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- あさってに向かって打て! (嵐)
会社帰りに高設定狙い
担当編集・しゃっく(以下、し)「前回、嵐さんに頂いた高尚なアドバイスのお陰で、僕の財政状況も究極の危機…を乗り越えつつありまして」
嵐「おお。良かったじゃないの」
し「はい! そこで、そろそろ高設定狙いも楽しみたいな…と企てている次第なんですが、我々のように会社帰りに打つうえで、設定狙いができるオススメの機種…なんてのはないですかね?」
嵐「会社帰りに高設定狙い…か。だったら、やっぱりオススメはサラ番だよね」
し「くくくくく」
嵐「なに、どうしたの突然? 気持ち悪いな～」
し「いや、その…ついにリー番という呼称にこだわるのはヤメたんですね。賢明な判断だと思います。…でも、サラ番かあ」
嵐「不満?」
し「いや、僕も好きなんで打ちたいところですが…やっぱり怖いな、と(苦笑)」
嵐「まあね。俺もアイツの怖さは夢に出てくるぐらい骨身に沁みまくっていますから(苦笑)。でも現状だとサラ番の設定状況がダンチで良いと思うんだ。もちろん、ホールによるけど」
し「やっぱりそうなんですか?」
嵐「自分で打っていても明らかにベタピンじゃないホールが多いってのは体感するし、実際にホール側も高設定を使いやすいらしいからね」
し「へぇ～。それはどうしてなんでしょう?」
嵐「高設定を入れてもそこまで怖くない=想定外に出ることは少ないらしいし、逆に低設定は想定通りに利益を確保できるみたいだからね。こういった機種は、サラ番に限らず他の5号機、なんなら4号機に遡って振り返ってみても、設定状況が良かったケースが多いと思う。例えば初代の番長なんて、その最たる例なんじゃない?」
し「そういえば、初代番長は"1/2で高設定"なんてことをやっているホールもかなり多かったですよね」
嵐「そうそう。まぁもちろんそこまではいかないだろうけど、サラ番も同じように高設定が使いやすいらしいんだ。確かに実際の出玉挙動や設定差のない部分の出玉増加要因の依存度…などサラ番は初代番長に似ている気がするしね」
し「なるほど。嵐さんがサラ番を薦める理由がなんとなく僕にも分かって参りました。では、夕方以降からサラ番で高設定を狙う場合は、どういったところに注目すればよいですかね?」
嵐「まず、チェックすべきところは内臓データでしょう。ホール備え付けのデータ表示器だとボーナスの当選ゲームなどが曖昧になるパターンが多いからね」
し「そのくらいは僕だって分かってますよ。頂RUSH突入時の金7揃いでゲーム数がリセットされてしまうデータ表示器が多いからですよね」
嵐「その通り。…まあ確かに、コレはいまさら言うことでもないかもしれないけど、実際にホールで見ているとデータ表示器だけを見て着席してしまう方も少なからずいらっしゃるからね。一応、おさらいまでに」
し「いい加減な顔をしてるくせに、そういうところは意外と丁寧ですよね」
嵐「いい加減な顔ってどんな顔だよ」
し「ホラ、だって嵐さんって、デジカメやスマホのカメラに"顔認証されない"でしょ? 精密機械ですらも顔だと認識できないありがた～いお顔だ…ということですよ(笑)」
嵐「余計なお世話だよっ!」
し「どんまい。で、内蔵データをしっかりとチェックするとして…その際の注目ポイントはドコになりますか?」
嵐「アタクシが注目しているのは、以下の3点。
1)400Gのゾーンを抜けるハマリが多いか少ないか?
2)天国ループらしき連チャンが頻繁に発生しているか?
3)通常時からの頂RUSH当選がどれぐらいあるか?
