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- あさってに向かって打て! (嵐)
閉店前検証レポート1「どげんかせんといかん」
4月某日。遂に火蓋を切ることとなった、ゼウスによる「閉店1時間前ヒキ強説」と「PGG高確説」の同時検証。
―PM9:40―
閉店を約1時間後に控え、すでに「兵どもが夢の跡」と化した(=誰もいない)黄色いシマへ足を踏み入れたアタクシは、空き台の中から吟味に吟味を重ね…総回転数(通常時のみ)1926G、総GG回数16回、321Gで空いていた台に、意を決して着座いたしました。
この台、データ表示器で全16回の大当たり履歴を1回ずつ追ってみると…初当たりも軽く、ループストックや天国ループと思われる連チャンも確認できる。この台なら、割と早い時間帯に初当たりが引けるかもしれない。
そしてよしんば連チャンに繋がれば、悲しいかな取りきれない事態を迎えたとしても…少なくとも収支はプラスで終われるかもしれない。一応ステージも湖だし、もしかしたら通常B以上に滞在してるかもしれない。
そんな薄っぺらな希望的観測を総動員して心の拠り所とし、本能的に躊躇を見せる右手を無理やり前へと押し出してサンドに諭吉をブチ込み、いざ実戦を開始いたしました。
すると、打ち始め直後から、液晶に奇数ケツテンパイが頻出。もしかしたら…通常Bどころか、チャンスモードにいる!? こりゃ思わぬ拾いモノをしたかも…と、内心ドキドキしていると
(C)UNIVERSAL ENTERTAINMENT
液晶チャンス目であるヨロイが降臨!
もしかして…
もしかしてっ…!
…しかし、やっぱりゼウスのガードは、まさに鎧のごとく堅牢でした(苦笑)。
その後30G回すも、箸にも棒にかからずあっさりスルー。それどころか、モードも明らかに通常Aに落ちたんじゃね? というぐらいに、液晶演出もピタッと止む始末。…やはりゼウス様は、そうそう一筋縄ではいかないようですな。
―PM9:58―
2度目のチャンスは、アポロンの竪琴とともに突然我が身に舞い降りた。
(C)UNIVERSAL ENTERTAINMENT
リプレイ3連後、左手の薬指をそっと押し立ててたアタクシは、目一杯のやさしさを込めて、その指でそっとレバーを下に押し込んだ。
―――やさシステム零式。
順押しでリプレイが右下がりにテンパイ(言わずと知れた、黄7成立2確目です)したことで、改めてその眉唾ぶりを確認したアタクシは、自分を平手打ちしたい衝動をグッとこらえて、改めてポーカーフェイスでブン回しを再開。
…しかし、その数ゲーム後、あっさりとそのポーカーフェイスは崩壊することになる。
(C)UNIVERSAL ENTERTAINMENT
またもや液晶チャンス目が降臨。
「うそっ!? もしかしてさっきのリプ3で当たってた系!? もしかして、ホントにこの台って高設定なのっ!?」
…
…
もうね、大概にして欲しい。嫌がらせでチャンス目を出すのは、本当にヤメて欲しい。30G後、またもや箸にも棒にもかからなかったこの台を平手打ちしたい衝動をグッとこらえて、ポーカーフェイスを無理やり作り直したアタクシは、改めてブン回しを再開。
前略、ゼウス様。
どうせ当たらないなら、どうか僕のことはそっとしておいてやってください。
―PM10:12―
レバーON炎演出から…
(C)UNIVERSAL ENTERTAINMENT
ようやく、チャンスらしいチャンスがやって参りました! すると、すぐさま…
(C)UNIVERSAL ENTERTAINMENT
天国に一番近い神殿へと直行!
まだ間に合うっ! この時間なら、連チャンしても取りきれるっ!
嵐・心の声「あたれあたれあたれあたれあたれあたれあたれあたれあたれあたれぇぇぇぇぇ!」
その張り裂けんばかりの想いは!
…たったの16Gで湖の底へと突き落とされたのは、ココだけの話です(泣)。
―PM10:22―
ゼウス打ちにとって、赤扉はまさに「ヘヴンズゲート」。たちまち血が沸騰する、灼アツ演出であるのは周知の事実。
だから、どんな時でもウェルカム! なんだったら、毎ゲーム扉が閉まっちゃってもいいんだぜ?
…そう思って、常に一打一打ゼウスと向き合ってきたアタクシでしたが…その考えが大いなる過ちであったことに、この時初めて気付かされたんです。
(C)UNIVERSAL ENTERTAINMENT
この瞬間、アタクシの心の中に大音声でこだました叫びは
「やめろぉぉぉぉぉぉおおおおおおお!!」
以外の何物でもありませんでしたから。
ココでPGGでも揃おうものなら、アタクシの胸の内に一生消えない傷が深く残されるのは疑いようもない事実。
なんでこんなマンガみたいなことが現実に起きるの? 後日改めて、時間のある時に、閉まってくれればいいじゃない!?
だからこそ…
(C)UNIVERSAL ENTERTAINMENT
いつもなら、最も忌むべきこの1枚役2確目が停止した際に、人目も憚らず「ヨシッ!」叫んでしまったのも、ココだけの話にしておいてください。
あっぶね! マジあっぶね!
灼アツ演出がハズれて、こんなにも嬉しかったのは、もちろん人生初の体験です(苦笑)。
―PM10:39―
赤扉降臨という、最大の危機を乗り越えたアタクシでしたが…笑いの神様は、最後の最後にキッチリとご降臨なさいました。
(C)UNIVERSAL ENTERTAINMENT
…
…
ねぇ、なんで?
なんでこのタイミングでリプレイが4連するの?
リプレイが2連した時に、あれだけ「来ないでっ!」って心の中で懇願したのに、どうして演出ナシであっさりと揃っちゃうワケ?
いつもはお願いしようが、おしぼりで台を拭いて媚びようが、全くもって揃ってくれないリプレイ。それがどうしてこんな時に限って、こんなにも簡単に揃ってしまうの? そして…どうしてこんな時に限って、やたらと前兆が長いの?
その後は、右手が千切れるような勢いでブン回しましたが…
(C)UNIVERSAL ENTERTAINMENT
GGを42G消化したところで、あえなく閉店のお時間がやって参りました(泣)。
そして流した枚数はコレ。
投資34K、交換3Kの31K負けでフィニッシュです。
もしこんな悲劇が、あと6回の実戦全てで起きてしまったら
…
…
…
…
俺、この実戦の調査費だけで、210K近くも負けるってこと?
………どげんかせんといかん。
どげんかせんといかんね、この現状は。