思い出のギフト(みーちゃん。)
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※2025年4月29日~2025年5月5日更新のコラムは『思い出のギフト』という共通テーマになっています


コラムをご覧の皆さま、こんにちは! 必勝本関西編集室の「みーちゃん。」です! 2日連続で失礼します。

今回はゴールデンウィークの共通テーマコラム『思い出のギフト』について書きたいと思います。


私の記憶にある初めて誰かにあげたプレゼントは、ベタ中のベタですが「手作りのマフラー」です。そのお相手はお父さん…ではなく、初めての彼氏です(笑)。

中学生のときに初めて彼氏ができたのですが、当時、ウブだった私はみんなに内緒で付き合っていました。

彼はサッカー部で、私は水泳部。夏以外は筋トレ以外することがなかったので、放課後の練習をこっそり覗いたり、お休みに堤防をデートしたり、めちゃくちゃ青春しておりました。


付き合って数ケ月たった頃に、12月のビッグイベントであるクリスマスが近づいてきて、確か彼の誕生日も12月。

私は"何か贈り物がしたい"と、お母さんに相談したところ(お父さんには彼のことは内緒)、そのプレゼント案が「手作りのマフラー」でした。


お母さんは洋裁学校に通っていたこともあり、かなりの得意分野。私もその手先の器用さが遺伝…することはなく、不器用日本代表レベルでした。

正直、できる自信なんてまったくなかったけれど、大好きな彼氏のために頑張ろうと決意しました。

期限は1ケ月半。

でも私は、夏休みの宿題とかも終わる2日前とかにしか取りかかれないタイプで、「余裕あるな?」って思っていたんですけど、気がつけばクリスマスまで2週間ほど。

そこから、お母さんとの必死の共同作業。まず、そのとき選んだ色が真っ赤な毛糸です。今思うと、なぜ無難な黒とかにしなかったのだろう?

で、編んでいたマフラーは、やっぱり不器用さを発揮して穴だらけ。でも、穴ができるたびにお母さんが直してくれました。

最終的にギリギリのクリスマスイブイブに出来上がったマフラーは、母が7割、娘が3割くらいの仕上がりでしたね。


そのマフラーは、当時の彼がすごく喜んでくれて愛用してくれました。


そして、春を迎える頃に彼とお別れをしました。なんか知らんけど、振られました(怒)!

お母さんと一生懸命作ったマフラーを、持っていてもらいたくなかったので、すぐに捨ててもらいましたね(笑)。

甘酸っぱい思い出やからこそ、鮮明に覚えてたのかも。せつなーい。


今、私は来店のお仕事をさせていただいて、たくさんのギフトをいただいています。

お手紙やプレゼント、全部を大切に保管しています(食べ物やお酒はすぐになくなってますが)。物だけじゃなく、たくさんの応援も皆さんからの大事な大事なギフトです。

本当にいつもありがとうございます! きっと、ずっと先の未来で、素敵な思い出のギフトになっていると思います。

皆さんは、心に残る「思い出のギフト」はありますか? また、お会いできたときに聞かせてくれたら嬉しいな!

ではでは。