ホールに行く際は必ず「耳栓」を持っていく。基本的に耳栓ナシではパチスロを打たない…いや、打てないと言ったほうが適切か。もう十何年も前からそんな体になってしまった。
耳栓ナシではパチスロを打てなくなったきっかけは、皆さんご存知『格闘激戦区』のせい。

うむ、今見てもカッコイイ。2006年の10月に登場した格闘激戦区は当時、プチブームだった完走型RTを搭載したボーナス+RT機。
ほかと一線を画するリール配列だったり、格ゲー要素を盛り込んだゲーム性が面白くてちょこちょこ打っていたんだけど、この台はどうにも音量がデカかった。
特に、リールの停止音が脳に響く系の音で、ちょっと打つと頭痛を引き起こすレベル。今みたいにボリューム設定機能なんて搭載されていないから、打ち手が任意で音量を変えるなんてことはできやしない。
店員さんに頼めばマスターボリュームをイジってくれた可能性はあるけれど、通っているホールであまり目立ちたくなかったし、こちらで対処する方法だってある。
というわけで、初めて耳栓をしてパチスロを打ってみたんだけど、それはそれは快適そのもの。今でこそホールの音ってそこまで大きくないように感じるけど、当時は店内BGMが超ボリュームだし、台の音だってそこそこ大きかった。
調節できる術がないからそこまで意識しなかっただけで、耳栓を覚えてしまったらそれナシではホールに行けない体に。
ここまで耳栓必須なパチスロ人生を過ごしてきたんだけど、去年の年末に耳の中がただれてしまい耳栓をしたくてもできない時間がちょっとあったんだけど、その間の実戦がなかなかにキツかった。
先述した通り、ホールのBGMは昔より抑えめな気がするんだけど、パチスロのデフォルト音量ってとんでもなく大きい。耳栓をしていればまだ耐えられたのかもしれないが、耳の状態的に耳栓をすることもできず。
かといって、打っている人に「ボリュームを下げてもらってもいいですか?」と、お願いするのも違う気がする。本音を言えば下げてほしいけど、台そのものに搭載されている機能を使っているだけだから隣人を責めるのもおかしな話。
ツラいのであればこちらが移動する…という選択をとるのが無難だと思う。でも、自分が打っている台が高設定だった場合は、移動するわけにもいかない。
このときは、別段高設定っぽさを感じない台を打っていたから移動したけど、高設定であればヤメるにヤメられないという状況に陥っていた。パチスロを打つ環境の重要性を感じつつも、何故俺は必要以上に耳掻きをしてしまったんだろう…と悔やんでしまった。
耳鼻科に行ったら耳がただれた原因は耳掻きのヤリすぎって言われてしまってね。耳掃除のヤリすぎは、パチスロを打つ環境を変えてしまいかねないので、皆さんもほどほどに。