という感じ」
し「まとめると…ボーナスの初当たりが軽く、かつ連チャンもしやすく、さらに通常時からの頂RUSH当選が多ければ多いほど良い…ということですね?」
嵐「ご名答! まあ、サラ番における設定看破の王道ポイントにしっかり注目する…ということですわな」
し「たしかに王道ですね。ヒネリがなさ過ぎて呆れるほどに(苦笑)」
嵐「パチスロの設定看破にヒネリなんてほとんどいりませんから(苦笑)。ちなみに3)に関しては、大別すると"仁王門からの頂RUSH当選・頂RUSHの引き戻し・直撃頂RUSH"の3つの当選契機が考えられるワケだけど、いずれも設定差のある要素だから、そこまで神経質に当選要因を考えなくてもいいのかな…というのが、アタクシの個人的な見解となっております。唯一、AT終了時に仁王門に移行→そこで頂RUSHに当選…というパターンのみ、設定差がないですが、複数回当選していれば全部がそのパターン…という可能性も低くなるので、この際その可能性には目を瞑っています(笑)」
し「いい加減だなあ(苦笑)」
嵐「見抜けないモノはショーがないもの(苦笑)。ただ、だからこそ、台選びのベースとなるのは1と2ね。500G以上のハマリが少なく、天国以外で当選したと思われるボーナスから1/2ぐらいの割合で天国ループらしき連チャンに繋がっている台を、妥協せずにしっかりと探してチョイスしましょう!」
し「では、1と2が良いのが最低条件で、そこに3まで良い…というのがベストということですね」
嵐「その通り! ちなみに、アタクシのなかではボーナス入賞ゲームが100Gを越えていた場合でも、110Gぐらいまでに揃っていれば天国ループらしき連チャンの可能性が高いと判断、逆にそこを越えていた場合は、連チャンゾーン(=ボーナス後96G以内。ただし、前兆36Gが選ばれた場合は、100Gまで引っ張られる可能性アリ)抜け後のレア役解除である可能性が高い…と判断するようにしています」
し「なるほど。ボーナス準備中が長引いた場合は、100G台でボーナスが入賞することもありますもんね。ちなみに、通常Bでのボーナス当選…なんてことも、意識してチェックしていたりするんですか?」
嵐「そこまで強くは意識しないかな。仮に奇数のゾーンでボーナスに当選していても、レア役解除の可能性のほうが高そうに感じるしね。ただ、いずれにせよ通常Bで当選していても、レア役解除で当選していも、その後は連チャンに繋がっていないとマイナス挙動…と考えることができるから、奇数ゾーンでのボーナス→連チャンせず…の履歴が多い台は、避けるようにはしてるけど」
し「なるほど。それは確かにそうかもしれません」
嵐「あと、内蔵データが大事だという話をずっとしてきましたが、備え付けのデータ表示器も、十分に台選びの参考にはなる…と思っているポイントが、実は2点あるんですよね」
し「ほう。それは?」
嵐「1つ目は、当たり前だけどスランプグラフ。できれば一撃ではなく、なだからに上昇しているスランプの台を選びたいところだよね」
し「それはまあ、当然ですね」
嵐「そして2つめは、ボーナス合算出現率」
し「ボーナス合算出現率?」
嵐「BIGの所にボーナス回数を、REGの所に金7揃いの回数をカウントするデータ表示器だったら、ぜひボーナス合算出現率に注目してみてください。サイトにも掲載されている"ボーナス・頂RUSH合算出現率"に照らし合わせてみると、意外とその台の設定の高低が見えてくるんじゃないかな…と俺は思っているんだよね。それがどういう算出方法で導き出されているのかは分からないけど、結果的にデータ表示器のボーナス合算出現率が、その数値の近似値となっているケースがかなり多いから、結構使えるんじゃないかな、と」
し「へぇ～。ソコはあんまり考えたことがなかったですね」
嵐「ボーナス・頂RUSH合算出現率は設定6で約1/140、設定1で約1/200…と設定差が結構大きいからね。もちろん単一フラグじゃないし、頂RUSHがロング継続してしまうとブレが出てくる要素ではあるんだけど、数値のベースとなっているのはおそらくボーナス出現率だと思うから、それでも参考にはなる数値だ…と、アタクシ嵐は考えています」
し「最後の最後に良いヒネリが出ましたね。こういうのを僕は待っていたんですよ! パッと数値をチェックするだけで良い…というのも分かりやすいし」
嵐「そこまで喜んでもらえると嬉しいよ(笑)。…ただ、その数値に注目する…というのは、あくまでも自己流の台選び法だから、信じるか信じないかはアナタ次第…だからね?」
し「今週も定番の決めゼリフ頂きました(笑)」