそも比べるモノではないのかな、と。4号機には4号機の良さがあって、5号機には5号機の良さがある。そういう、本来であれば当たり前の答えを、ニイサンの番組の777回記念に出演することで改めて気付かさせて頂いた次第です」

「それは本当にありがたいことですね。…こうなったら、嵐さんもタケシさんに負けないように777回を目指すしかないですね!」

「それはニイサンも番組内でおっしゃってくれましたけど…正直、自信はないです。これは本当に奇跡だと思うんで、自分では相当に難しいことですが…でも、達成できるのであれば本当に嬉しいことです。これからパチスロもどんどん変わっていくと思いますし、いま打っている打ち手とは違った若い打ち手の方もどんどん増えていくと思うんですけど、そういった方々を繋げていけるような動画を、ニイサンみたいにアタシも作ることができたら、ライター冥利に尽きると心から思います」

「温故知新、そして新故知温の動画、そして文章ですね」

「その通り! とりあえず、まずは温故知新を肌で感じるために、近いうちに久しぶりにスロゲーセンにでも顔を出してみようかと思っています」

「真っ先に何を打ちたいですか?」

「最近はエイリヤンエボリューションをよく打っているんで、まずはディスクアップでしょうか」

「ディスクアップ! いいですねぇ。僕も久しぶりにシンディさんに会いたいです」

「アタシも! ドット絵なのに、なんであのヒトは本当にイイ女なんだろうねぇ」

「同感です」