遊び心、満載
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「いやはや、凄い時代になったものだよねぇ」

担当編集・しゃっく「何がです?」

「なんでもパチスロになっちゃう時代だな、と思って。だって、あの『火サス』がついに来週導入だよ? 下パネルに2時間ドラマの帝王・船越英一郎さんと女王・片平なぎささんがダブル鎮座しちゃうんだよ? 2時間ドラマを1分に凝縮したサスペンスフリーズが発生しちゃうんだよ? こんなこと、アタクシがパチスロを始めた頃には想像もできなかった未来だよ!」

「テンション高いなあ(笑)。まあパチスロ火曜サスペンス劇場は、我々30オーバーの世代にとっては非常にセンセーショナルなタイトルですよね」

「センセーショナルすぎますわ。それこそ、アタクシがパチスロを始めた頃のタイアップ機種なんて『ピンクパンサー』くらいのものだったのに、いまやホールに設置されている機種の大半がタイアップ機種。そしてついに、火サスまでが…という話だからね」

「ところで、僕は勉強不足でして火サスのスペックを全く知らないのですが、どんな感じなんですか?」

「アタクシも詳しくは知らないのですが…


[1]ボーナス+RTタイプ

[2]BIGは約312枚、ミドルボーナスは約104枚獲得

[3]BIG後のみ32GのRTに突入

[4]サスペンスフリーズ発生でチャンス、事件解決でボーナス確定

[5]技術介入要素アリ


…といった感じでしょうか」

「う~む。やはり気になるのは『4』ですかね」

「是非とも体感してみたいね。ちなみにボーナス合算確率は1/169.8~1/132.4(設定1・2・5・6の4段階設定)とのことなので、事件解決はそれほど困難ではなさそうです」

「では技術介入要素というのは?」

「詳しい手順はまだ知らないんだけど、ボーナス中に技術介入を行なうと、『サスペンスフリーズが発生しなくなって時間効率が大幅にアップする』らしいよ?」

「………え?」

「非常にミステリアス…でしょ?」

「ミステリアスすぎますよ。だって、この機種の1番のウリって…」

「皆までいいなさんな。このミステリアスさもまた、火サスであることの存在証明だと、アタクシは考えているよ」

「なるほど…」

「ちなみに、現状判明している設定看破要素として『BIG中のハズレ確率』があるんだけど、これがまたビックリするほどお洒落なんだ。ほら?


設定1…1/5957.8
設定2…1/5957.8
設定5…1/555.4
設定6…1/275.4


…ね?」

「設定の高低でめちゃくちゃ差がありますね。…ただ、コレのドコがお洒落なんですか?」

「設定6の数値をよ~く見てごらん?」

「…………?」

「分母のところを、よ~く見て」

「………はっ! ま、まさかっ!?」

「事件の核心に気付いたようだね。…そう、ハズレ確率の分母が『2754(フナコシ)』なのさ」

「…お洒落すぎますね(ゴクリ)」

「開発者の方のこの心意気だけで、アタクシなんかは軽くご飯3杯はイケますな。そして、こういう良い意味でのおふざけ=遊び心が詰まった機種ってなんだか凄く久しぶりな気がするから、余計に興味をそそられている次第であります」

「僕もちょっと打ちたくなってきました(笑)」