情報、渇望
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担当編集・しゃっく「どうですか? 『押忍!番長3(以下、番長3)』を打ってみた感想は」

「面白いねぇ。そして手強いねぇ」

「手強い…というのは、出玉を出すのがですが? それとも設定推測が?」

「両方ですな。まあ、前者はどういう展開になればしこたま出る…というビジョンは見えるので、あとはソレが到来するまでひたすら我慢かな…という感じですが、後者は現状で判明している情報だけだと本当に難しい印象ですね」

「ART初当たり確率と共通ベル確率に設定差があるので、数値だけ見るとそんなに難しい印象は受けないのですが…。ART終了画面による設定示唆もありますし」

「そうね、設定6は分かりやすいのかもしれませんし、設定4や5も長時間打っていれば見抜ける機会も多くなるでしょう。難しいのは低設定の見切りですね」

「共通ベルを数えても?」

「通常時は左リールの枠上にBARをビタ押しする必要があるうえに、そうまでしても成立が見抜けるのは共通ベルBとCだけですからね。もっと簡単な判別手順が発覚すれば話は別ですが、現状だとそれほどの労力を払ったうえに、かつ目押しが正確じゃなければ見抜けないというリスクを背負ってまでカウントするほどの確率差ではないかな…と。だからART中のみカウントしているんですが、でもそれだと十分なサンプルが集まるまでにかなりの時間を要してしまうので、リスク回避にはあまり繋がらないかな…というのが率直な印象です」

「そういえば、通常時は成立が見抜けない共通ベルがあるんでしたね。そのことをすっかり忘れておりました。そうなると、たしかに即効性に欠ける設定推測要素になってしまいそうです」

「そうなのよ。となると、やっぱり注目すべきは『対決カウンターモード』になってくるのかな、と思うのですが」

「どう注目しているんですか?」

「コレはあくまで、ホールで番長3を打ってみたうえでの、アタクシの個人的な印象ですが…


●対決連チャンモードに移行しやすいが、対決連チャンモードがループしづらい台

→偶数設定?


●対決連チャンモードになかなか移行しないが、ひとたび移行するとループしやすい台

→奇数設定?


…という特徴があるんじゃないか…と思うんですよね。これまでの番長シリーズの傾向も考えると」

「可能性は十分にありそうです」

「そのうえで高設定、特に設定6はベル回数が32回目以内までに当たりやすい…という実戦上のデータを加味すると、


●2回に1回以上の割合で対決連チャンモードへ移行(ベル7回目以内で対決に発展)しつつ、対決連チャンモードを否定されても、ほとんどがベル32回目以内までに対決に発展する台

→偶数かつ高設定?


●3回に1回ほどしか対決連チャンモードに移行しないけど、移行すれば高確率で2ループ以上する台。かつ、それでいて対決連チャンモードを否定されても、32回目をなかなか抜けない台

→奇数の高設定?


…というような予測を立てて、なるべくそういった台を粘っていくように心掛けています」

「まあ、妥当な戦術ですよね。むしろ、そういう台を狙わないでどんな台を狙うんだ、という話ですが…」

「そうでしょう? …でも、それでもなかなか結果が付いてこないんですよ。だから、もしかしたら何かが足りないのかもしれないな、と」

「何かとは?」

「例えば、設定6は『期待度の高い対決に発展しやすい』、もしくは『内部的に勝利が確定している対決に発展しやすい』とか、『対決敗北時に他の設定よりも特訓に移行しやすい』とか、そういった特徴があったりするのかな、と」

「う~ん、どうなんでしょうねぇ」

「そういうところにも設定差がないと、初当たり確率にあれだけの差は付かないような気がするんですよ。『対決に発展しやすい』というだけでは、さすがに…」

「それは、嵐さんが対決に負けまくっているからそう感じるだけじゃないですか?」

「まあ、確かに対決には胃に穴が空きそうなくらい負けまくってるんですけど」

「ホントに負けまくっとんのかい(苦笑)」

「いずれにせよ、まだ判明していないポイントにもっと設定差が浮かび上がってくるような要素があるんじゃないかな、と。例えばART中のBBカウンターモードの移行率とか? そういった情報が判明してくれば、もう少し高設定狙いで戦いやすくなるんじゃないかと、激しく期待しております。通常BBは確率が重いし、特定ART終了画面は出なくても高設定が否定されるモノではないし。いまの要素だけだと、低設定かも? と気付いた時にはもう手遅れ…という要素しかなさすぎて、リスク回避が本当に難しすぎますからね」

「ですね。続報には大いに期待したいです」

「ええ。こんなに新情報が待ち遠しすぎる機種は本当に久々です」