いま首ったけのアノ機種について
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「今週は、色んなホールを駆けずり回ったんだけど…前回のようなデータの台を見付けることができませんでした(汗)」

担当編集・しゃっく(以下、し)「天秤の傾きがBIGのほうに偏り始めた…であろう台、でしたっけ?」

「そうです。過去5日間のデータに注目して、様々な台を物色してみたんですが…たまたまBIGの方に偏っていたりとか、もしくは3日間のデータしか確認できないデータ表示器だったり…とかね(苦笑)。だから今回は、B-MAX(=ビーマ)の話はちょっと中断させて頂いて、最近めちゃくちゃお気に入りの"あの機種"についての、アタクシの真面目な考察をちょっと語らせて頂ければな、と」

「まあ、ビーマの調査実戦に関しては、予め"データが取れない場合もある"という前提で始めてますからね。ただ打つだけでは意味がないワケですから、今回は仕方がないでしょう。その代わり、次回の更新までには良質なデータを採取してきてくださいね」

「かしこまりました。あ! ただ来週は夏休みをいただく予定ですので、再来週まででということで…」

「ほぉ~夏休みとな。偉くなりましたね。ま、僕も鬼ではないのでここのところの活躍(?)に免じて許可しましょう! で? 嵐さんが最近ハマっている機種というのは何なんですか?」

「(オマ…許可って…)あ、や、やじきた道中記乙です。アレはマジで面白い!」

「ほう。やじきたですか。どの辺りが面白いと感じているんですか?」

「最近は似通ったAT・ART機のリリースが多かったけど…やじきたはゲーム性が独特だから、打っていて凄く新鮮なんだよね」

「例えば?」

「やっぱり1番楽しいのはAT中の"わっしょい高確"ですな。平均30枚増のボーナスが、即連で揃いまくるあの"お祭り感覚"は、ちょっと他の機種では味わえないからね」

「たしかに。やじきた乙のATは、ゲーム数をガンガン上乗せて…というよりも、わっしょいチャンスの連チャンで"いかにゲーム数を減らさずに引き延ばしていくか"というのが、ロング継続のキモになってますからね。この辺りはたしかに独特だな…と思いますね」

「似たようなシステムの機種を挙げるならば、慶次や鉄拳3rdに近いのかもしれないけどね。いずれにせよ、AT機シーンの中ではまだ稀有なゲーム性だと言えると思います」

「そうですね。言われてみると確かに近いかもしれません」

「あと、やじきた乙はボーナス中が楽しいんですよ。JACIN回数によって枚数が大きく変動するから、JACINチャンス中はレバーの一打ごとにリキが入るし、通常時は押し順当ての要素もあるしね。アラシステムの腕の見せ所ですわ」

「出た、アラシステム(苦笑)。ちなみに一応聞いてあげますけど、どんなシステムで消化しているんですか?」

「いまのところは"ループシステム"を採用してますね。中第1ナビだったら中→右→左、右第1ナビだったら右→左→中を徹底して狙い続ける」

「普通すぎてコメントしづらいんですけど(苦笑)。なんでもシステムって言えばいいもんじゃないと思いますよ?」

「いーのっ! 自分が楽しいと思えることを徹底してやる…それがアラシステムの理念なんだから」

「ホント、口から生まれたかのようになんでもないことをあたかもそれっぽく言いやがりますね。ちなみに、その押し順にこだわろうと思った理由なんかはあるんですか?」

「中→右→左だと、BARがテンパイした時点で全てBAR揃い2確になるんですよね。アタクシは2確目大好きっ子ですから、中第1ナビ時は積極的にソレを狙いに行く。対して右第1ナビの時は、逆に期待感を最後まで引っ張る楽しみを味わいたいから、右→左→中の押し順を選択する。右リール上段BAR停止時に中リールを先に押すと、中→右→左の押し順と同じく、2リールで結果が分かっちゃうからね。ただ、やじきた乙の秀逸なところは、右→左→中と押しても、左リールに2連BARor赤7を狙えば、狙って2確目を出すことも出来るんですよ(2連BARor下段箱チェリー停止で2確)。だから、たまに狙って2確目を楽しんだりもできる。まあコレは、中→左→右と押した場合も同様なんですけどね。ただ、アタクシ的には逆ハサミ時のほうが、2確目が美しく見えるので、ループする押し順は前述した通りと相成りました」

