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ピエロとバニーにさよならを(メガネ)
スペスペ・マジベンと読者さんそっちのけで趣味に走ったので、そろそろ(オジサンなら)誰もが知っているような機種を打とうかな。
そう思って3台目に選んだ機種は…

高砂の2号機「ウィンクル」。
「なんでやねん!」というツッコミがちょっと入りそうだけど、しょうがないんですよ(笑)。マジベンのすぐ近くにあったんで素通りできなかったんです…。
このウィンクル、同社のドリジュニとは異なり、リールのビタ止まりテンパイ(中段以外)がリーチ目となります。よく「壊れたような止まり方」や「急ブレーキがかかったような止まり方」をすればボーナス確定と言われていました。
それから、忘れてはいけないのが「フルーツの集中」。ベル入賞の次ゲームに突入する可能性があり、突入すれば60G間、フルーツ(小役)が高確率で揃う、というものでした(パンクの可能性アリ)。

そんなこんなで打ち出して数ゲーム後、あっさりと赤7が上段に「ビタッ!」とテンパイしてBIG獲得。いやぁ、こりゃ気持ちいい。

さらに中・右リール中段ブドウのチャンス目から…

スイカをゲット。見た目はただのスイカですが、これはREGなんですよ。
それにしても…このシングルボーナスである「?」絵柄がカッコいい。この「?」がプリントされたTシャツがあれば間違いなく買うのに…。

そんなことを考えながら打っているとベルが成立。そしてリール右横のインジケーター(告知ランプの役割も果たしていた)がカチッと光り、小役の集中にも突入!
うん、駆け足だけど、ウィンクルの一通りを味わえた。時間もないので次に行こう。
今度こそ誰もが知っているような機種を打とう、そう思って4台目に選んだ機種は…

ユニバーサルの2号機「リバティベルIV」。
「なんでやねん!」というツッコミがちょっと入りそうだけど、しょうがないんですよ(笑)。ウィンクルのすぐ近くにあったんで素通りできなかったんです…。
かわいいピエロ絵柄も印象的だけど、やっぱりこの台は「5G連チャンVer.」が有名ですかね。BIG終了後、5G目に再びボーナス成立orフルーツの集中に突入する、といったBモノです。
私がこの台に触れた頃には、残念ながらほとんどの台がノーマルに戻っていましたが、赤7の単独テンパイ(例外アリ)というシンプルなリーチ目と、フルーツの集中が微妙なアクセントとなり、ノーマルでも十分に楽しめた機種でした。
そして…この台にもセット打法が存在しました。手順を簡単に説明すると…
[1]2枚掛け(1枚掛けでもOK?)で清算ボタンを押しながらレバーON
[2]ビタ押しで中段以外に7をテンパイさせ、コインを1枚追加
[3]ビタ押しで7を揃える
と、非常に簡単な手順。誰が仕込んだのかはわかりませんが、相当な破壊力ですよね、これだけで7が揃うなんて…。世代的に実際のホールで試したことはありませんが、実践した人は相当な額を手にしたでしょう。
【リバティベルIVセット打法】
さて、リバベルのセット打法を実践→「揃った!(喜)」→セット打法を実践→「揃った!(喜)」…と口を半開きにしてバカみたいに何度も繰り返していた夕暮れ時、小太郎が衝撃的な事実を告げてきた。
「そろそろ時間だよ」と。
マジかぁ…。5時間打ち放題がそろそろ終了らしい。そして帰りの時間もあと2時間程度に迫ってきた。
同年代のオジサンに喜んでもらおうと企画した今回のこのコラムだけど、このままでは休日を利用したただの趣味。
もっと誰もが知る名機を紹介するべきだった、無駄に時間を使いすぎた…。
様々な後悔が頭をよぎる。
「初代ルパンの役モノが動くところが見たい」と無駄に打ったあの時間。
小太郎が必死に美麗のH画像出そうとしているのを、ニヤニヤしながら後ろで見ていたあの時間。
思春期をこじらせ、勢いだけで高校を中退したあの夏の日。
同居する彼女にオ●ニーグッズが見つかり、「ぜ、ぜんぜん気持ちよくなかったから!」とワケのわからない言い訳をしたあの春の日。しばらくして彼女は家を出て行ったっけ…。
人生は後悔だらけだ。
でも時間は戻ってはくれない。
最後は誰もが知る名機を打とう。そう心に決め泣く泣く打ち放題コーナーを後にし、100円で様々な機種が打てるコーナーに移動した。一瞬、初めて見た「マジカルニンジャジライヤ」に心を動かされ、打ち放題を延長しようかとは思ったけれど。
そして…。

ユニバーサルの名機中の名機「クランキーコンドル」に着席。これは(オジサンなら)誰もが知っているだろう。
よし、上段青テンの写真を撮ろう。右下がり青7テンパイ→右リール枠下青7の極上リーチ目は撮れるだろうか。そんなことを考えながら打ち出すと…
当たらねぇ!!
ぜんっぜん当たらない。設定はもちろん「6」だけど、当たらないものは仕方ない。あきらめて今度は山佐の名機「スーパープラネット」に着席。
大好きな菱形ベルのリーチ目が見たい。チェリーが付いてない方の7の中段ハサミテンパイからのベルハズレもいいな。そんなことを考えながら打ち出すと…
当たらねぇ!!
ヤバい。この2機種に小1時間ほど費やしたものの、1枚も写真が撮れていない。遂には帰りの時間まで1時間を切ってしまった。
どうしよう。初代アラジンが打ちたい。いやいや、打ちたいけど今じゃない。
で、最後に座った台が…

オリンピアの「スーパーバニーガール」。
フルーツの集中(5Gor60G)を搭載した2号機で、ズレ目がアツい名機中の名機だ。そして何より1リール確定となる中段チェリーのインパクトと、ボーナス絵柄のカッコよさがパチスロ史上最強クラス。
当たらなかったら台を開けてもらって、無理やりリーチ目を出して写真を撮ろうかな、なんて考えていたら…

あっさり中段チェリーが降臨!!
そして…

「SUPER」のハサミテンパイからBIGをゲット。さらにはBIG直後にフルーツの集中(60G)までゲット。
やっぱりこのBIG絵柄はカッコいいね。最後にスーバニを打ってよかった。
小太郎も書いていたけど、懐かしい機種を打っていると、ホントに当時のことを思い出す。
とてもココでは書けない恥ずかしい出来事や、笑える出来事。
所持金ゼロ、ポケットにコイン3枚しか入ってないのに、1時間近く歩いてモーニング(店側がBIGを仕込んでくれるサービス)を取りに行った、なんて事が何度もあった。2分後には帰路についていたけど(笑)。
あの頃よりはポケットにお金は入っているけど、あの頃よりはパチスロを楽しめなくなったかな。まぁ、あの頃が異常だっただけなんだろうけどね(笑)。
――5/6更新のコラム(小太郎担当)に続く