戦術性をとことん楽しむ!
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「パチスロ黄門ちゃま喝(以下、黄門ちゃま)が面白いよねぇ」

担当編集・しゃっく(以下、し)「ここ最近リリースされた新台の中でも、頭1つ抜け出た人気を維持していますよね。嵐さん的に、人気の要因はドコにあると思います?」

「第一に、『設定看破がしやすい印象を受ける』点が挙げられるだろうね」

「設定看破要素というと…やっぱり、『CZカウンター(御一行箱)』と『ATカウンター(印籠箱)』発動時の当選率がメインとなりますか?」

「そうだね。特にCZカウンターはサンプルも比較的採りやすく設定差も顕著なので、設定看破の軸となる要素かと」

「レア役の偏りや紅炎モードの継続次第では、連続してサンプルが採れることも少なくないですからね」

「そうなのよ。しかも抽選が行なわれたタイミングが目で見てハッキリと分かるから、確固たるサンプルが集められるのも嬉しい」

「それはATカウンターについても同様ですね? ちなみに、嵐さん的にCZカウンター・ATカウンター発動時のそれぞれの当選率、高設定狙いのボーダーラインはどの辺りになりますか?」

「CZカウンターは1/3以上、ATカウンターは1/2以上で当選するような台を粘っていきたいと考えています」

「無難なところでしょうね」

「加えて喝ゾーンの当選率にも注目すると、割と早い段階で粘るべき台か否かは見えてくると思います」

「ちなみに喝ゾーン当選率に関しては、『押し順1枚役での当選』と『ゲーム数到達での当選』を分けて考えますか?」

「押し順1枚役での当選は正確に見抜けないケースもある(=アツいゲーム数到達後にたまたまそのタイミングで押し順1枚役から当選した場合など)から、分けて考えなくてもいいかな…とは思っています。ただ、明らかにゲーム数到達での当選じゃないだろう!? というところで喝ゾーンに当選した場合は、高設定の可能性がより高まる…と考えてはいますけどね」

「押し順1枚役からの当選が見抜けた時には素直に高設定に期待する…というスタンスですね」

「その通りですな!」

「じゃあ、嵐さんもそういった設定看破要素の豊富さから、黄門ちゃまが最近のお気に入り機種になっている…という感じですか?」

「もちろんソレもあるけど、アタクシが最も心を奪われた点は、印籠チャンスの『戦術性の高さ』ですな」

「ほう。嵐さんは状況に応じて印籠チャンスの選択を変化させるタイプですか? 僕なんかはリスクはできるだけ避けたい派なので、表・バランスばっかり選んでしまうんですけども…」

「それは流石にもったいない感じがしちゃうねぇ」

「いやいや。実際はどれを選んでも期待値に差がない作りになってるわけでしょ?」

「それはまあ、確かにそうなんだろうけど。でもさ、それだと黄門ちゃまのゲーム性を最大限に楽しんでいる…とは言えないじゃない。やっぱり、状況に応じて『あーでもない、こーでもない』と思索を巡らせることが、黄門ちゃま喝における最大の楽しみなんだから」

「じゃあ嵐さんの選択は基本的にいつもバラバラということですか?」

「まあ、アタクシにも一応、『基本戦術』的なモノはあるけどね」

「ちなみにどういった感じなんですか?」

「ほう。知りたいと? では仕方ない、教えてしんぜよう、しゃっく殿。


●通常時からの印籠チャンス当選時
→表・挑戦(倍ちゃんっす不問)

●AT中の印籠チャンス当選時
倍ちゃんっす有→表・挑戦
倍ちゃんっす無→裏・挑戦

●紅炎モード1/4中
倍ちゃんっす有→表・バランス
倍ちゃんっす無→裏・バランス

●紅炎モード1/2中
倍ちゃんっす有→表・挑戦
倍ちゃんっす無→裏・挑戦

●紅炎モード1/1中
→裏・挑戦(倍ちゃんっす不問)



…という感じですね」

「裏・挑戦ばかり選ぶのかと思いきや…意外と細かく分けて選択しているんですね。特にビックリしたのが、表にしろ裏しにしろ、『バランス』を選ぶタイミングがある…ということです」

「本音を言えば、いかなる時でも裏・挑戦でバッシバシ叩きたいんだけど…やっぱり倍ちゃんっすが有る場合は、それを活かす=出来るだけ倍プッシュに繋がるような選択をしていきたいからね。それも加味して戦術を練るのが、この機種における最大の楽しみである…と考えているのは、前述した通りだし」

「ほう。相当に試行錯誤して上記の戦術に至ったんだな…と伝わるような内容ですよ。なんだかんだ言っても"嵐さんらしさ"が出ている戦術だとも思いますしね」

「そう? どの辺に?」

「堅実を選択するタイミングが、1つもないこと(笑)」

「言われてみれば…たしかに。やっぱりアタクシは、堅実とは無縁な男のようですな(苦笑)」