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- あさってに向かって打て! (嵐)
閉店前検証レポート5「改めて」
―PM9:35―
今回、調査実戦の舞台に選んだホールはPM10:40に閉店。というワケで、いつもより5分早めに閉店前実戦をスタート。
前回、よもやのSINを射止めるという僥倖から、狂戦士モードに突入したアタクシは…人生初のプレミアムGZまで経験する暴れっぷりを見せ、+27.5Kの大勝!
これにより、始める前には200K負けすら想定されていたこの調査実戦全7戦を、よもやのトータル収支プラスで終えられることも夢ではなくなって参りました。
こんなことってあるんですね! パチスロって…夢あるわ! ざまーみろっ、しゃっく!
これまでの経過を振り返るだけで、色んな感情が湧いてはアタクシの心を満たしていきますが…なにはともあれ、大事なのは今回のこの一戦! 前回の余勢を駆って、2連勝なるか!? なればガチで奇跡のプラスがほの見えるっ! 絶対に負けられない戦いが…ここにはあるっ!(川平慈英風に)
さて、そんな気合十分勉強十五分なアタクシが、今回選んだのは

(C)UNIVERSAL ENTERTAINMENT
やっぱり湖ステージ滞在の台。少しでも上位モードの期待が持てそうな台を打とう…という、この企画ではもうお馴染みの戦術ですね。
しかし、今回は狙い通りにチャンスモード濃厚…とはいかず、3K使ったところで脱兎のごとく遁走。
そして、いままさにコインを流してヤメていった台が…

(C)UNIVERSAL ENTERTAINMENT
湖ステージ滞在中だったので、いずれにせよコッチのほうがいいだろう…とすぐさま台移動を敢行いたしました(PM9:40)
―PM9:51―
2台目も、チャンスモード滞在の可能性は微妙な演出挙動でしたが…とりあえず他に湖ステージの台もなかったので、そのまま打ち続けることに。
さしたる見せ場もないまま、さすがはゼウス様やで! と感嘆する(皮肉る)ような速度で、英世先生がサンドに滑り込んでいく(すでにトータル9K投資)。
…
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しかしっ! 今回もほどなくして、またもや最大の濡れ…もとい、見せ場が、不意にやってきたんですっ!!

(C)UNIVERSAL ENTERTAINMENT
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おいっ! これのドコが見せ場なんだよ? 普通に荒れ野が映し出されてるだけじゃねえか!
そんな鋭いツッコミが方々から聞こえてきそうですが…
…
…
実はね、コレ、引いちゃってるんです。
スローなセブンを引いちゃってるんです。
レバーONでいきなり「ドゥガゴン!」ってリールがスロー回転し始めちゃったんです。
…いやいや、ホントですって! マジで引いたんですってば! なんなら、証拠をお見せしましょうか?

(C)UNIVERSAL ENTERTAINMENT
ほらね! お2確さん降臨でしょ? 四角い話もまぁ~るく収まったでしょ?
「それは笑福亭仁鶴やろっ!」
そんな鋭いツッコミが聞こえてくる…か、どうかは分かりませんが(笑)、兎にも角にも大チャンス降臨でおま!
…まあ残念ながら、押し順ナビはナシ、さらにはEG突入も出目から否定されちゃってますが、それでも十分すぎるほどの僥倖に恵まれたワケなんです! コレがきっかけで、アノ狂戦士モードに突入する可能性も十分に考えられる!
リールがスロー回転し始めた瞬間は、ガチで涙が出そうになりましたね。だってアタクシ、この日の昼間、某闘魂全開系機種で人生最高負け額を記録したばかりだったんですもの。
「こんな日に…なんでこんな酷すぎる実戦をしなきゃいけないの?(泣)」と、滲んだ目でお月さんを見上げながら調査実戦へと足を運んできたばかりですもの。
よぉぉぉぉぉぉぉぉっしゃ! 狂戦士モードで、昼間の負け分を取り返すんダァーッ!(それは無理)
思わぬ僥倖に、夕方あたりからずっと続いていた胃痛もようやく和らぎ、背筋を伸ばして意気揚々とGGを消化し始めたアタクシ・嵐。もちろん、最初の数ゲーム間は50%のループストックを意識して、やさシステム零式で慎重に消化!
実はアタクシ、対ゼウスで最も得意とするのが、この赤7によるループストックなんです(…と言っても、オカルト全開、なんの根拠もありません)。
これまでに、最高で9個のストックに成功したことがあるだけに、この日も連チャンに期待を込めて、左手の薬指でレバーをやさしく押し込みました。
―PM9:55―
GG突入後も、溢れんばかりのヒキを発揮するアタクシ・嵐。GG突入後43Gには、中段黄7先輩から…

