災い転じて名機と出会う
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「いや~、想像以上に面白いですわ。攻殻機動隊2」

担当編集・しゃっく「攻殻2ですか? 嵐さんのことだから、今週はてっきりポセイドンの話に終始するかと思ってたんですが」

「導入初日にポセイドンが取れなくて、それで代わりに攻殻2を打ってみたんですが…災い転じて福となす、じゃないですけど、早い段階で打つ機会に恵まれて本当に良かったですわ♪」

「相当に気に入ったみたいですね。ちなみに、初代の攻殻お好きでしたっけ?」

「初代はあまり打ってこなかったんですよね。原作も観たことないし…。でも、今作を打ってみて改めて原作を観てみたいと思いました。名作との呼び声も高いしね」

「名作…というか、日本人として見てないなんてありえないくらいの作品ですよ?」

「そ、そんなにですか!?」

「そんなにです!」

「アニメ好きのしゃっくさんに余計な話題を振ってしまいましたな…はは。それにしても、やっぱりサミーさんは『ボーナス+ART』の名手ですなあ。エウレカAOも今回の攻殻2も、凄く面白いもんね」

「新鬼武者や初代エウレカでも一時代を築いてますしね。僕はまだ攻殻2を打てていないのですが…ゲーム性はエウレカAOに似ているんですか?」

「そうだねぇ…エウレカAOのゲーム性を『集約』とするならば、攻殻2は『多彩』でしょうな」

「と、言いますと?」

「エウレカAOにも『QAC』『カノンバトル』『V3モード』という上乗せ特化ゾーンがありましたが、ゆうても出玉を伸ばすカギは『QACでどこまでやれるか?』に集約されるじゃないですか」

「そうですね」

「対して攻殻2は、豊富な上乗せ特化ゾーンにバランスよくウェイトが振り分けられている感じなんですよ。もちろん『笑い男モード』や『笑い男HACK』は強力なんでしょうけど、それに入らなきゃどうにかならない…という印象は薄かったです。むしろ、電脳RUSHや電脳HACKを数打って当てるような印象が強かったので、攻め手が多く、非常に多彩なゲーム性だと感じました」

「上乗せ特化ゾーンの数が多いうえになかなか入らないとゲンナリしますからね。そういうのとは違う…という感じなんですね?」

「アタクシもそこまで打ち込んだわけではないので断言はできないですが、ゲーム数の直乗せがないぶん突入機会は多そうです」

「それはありがたいですね。ちなみに、初打ちして何か気付いたこととかってありますか?」

「共通ベルB(中段揃い)の確率になかなか大きな設定差がありますから、カウントして設定推測に活かしたいところ…ではあるものの、どうやらボーナス成立から揃えるまでの間は、フラグに関わらず中段ベルが揃いやすくなるみたいなんですよ。だから、その間に成立したベル回数と、消化したゲーム数はサンプルから除外してカウント&出現率をチェックする必要がありますね」

「マイスロではカウントしてくれないんですか?」

「そうなんです。ただ、だからと言ってチェックしないのはあまりにもったいない設定推測要素なので、面倒くさがらずにちゃんとカウントすることをオススメします。あ、あと、変則打ちをすると共通ベルAとBを出目で見抜けなくなる可能性がありそうなので、共通ベルをカウントする際には順押しBAR狙いなど、オーソドックスな小役狙い手順で消化することをオススメします」

「なるほど、勉強になりました」