短ペラー
  1. TOP
  2. マコトの街道記
  3. 短ペラー


昨今のパチスロは荒い。とにかく荒い。出玉の起伏が激しい機種を好んで打たない俺ですらそう感じているんだから、荒い機種をメインで打っている人の収支ってどんなことになっているんだろう、と思ってしまう。

とはいえ、荒いのが「悪」だとは思っていない。跳ねる可能性がある機種っていうのは絶対に必要だし、いつだってそういう機械がパチスロ界を救ってきたと思っている。


問題なのは、高設定を打っても高設定然とした反応をしてくれないことであり、高設定を打っても勝率が低いこと。そう、パチスロが勝てなすぎたのよ。

高設定を打っても有利区間を切れないと上っぽい部分がなくて憤死。高設定を打てる機会なんて早々ないのに、そんなことが多くてストレスが溜まる日々を過ごしていたんだけど、すべては過去形。

なんと4月に入ってからパチスロの成績が好調なんです。もちろん、高設定を打って勝つこともあるんだけど、低設定だと判断してヤメる際に浮いていたり、トントンまで戻しているケースがめちゃくちゃ増えまして。パチスロめちゃくちゃ面白いシーズンが到来しているんですよ。


あるときは、『スマスロスーパーブラックジャック(以下、SBJ)』でスーパーストックタイムをきっかけに5000枚出してみたり、


あるときは、アレほど引けなかった『A-SLOT+ ディスクアップ ULTRAREMIX(以下、ディスクアップUR)』でBIGを確率以上に引いてみたり、


転落する気配のないジョーカーモードで6000枚超の出玉を獲得してみたり、


ディスクアップURで自身初のダンスタイムリミックスを引いてみたり、


『L 東京喰種』で、ロングフリーズからエンディングに到達してみたり。


久しぶりにウッキウキでパチスロと接しているんだけど、こうなってくるといわゆる何を打っても勝てる「エンペラー状態」ってやつじゃね? って勘ぐったりする。

だけど、ちゃんと負けるときは負けているんです。BIGを確率以上に引けたディスクアップURを打った直後に、『スマスロ バイオハザード5』のCZ成功率が1/9だったこともあったし、SBJで6000枚出した直後にノーマルタイプを乱れ打ったら3万円でREGを2回しか引けなかったり。

でも、負けた直後はきっちり勝つんですよ。なんならそこから連勝するんです。


そこで感じたんですよ。アレ、これもしかして引き戻してるんじゃね? って。エンペラー状態を引き戻してるんじゃね? ってね。

すべてはオカルトかもしれない。でも、長いことパチスロを打っているとそういう経験って誰もがするじゃないですか。きっと俺は、今短いエンペラー状態、通称『短ペラー』を結構な頻度で引き戻しているんだと。

そう考えたらポジティブにパチスロと向き合えるようになりましてね。ちょっと展開が悪くて負ける日があったとしても、翌日には短ペラーを引き戻して勝てるんじゃないかなって思えるから。

とはいえ、無茶な立ち回りはしませんけどね。基本は高設定を狙って、低設定だと思ったらスパッとヤメる。ここはいつも通り。普段のパチスロが楽しくなるスパイスとして、この短ペラー状態と上手いこと付き合っていこうと思います。

お願いだからあと10年ぐらいこの状態が続きますように!