「長々とありがとうございます(苦笑)。嵐さんってホント、パチスロの出目に対しては独特なこだわりを持ってますよね」

「どれだけ液晶や演出が進化しようとも、パチスロの主役であり華はやっぱり出目だと思ってますからな。止めて気持ちイイ出目を有する台は無条件で好きになっちゃうね。それこそ、ビーマなんてその最たるモノだよね」

「まあ僕も、美しいリーチ目は大好きですけどね」

「そんな感じでやじきた乙のゲーム性に惚れこんでいるアタクシですが…やじきた乙を好きな理由がもう1つありまして、それが"設定看破材料の豊富さ"なんですよね」

「豊富…と言っても、解析情報はまだほとんど出ていませんよね?」

「そうだね。現状で分かっているのはボーナス・AT出現率と弱チェリー確率ぐらいで、それ以外は全部実戦値を頼りに…という感じになってはしまいますが、それでも設定の高低ぐらいは十分に見えてくると思っております。アタクシの実戦感覚的には」

「ちなみに、どういった部分に注目して設定を推測しているんですか?」

「まず、確率が解析値として判明している弱チェリーは必ずカウント。ユニメモにアクセスしてプレイすれば総ゲーム数を一発で算出してくれるし、サンプルが採りやすい要素だから重宝しますね。高設定を期待する出現率の目安としては1/80以上。1/70台を安定して推移するような台を粘っていきたいところですね」

「なるほど。他には?」

「ハズレ・リプレイ3連・スイカからの短縮当選率もしっかりチェックしてますね。こちらは通常時限定の設定推測要素となるので、弱チェリーほどサンプルは採れませんが…設定の高低を見抜くうえでは、弱チェリーよりも大事な要素になるとアタクシ的には考えてます」

「それぞれの目安はどれくらいですか?」

「解析値が出ていないので微妙なところですが…リプレイ3連については1/2(当選率)がボーダーラインと考えています。それを安定して下回っちゃうような台は、低設定の可能性が高まると考えてヤメを意識しますね。スイカについては1/5(当選率)以上で短縮に当選するようなら高設定に期待してます。ハズレについては出現率でチェックして、通常時の総消化ゲーム数に対して、当選回数が1/300を上回るようなら高設定に期待。まあ、短縮抽選に関しては当選をハッキリと見抜けないケースも存在するので、その辺りが難しいところではありますが…」

「そうですね。リプレイが4連以上しちゃったり、短縮当選後の前兆中や告知演出中に契機役が成立しちゃった場合も、見抜くのが難しくなりますもんね」

「そうなんです。あとは、関所チャレンジ終了直後の短縮告知発生時も注意が必要ですね。短縮抽選で残り10里に到達した場合、そこで余った短縮分があれば関所チャレンジ終了後に持ち越されて短縮距離が告知されるワケですけども、注意すべきはコレをハズレでの短縮と勘違いしないことですね。実戦上では、おそらく告知が170里台の前半まで引っ張られたであろうケースも確認しておりますので、170里台で発生した謎短縮(契機不明の短縮告知。本来ならばハズレでの短縮が濃厚となる)は、サンプルから除外したほうが無難でしょう」

「たしかに、しばらく経ってから告知された場合は、ハズレでの短縮と混同してしまいそうですね。僕も打つ際には注意しておきます」

「あとは、関所チャレンジからのAT当選率にも注目ですね。必勝本では1/3以上で当選すれば高設定に期待…としてますが、アタクシの実戦感覚的にもそれぐらいが妥当なボーダーラインだと思います」

「こうやって見てみると…たしかに設定看破要素は豊富ですね。立ち回り甲斐がありそうです」

「そうなんですよ! いまは導入されたばかりで、状況が割と良いホールも探せばあると思いますから、ぜひ今回の内容を参考にして頂いて、やじきた乙の稀有なゲーム性を読者の皆様にも堪能して頂きたいですね。あとは…」

「あとは?」

「一見むさ苦しい台ですが、AT中や超やじきたボーナス中は巨乳で可愛い女子がいっぱい出てくるから、めっちゃ目の保養にもなるんですわ♪」

「結局はソコかいっ!」

「アタクシ的には、キタさんの好みとは真逆になりますけども、AT中に出てくるメガネ×巨乳×髪の毛アップな女子が推しメンです!」

「知らんがな」