リスペクト
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先日、異例の仕事をしてきた。サミーにお邪魔して『A-SLOT+ ディスクアップ ULTRAREMIX』の開発者さんにインタビューをさせてもらった。

まぁ、ここまではよくある話。ここ何年かこの手の記事を書かせてもらうことがちょこちょこあるんだけど、サミーさんは本当にフランク。良い意味でフランク。

新台の試打をしていても開発の方が顔を出してくれることがあったり、なんならホールでお見かけすることだってある。ってか、優良店でちゃんと立ち回っている印象もあるね。


そう、インタビューの話だった。では、何が異例かと言うと、なんとその現場に山佐の『パチスロハイパーラッシュ』開発者さんもいたのである。まさかの合同インタビューってやつ。会社同士仲が良いは知っていたけど、そんなことまでやっちゃうの?

いや、開発って絶対に知られたくない部分じゃん。きっと、パチスロメーカーの中枢じゃん。

それなのに、ディスクとハイパラという似た要素がある機械の開発者を集めてインタビューしたら面白そうじゃないですか? という手を出してはイケない禁忌的な部分だけど、めちゃくちゃソソられることをさも平然と提案してくるサミーって会社はやっぱりスゴい。それに乗っかれる山佐って会社も本当にスゴい。


そんなの絶対に面白いに決まってるじゃん! まぁ、事実面白かったし、深い話のオンパレードだった。もちろん、ここで詳細は書けないけれど、擬似ボーナスメインのリーチ目マシンが好きな人は必見。

どんな経緯でディスクとハイパラができたとか、開発するうえでどこが大変だったとか、結構なボリュームで書いているので、公開されたら読んで下さい。俺のX(旧Twitter)をちょこちょこチェックしてもらえたらその内、告知しているので。


ライバル同士が手の内をある程度見せ合うような気がする、想像したらちょっとピリっとしそうな現場だったけど、そんな空気感は一切ナシ。終始、和やかに話が進んでいったし、お互いがお互いのことをリスペクトしているからか、ずっと褒め称えておりました。

そんなほっこりする、それでいてパチスロ史上初であろう他メーカーの開発者同士が対談している場に居合わせられるなんて、パチスロライター冥利に尽きるなと思いました。もうこんなことは、この先ないかもしれないんだから。

本当に良い経験をさせて頂きました。この場を借りて厚くお礼申し上げます。


もう2度とないことかもしれないけれど、ほかのメーカー同士でも似たようなことが今後あればパチスロはもっと進化するんじゃないか、そんなことを感じた1日でもありました。