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高設定で大敗
「高設定をツモったのに大負け」というワードは近年のパチスロでは珍しくなく、むしろ負け報告がその台の荒さを推し量るステータスになっていたりします。
でもそれはここ2年くらいの話で、それ以前の台は高設定であれば大負けの割合はだいぶ低かった。万枚なんてものがほぼ出ない仕様なので、その分、極端な吸い込みも抑えられていると。
昔の台での大負けは当たり前に起きるものではないので、それを喰らうと精神的なダメージは相当なモノ。スマスロならいざ知らず、なぜこの仕様でこんなに…と。
というわけで、今回はタコ負けの実戦ネタでいきます(笑)。

打った台は『回胴式遊技機グランベルム』。この台は6.5号機にあたるため、6号機初期の頃よりは荒い部類に入りますが、最近のスマスロに比べれば波は穏やか。
まさか、その高設定でこんな悲惨な目に会うとは…。
ではいってみましょう。
実戦DATA(回胴式遊技機グランベルム) | |||
---|---|---|---|
ゲーム数 | 役 | 当選契機 | 備考 |
246 | ボーナス | 規定ゲーム数 | 推定モード…モードA |
52 | ボーナス | CZ | ブラッドムーン状態 |
1 | AT | 3セット継続 | |
237 | ボーナス | 規定ゲーム数 | 推定モード…モードC |
231 | ボーナス | 規定ゲーム数 | 推定モード…モードC |
240 | ボーナス | 規定ゲーム数 | 推定モード…モードC |
240 | ボーナス | 規定ゲーム数 | 推定モード…モードC |
1 | AT | 1セット継続 |
まずはこの台の設定差について軽く触れておくと、設定を見抜くうえで最も重要なのは「ブラッドムーン状態」の移行挙動になります。
内部的にブラッドムーン状態に移行すると通常時の抽選が優遇されるため、単純に初当たり挙動が良くなります。高設定ほどこの状態に移行しやすいと言われていて、滞在を確認できれば高設定期待度がアップすると。
で、そのブラッドムーン状態を朝イチすぐに確認できたことで、早々に粘れる状況が整ったという展開。
低設定でも移行することはあるので、この時点で高設定濃厚とは言えませんが、状態が抜けるまでの間に設定示唆演出から設定の高低程度は見抜けるため、初当たりの軽さを担保した状態でしばらく打てるのはかなりの強みです。
案の定、初当たりは軽くて200Gのゾーンでボーナスがヒットしていましたが、ATに繋げられずやっとこさ当たったATも1セット終了のジリ貧展開。
この時点ですでに嫌な予感はしていて、これは結構ヤラれるかもな…と。
・ ・ |
|||
340 | エピソードボーナス | 規定ゲーム数 | 推定モード…モードB |
1 | AT | 4セット継続 | |
83 | ボーナス | 規定ゲーム数 | 推定モード…モードD |
1 | AT | 1セット継続 | |
243 | ボーナス | 規定ゲーム数 | 推定モード…モードAorD |
1 | AT | 1セット継続 | |
471 | ボーナス | CZ | ブラッドムーン状態転落? |
362 | ボーナス | CZ | |
1 | AT | 1セット継続 | |
649 | ボーナス | CZ | |
133 | ボーナス | 規定ゲーム数 | 推定モード…モードD |
中盤の最初のほうはまだブラッドムーン状態に滞在していて、エピソードボーナスにも当選するなど当たり方は良好でした。
ところが、471Gのボーナス当選から地獄が始まり、初当たりが急激に悪くなってハマリが連発。おそらく、471Gの1つ前のAT終了時にブラッドムーン状態が転落していたと思われます。
ブラッドムーン状態に滞在していないと設定不問で当たりが重くなるので、この間の挙動は設定の高低であまり差が現れないと思っています。なので、再びブラッドムーン状態に移行させられるかが、勝敗を分けるポイントになりますね。
なお、設定示唆についてはこの辺りでAT終了画面の設定4以上確定画面を確認していました。
設定示唆が弱ければブラッドムーン状態の転落と同時にヤメるつもりでしたが、設定4以上が確定したことでヤメる選択肢はなくなったという流れ。
・ ・ |
|||
656 | ボーナス | 規定ゲーム数 | 推定モード…モードA |
541 | AT | 直撃 | 1セット継続 |
7 | AT | 引き戻し | 1セット継続 |
487 | ボーナス | 規定ゲーム数 | 推定モード…モードA |
1 | AT | 1セット継続 | |
237 | ボーナス | 規定ゲーム数 | 推定モード…モードA |
241 | ボーナス | 規定ゲーム数 | 推定モード…モードC |
1 | AT | 2セット継続 | |
13 | AT | 引き戻し | 7セット継続 |
252 | ボーナス | 規定ゲーム数 | 推定モード…不明 |
150 | ヤメ |
ブラッドムーン状態転落後はえげつないハマリが連発。しかも、ATが6連続で単発…という偉業も重なって投資額はピークで10万円まで膨らみました。
スマスロでも10万投資はそう多くないのに、グランベルムの高設定で大台突破はさすがに堪えましたね。
最後のATで何とか一矢報いたので、10万負けの大惨事は免れましたが、ここ数年の実戦でもトップ3に入るくらいキツい展開だったように思います。
【実戦結果】
投資…100000円
回収…1720枚
差枚…-3280枚
ボーナス・AT初当たり出現率 | |
---|---|
ボーナス初当たり | 1/322.8 |
AT初当たり | 1/557.6 |
挙動的にはとにかく初当たりが重すぎました。ボーナス・AT初当たり出現率のどちらも設定1を大きく下回る数値で、そりゃあこれくらい負けるよなと。
ブラッドムーン状態も朝イチの移行以外では確認できず、設定6の線は薄いでしょう。設定6なら終日を通してブラッドムーン状態に滞在する展開も珍しくないみたいですからね。
設定示唆的には偶数に寄っていたので、おそらく設定4だったんじゃないかなと思っています。

この赤月を朝イチに確認できたときはテンションが上がったんですけどね(赤月=ブラッドムーン状態滞在濃厚)。まさか、それが大敗の始まりになるとは…。
負けるならスマスロで大敗したほうがまだ納得感はありそうですが、結局は負ければどんな内容も同じというか、財布からお金が減る点は同じなので納得できる大負けなんて存在しないんですけどね。
自分は期待値を積んだ~とかで開き直れないタイプの人間なので、大負けしたら素直にイラつくようにしています(笑)。そうでもしないと、パチスロと長く付き合っていくのは難しいですからね。