6号機のATは純増8枚も
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※2018年2月22日公開分です。


皆様こんにちは。

相変わらず出張で全国を飛び回っているfatboyです! …といえば聞こえはいいのですが、実はかなりの腰痛持ちの為、長時間の移動は結構つらいのですよ…。昨年、人生で初めてヘルニアと診断され、足腰にも老いを感じています。

そんな折、知人からゴッドハンドと呼ばれている人の弟子がやっているという整体を勧められ、行ってみました。

そのお弟子さんいわく、右足の痛みは腰の左側からきているとのこと。そしてその箇所を集中的に施術してもらいました。

すると、それまで何日も強烈な痛みに苦しんでいたものが、一瞬で治ったんです!


マジ、ゴッドハンド!


ゴッドハンド(正確にはお弟子さんですが)に治してもらったので、この体でゴッドを打てば、ゴッドinゴッドinゴッドも夢じゃない!

そんなことを思ったのですが、それはさておき、痛みが取れた時の感動は忘れられません。


それ以降、1~3ヶ月に1回のペースでそこの整体に行っているのですが、ほんと助かってます。足のしびれが取れたわけではありませんが、普通に歩ける状態が続いていますので、やっぱりゴッドハンドと呼ばれるだけのことはありますね!(お弟子さんだけど)

皆さんも足腰や肩など、痛みやつらい症状があるときは、ゴッドハンドと呼ばれる方を探しましょう。

レバーの叩き過ぎで腱鞘炎になってしまったハンドも、きっとゴッドハンドがゴッドハンドに変えてくれるかもしれません…。

ということで、今度は手首も診てもらおうかな?


ではでは、今回も質問コーナーに移りますが、内容は先週の続きとなります。ミスリルさん、やっと6号機のお話ができますよ!


【ミスリルさんからの質問(先週と同じ)】
6号機について色々決まったみたいですが、結局どうなったのか素人でも分かるように解説してもらえたら嬉しいです!


【回答】
前回は、〇号機とは何か、どういうタイミングで変わるのか、ということについて解説をしていきました。

そして今回は、今後登場予定の6号機について、お話ししたいと思います。


まず、大きな変更内容を。

●BIGの最大払い出し枚数が480枚→300枚に
●AT・ART機の純増上限2.0枚の撤廃
●有利区間1500G+最大出玉2400枚まで
●保通協出玉試験の変更


このなかで特に注目すべきは、純増2.0枚の撤廃ですかね。簡単に言えば「高純増AT機が作れる!」ということを意味します。

現状では、想定される純増の最大が7枚とか8枚とか言われていますが、実際には6枚程度が多くなるのではないかと予想されています。

純増6枚のAT機…って、すごくないですか? これが実現すれば、旧基準機なんて目じゃなくなりますね!


しかし、当然ながら出玉性能をこれまで以上に抑える規則も同時に制定されているわけです。その大きなポイントがまず2400枚規制。

5.9号機では、純増2.0枚×最大1500G継続の有利区間というものがあったので、実質的な一撃での最大獲得枚数は3000枚程度になります。これが6号機では、純増枚数にかかわらず、2400枚を獲得した時点で初期化されるということになりました。

とはいえ、5.9号機で3000枚獲得して終了というケースはかなり少なく、2000~2500枚取れれば御の字というのが現実だったりします。これを考えると、2400枚規制というのも、それほど大きな問題ではないのかなと。

まぁ、5.9号機と同様に「一撃万枚!」ということは起こらないので、一撃での出玉獲得に夢を見ているヘビーユーザーにとっては、ちょっと寂しいかもしれません。

こうなると、ゴッドシリーズの続編を出すとしたら、どういった仕様になるんだろう? なんていう心配が出てきますよね。6号機の仕様を考えると、「ゴッド揃いで2400枚確定!」ということになるのかもしれませんが、これはこれで良いなぁ~なんて自分は妄想しています。

ただ、そこで問題になってくるのが、「保通協の出玉試験の変更」なんです。


保通協の出玉性能にかかわる規制がより強化されてしまっており、例えば「純増6枚で2400枚確定!」みたいな仕様は、試験に通らなくなっています。

なぜなら、消化ゲーム数ごとに出玉率の下限・上限が決められており、その範囲を超えてしまった場合は、不適合機として市場には出せなくなるからです。

では、その出玉率のルールを見てみましょう。


●400G…33.3~220%(300%)
●1600G…40~150%(新設)
●6000G…50~126%(150%)
●17500G…60~115%(55%~120%)