(C)UNIVERSAL ENTERTAINMENT
20Gの上乗せ!
そのままストックも乗せ…とはならなかったものの、GG終了間際の117G目にも、中段黄7から10Gの上乗せに成功! 計130GのGGを消化し、1回目のGZを迎える。
もちろん連チャンに期待しつつ、1G1Gをねぶるように消化。でもこのGZ中にストックは…
…
…
いませんでしたっ、いませんでしたっ、いませんでしたっ、いませんでしたっ!
僕はナニを思えばいいんでしょうね。ナニが「赤7のループストックは得意ですから!」なんでしょうね。
GZ8G目、あっさりと停止した黄7こぼし目を見た瞬間にもガチで涙が出そうになったことは、ココだけの話にしておいてください。
―PM10:11―
でも中段黄7を2回も引いたんだから、よしんば天国に上がってたりするんじゃね?
そう自分を鼓舞し、神殿ステージを消化するアタクシでしたが…液晶出目は天国どころか、お世辞にもチャンスモードとすら言えない状況。
全てを諦めかけたアタクシでしたが…狂戦士モード潜伏を匂わすような出来事が、突然この身に舞い降りたのです!

(C)UNIVERSAL ENTERTAINMENT
うおおおおおお! ココで黄7を4連させることができれば、ここからの逆転の可能性も十分にありんすっ!
優しい黄7の払い出し音とともに、思わず体が爆発しそうになるほどのアドレナリンがアタクシの脳髄を駆け巡る。でもこういう時こそ冷静に…アレだ、アレしかないっ! 俺の右脳よ…いまこそ燃え上がれっ!
そしてアタクシは、右脳と神経が直結していると言われる左手の薬指をそっと押し立て、あらん限りの情熱とやさしさを込めて、そっとレバーを押し込んだ。
…
…
…
この調査実戦を通読されて頂いている読者の皆様なら、結果はもうお分かりですよね?
ええ。
黄7が下段にテンパイするどころか、右上がりにテンパイして、2殺目が停止したのはお察しの通りでございます(泣)。そして、33%のGG抽選を華麗にスルーしたのもお察しの通りでございます(泣)。
―PM10:30―
スローセブンを引いたことなど、もう遠い昔の出来事のように感じる。
あれから何事もなく、ただひたすらに英世先生をサンドに滑り込ませ続けてきたアタクシ・嵐。閉店まであとわずかとなり、今回の調査実戦は完全に消化ゲームと化した。
「ちょうど1時間経つし、PM10:35になったらヤメよう」
そう思いつつ、デスしたフィッシュのような目でレバーを叩き続けるアタクシ・嵐。そんなシジマを、感じ慣れたバイヴが不意に引き裂いたのはPM10:33。

(C)UNIVERSAL ENTERTAINMENT
やめてくれ…もうそっとしておいてくれ。
人生で1番負けた日の、こんな時間にPGGを引きでもしたら…もしかしたら俺は金輪際、レバーを叩くことをヤメてしまうかもしれない。
…カミよ。もしソコに居るなら、俺のことはもう放っておいてくれっっ!
…
…
…
放っておいてくれました。揃ったのは、いつもの右上がり黄7(安堵)。
さすがのカミ様も、そこまで底意地が悪くはなかったようです
。でも、右上がり黄7を引いたお陰で即ヤメできず、総投資は20Kにまで膨れ上がる…スローセブンを引いたのに20K負けって(苦笑)。
この実戦の厳しさを、改めて痛感した第5回目の調査実戦でした。