諦めなければ必ず出来る!
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「いや~、獣王が面白いねぇ」

担当編集・しゃっく(以下、し)「最近のお気に入りは獣王ですか」

「そうなんですよ。久しぶりに設定看破し甲斐があって、かつ"技術介入性"の高い台に巡り会えて…アタクシのパチスロ打ちの本能は日々ギンギンに刺激されまくりですよ♪」

「技術介入性が高い…ですか? そんなに目押しが重要な台でしたっけ?」

「普通に打ってたら、せいぜいチェリーを取りこぼさないように打つ…程度の目押しぐらいしか必要はないけど、通常時にベルリプレイBをカウントしようとするなら、毎ゲーム左リールは2コマ目押しが必須になるからね。技術介入性は相当高いと考えていいでしょう」

「そうか。ベルリプレイBを正確に見抜くためには下のゾウ絵柄を上~中段に狙わないといけないんですね」

「そう。それをどれだけ消化速度を落とさずに正確に行ない続けられるか…に心を砕きながら通常時を消化している時間が最高に好きなんですよね、アタクシは」

「へぇ~。そういう理由で獣王を好きだという人は、なかなかいないと思いますよ」

「ちょっと前の機種を例に出すと"喰霊零"の中押し手順もそうだったけど、目押しで設定看破に差が付くというのは、5号機時代に生まれた新しい技術介入要素だと思うんだよね。出玉にダイレクトに差が生まれてくる4号機時代の技術介入要素も好きだけど、アタクシとしてはコッチのほうが好みですな。やっぱりパチスロは、設定を看破している時間が最も楽しいし、燃えるしね」

「なるほど」

「アニマルボーナスを揃える時の"白7・リプレイ・白7"のビタ押しもやり甲斐満点だしね。こんな感じで目押しをする興奮と喜びが味わえる機種に出会えると…パチスロを打っててよかったな、目押しを練習してきてよかったな、と心から思うよ」

「嵐さんは、顔に似合わず割と目押しが達者なほうですもんね」

「顔は関係ないけどね」

「僕なんかイケメンのくせに、未だにビタ押しとかは苦手ですから…正直羨ましいですよ」

「キミは断じてイケメンじゃないけどね。ちなみに俺も最初は目押しが超苦手だったんだよ?」

「そうなんですか?」

「うん。最初はボーナス絵柄すらも見えなかったし、努力して努力してようやく色目押しが出来るようにはなったけど…直視が出来るようになるまではずいぶんと時間が掛かりました」

「直視って努力すれば出来るようになるもんなんですか!? 出来る人は最初から出来るものじゃないんですか?」

「そういう方もいらっしゃるみたいだけど…大半は努力して身に付けてるんじゃないかな?」

「全くできるイメージが湧かないんですけど…。どうやって練習したんですか?」

「多分だけど、目安となる絵柄の色だったり、リールからはみ出て見えるボーナス絵柄の出っ張りだったり…を目で追い続けていると、ある日突然できるようになるんだよ。少なくともアタシはそうでした」

「本当ですか?」

「もちろん、ただボーッと眺めてるだけではダメだと思うよ? 一所懸命に目を上下に動かして、なんとか見ようとし続けていると…ある日突然、目がスムーズに動き出すんです。そうなればもう勝ちだね」

「い、意識せずに動くようになるんですか?」

「いや、無意識に動かせるのは、それこそ生まれつき直視が出来る方だけだと思うよ? アタシらレベルだと、ちょっと意識すると視界がある程度クリアになるって感じのイメージだね。だから、全てがハッキリと見えるワケじゃないし、ハッキリ見える時と見えない時が一定リズムで交互に訪れる感じです」

「そうなんですね。直視が出来る方は、皆さんリールが止まって見えるもんだと思ってました」

「多分違うと思うよ? まあ、アタシの直視センスがないだけかもしれないけど(苦笑)」

「へぇ~。その程度に見えるぐらいでも十分なら、なんだか僕にでも出来るような気がしてきました」

「ビタ押しは、絵柄が見えるうんぬんより、リールを止めるタイミングを正確に取れるかどうかのほうが重要だからね。あと、目押し向上において大切なのは、とにかく根気。努力を途中で諦めないことだよ。諦めずにリールを凝視し続ければ、必ずこの程度の直視は出来るようになるハズだから!」

「頑張ってみます」

「リプレイやベルなど、どんな絵柄でも狙って自分で止められるようになった時の喜びはひとしおだからね。その喜びを堪能せずにいるなんて、パチスロ打ちとして本当にもったいないことだし…ぜひ諦めずに努力し続けて欲しいです。…って、こういう話は以前にもしたことがあるような気がするんだけど」

「え? そう…でしたっけ? すいません、全く覚えてないです」

「俺との会話にももう少し興味を持って、内容を忘れずにいる努力も怠らずにしていって欲しいもんですな(苦笑)」