HAPPY BIRTHDAY
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※2016年7月14日公開分です。


本日7月14日は私、スロカイザーの誕生日だ。うむ、17歳(自称)から17歳(自称)になった。ついこの間まで17歳(自称)と思っていたのに、もう17歳(自称)。

「17歳(自称)になったら、あっという間に17歳(自称)になるよ」という話を聞いていたが、気付けば本当に17歳(自称)まで秒読み段階。今年こそは素敵でハッピーな年になってほしいなと、色々な神様に祈りを捧げたいところだ。


皆さんこんにちは、誕生日にろくな想い出がないスロカイザーです。せめて、ロクをツモる想い出ぐらいは欲しいものだ。

さて、今回はコラムの更新日と誕生日がドンピシャなので、いつもとは趣向を変えて自分語り全力投球、スロカイザー史を書き綴っていこうと思う。ただ、如何せん昔の話なので記憶違いで若干事実と異なっているところもあるかもしれないが、そこはご了承いただきたい。


【パチ・スロを始めたキッカケ】
私は友人に「お前はギャンブルで身を亡ぼす」と言われたぐらいの競馬大好きギャンブル狂いだったが、パチ・スロはホールの雰囲気が怖かったので避けていた。バラエティ番組(「DAISUKI!」、「今夜はドル箱」など)の影響でパチンコに興味はあったが、ホールに踏み込む勇気はなかった。

余談になるが、競馬は1日で20万円負けて「私には競馬の才能がない」と悟り、それ以降はほとんどやっていない。


そんな私が打つようになったキッカケは、ズバリ失恋(片思い)。それで自暴自棄になり「もう、どうにでもなれ~」とホールに飛び込んだのだ。

本格的に打ち始めたという意味では、パチスロよりパチンコのほうが先(打っただけなら、パチスロのほうが早い)。最初は内部システムについて何も知らず…例えば、激アツ演出はボーナスが当たったら発生するのではなく激アツ演出が発生したからボーナスに当たったと思っていたぐらいの無知だった。

そして周りに「パチンコは"波"を読めば勝てる」と熱く語る人がいた影響もあってバリバリのオカルト信者でもあった。というか、当時はガチの攻略法と信じていた。

で、当時勤めていた職場の先輩に「パチンコよりパチスロのほうが面白い」と誘われてパチスロも打つようになり、ついでにレバーを叩いたときに抽選が行なわれる…など、ゲームシステムの"いろは"も教わっていく。

その過程で「演出は演出でしかない。結果には影響を及ぼさない、いわゆるデキレース」という事実を知り、今まで演出に一喜一憂していた自分が馬鹿らしく思えた。

さらに今まで信じていた攻略法も攻略法でなかったことを知り、オカルトが大嫌いに。もっと言うと、オカルト発言した人を蔑んで見るようにもなった。

ときどき、ビックリするぐらい演出に無関心な人(ボタンPUSHを無視するなど)や、オカルトを極端に毛嫌いしている人がいるけれど、おそらく私と同じ経験をしたのではないだろうか。


【パチ・スロ引退!?】
今の自分からは想像できないかも知れないが、「パチ・スロは勝てる見込みのある台(よく回る・ゾーン狙いなど)しか打たない」と尖っていた時期が私にもあった。1日中ホール巡りをしてイイ台を探している…そんな頃もあったのだ。

だが、「このままでイイのか!?」と自分の人生に疑問を感じ、パチ・スロの引退を決意するに至る。ちなみに、私が最後の花道にと選んだ機種は『ビガーZ』というストック機。…というか、これは解析値を超えたハマリと連チャンを繰り返す大人の事情が介在する機種である。

当時通っていたホールはリセット傾向の強いところだったのだが、この機種はリセットをかけると高確率で連チャンモードに移行するという特徴があったため、正直、毎日このホールでこの機種を打てば勝利は約束されている。当然ライバルは多くなってしまうので、台を取れればということにはなるが…。


しかし引退当日は無事に台を確保できた。

連チャンしなかったら、そのまま帰宅してパチ・スロとはそれっきり。連チャンしても、ボーナスを取り切ったらそこでパチ・スロとはおさらば。そう決意を固めてレバーを叩いた。


で、結果は…





一撃で1万4000枚。

朝から昼過ぎまでボーナスが止まらなかった。そしてもちろん、こんなに美味しい経験をしてスロットをヤメるほど、私は人間がデキていなかった。


【ライターデビュー】
当サイトの企画「ライター登龍門」を経て、私はライターデビュー。ちょうど『新世紀エヴァンゲリオン』のパチ・スロ化を皮切りにアニメタイアップ機が増加、また萌えスロの台頭が激しい時期だったので、趣味打ちが酷くなって負け組街道一直線。

加えて、パチンコでバトルスペックが登場。私のギャンブル心に火が点き、それで負けがさらに加速していった。

歳を重ねるうちに「パチ・スロは楽しんだもん勝ち」という考えを持つようになり、演出で一喜一憂し、オカルトに対する抵抗もなくなり…というより、率先してオカルト話をするようにもなった。で、現在に至る。


うむ、人に歴史あり…というけれど、私のは価値のない歴史だな。