※()内は旧基準の数値



()内と見比べてもらえば分かるとおり、新基準の試験では下限・上限ともに数値を抑えられたことで、より一層出玉の波がマイルドな機種を作らなければならなくなりました。

特に今回から加えられた1600Gの出玉試験が、各メーカーの悩みの種になっているようです。

仮に純増3枚の台を作ったとして、ある程度まとまったゲーム数を上乗せしてしまうと、1600Gで150%というラインを簡単に超えてしまうんですね。

ということで、やはり瞬発力のある機種を出すのはほぼ不可能なわけです。


しかしながら、ゲーム性という部分では、かなり面白い機械が作れると思います! その理由は…メーカーの開発関係者の方がそう言っていたからです! 根拠になるか分かりませんが。

開発関係者においても今回の6号機仕様は、だいぶ助かったというか、前向きな気持ちになれる内容と捉えているようですので、これはユーザーのみなさんにとっても朗報と言えると思います。


以上のことから、AT・ART機はネガティブな部分よりポジティブな部分の方が多いという感じなのですが、fatboyが大好きなノーマルタイプはどうでしょうか。

ボーナスの払い出し枚数が最大480枚だったものが、300枚へと変更になりました。

「300枚取れるなら、まぁいいのでは?」と、思われる方がいるかもしれませんが、この300枚というのはあくまで「払い出し枚数」の最大値。つまりボーナス中のBET枚数(1Gにつき1~3枚)はカウントされません。

想定できる最大値は、1枚掛けで15枚払い出しの純増280枚となります。さらに出玉試験の出玉率規制を考えると、現実的にはノーマルタイプのBIGは獲得枚数200枚前後がスタンダードになるのかなと。

みなさん、これって、どうですか?

BIG1回で200枚しか取れないノーマルタイプ…。ジャグラーなんかはどうなるのでしょうか? 今から心配で心配でなりません。

しかし、本物ボーナスとARTを組み合わせれば…擬似ボーナスなら…などなど、色々な仕様で300枚を超えるノーマルタイプ(厳密にはノーマルではなくなりますが)が作れるのかなと思います! それが可能なら、あまり心配する必要はないのですが、どうなんでしょうね。


私自身、6号機への期待値はある程度上がってきていますし、逆に面白い機械を作ってくれなければ、業界は終わってしまいます。

そして、設定を調整する立場である私たちは、例えスペックが下がったとしても、しっかりと高設定を使って、パチスロ本来の魅力を伝えていく義務があると思います。

勝ち分は減るかもしれないけど、勝率が上がるならユーザーのみなさんも納得いただけるはず! 楽しい6号機時代にするべく、今から準備をきっちりと進めていきたいと思っています。


ほんとザックリと説明してきましたが、ミスリルさんは6号機時代のイメージを掴めましたでしょうか?

ひと言でまとめると「出玉性能は低下! ゲーム性は幅広くなって面白くなる!」ということです。おそらく。


では続いて、新台の実績データです。

私は常に今川義元ちゃん一択! オリンピアの「乙女マスターズ」になります。


【出玉率(ホール実績値)】
設定1… 97.9%
設定2… 99.5%
設定3…100.7%
設定4…102.9%
設定5…107.8%
設定6…107.3%

【設定使用比率(ホール実績値)】
設定1…62%
設定2…27%
設定3… 4%
設定4… 4%
設定5… 2%
設定6… 1%

※実際に複数のホールで当該機種に使用した設定データを掲載しています



出玉率のバランスで見ると程よいというか、ユーザーにとっては遊びやすい機種と呼べそうです。設定1で97.9%ということですから、初期投資を抑えることができれば、割と持ちコインで遊べるかと。

設定2になると100%近く出ており、等価エリアではやはり設定1がベースとなっています。5.5枚以上の交換枚数であれば、設定3・4も十分使えるレベルなので、ゲーム性を楽しみたいのであれば、非等価エリアをお勧めします。

ただ、毎回書いていることなのですが、導入台数が少ないホールについては、5.5枚以上でも設定配分は厳しめな傾向にあります。なので、私も多めに入れているホール、もしくは新台を大事に使うホールを探して、乙女マスターズを楽しみたいと思っています。

この手の機械を大事に使うホールはあまり多くないのが現実ですが、逆に大事に使ってくれるホールを見つけた時の嬉しさは、格別なものがありますよね。

皆さん、おすすめのホールがありましたら、ぜひ感想コーナーから教えてくださいね!

ではではまた次回。皆様からのご意見、ご質問待ってます!

fatboyでした!


6号機と5.9号機の違い

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