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長期休養明け(小太郎)
どうも小太郎(牡40)です。
先週の天皇賞春は「平成の盾男」こと武豊騎手が騎乗停止になったこともあり、荒れると予想したものの、2番人気のレインボーラインと1番人気のシュヴァルグランが1・2フィニッシュという堅い結果に。残念ながら予想はハズれたけど、これまでGIの壁に9度も跳ね返されてきたレインボーラインが、10度目の挑戦で悲願のGIタイトルを獲得したドラマチックな結末には感動した。
ただ、このレース後に故障(右脚跛行)が発覚するという悲劇が待っているとは…。この右前脚跛行というのは歩くフォームが通常とは違った状態のことで、主な原因は骨や神経の異常や筋肉痛とされ、病状によっては即引退ということもある怖い状態。
幸いなことに、レインボーラインはすぐに引退という状態ではないとのことだが、念願のGIホースになったレースで故障とか悲し過ぎる…。でも、こういうドラマがあるから競馬は感動を生む。レインボーラインが無事に復帰して、GIレースで2勝目をあげ、奇跡の復活!! というハッピーエンドになることを願いたい。
このような思い入れのある馬や、応援している馬が出走するレースでは馬券を買いたくなるのが人情ってもの。それに加えて、高配当を当てたいという欲も絡むから、競馬の予想は難しい。とはいえ、予想をする以上、的中という結果が求められているのも事実。
この必勝本競馬部が始まり、皐月賞はピタリ的中させたものの、それ以外のレースではかすりもしない苦戦続き…。こうも予想をハズし続けると、胃に穴が開きそうになる。競馬の予想を晒すことが、これほどプレッシャーがかかるものとは思ってもみなかった。
この場を借りて、これまで競馬新聞の予想欄を見て「ヒ●シはダメだな」とか、競馬中継を見て「キャ●テンが買うならハズして問題ない」など、好き勝手なことを言っていたことを謝りたい。「本当にスミマセンでした」(無数のフラッシュを浴びながら謝罪するイメージ)。
さんざん競馬新聞に文句を垂れ続けてきた自分が、競馬を覚えたのは馬連が導入され、名馬トウカイテイオーが無敗で皐月賞とダービーを制した1991年。90年に引退したオグリキャップと武豊騎手の活躍で競馬人気が爆発的に高まり、91年はトウカイテイオー、92年はミホノブルボンといった時代を彩る名馬たちが続々と登場したことも重なって、空前絶後の競馬ブームが巻き起こっていた。
そのブームに乗っかる格好で競馬新聞を読み始め、土曜は耳に赤えんぴつを差し、競馬新聞片手に学校で予想をたて、翌日の日曜は場外馬券売り場に行き、メインレースを買って、近くのパチンコ屋で玉を弾きながら店内のTVで競馬観戦して過ごしていた。メインレースが始まると、大当たり中のオッサンに「レースが終わるまでハンドル持っててくれ!!」と頼まれたことも今ではいい思い出だ。
デビューが早ければ飽きるのも早く、堂々と馬券を買える歳になった頃には競馬熱がすっかり冷めてしまっていた。ちょうどこの頃、東京競馬場内にある立ち食いそば屋でバイトをしていたが、競馬場内で働いている人間は馬券を購入してはいけないというルールがあり、すぐ近くで競馬が行なわれているのに馬券を買うことができなかった。
その当時のバイト仲間と夢中になっていたのがパチスロ。4号機の最盛期ということもあって、バイトの後はホールへ直行するのが恒例となっていた。
パチンコ・パチスロに魅了され続けたまま時は流れ、再び馬券を買い始めたのは2年前。久々に買った馬券はことごとくハズれたが、3連単やWIN5といった競馬を覚えた頃には考えられない高配当を狙える馬券に夢を感じて現在に至る。
こんな感じで競馬から離れていた期間が長かったので、勝負勘はイマイチ…。競走馬でいうところの長期休養明けといった感じだが、春のGI戦線の折り返し地点となるNHKマイルカップでは、久々の予想的中といきたい。本命馬はトライアルレースを制したタワーオブロンドン。距離適性に加え、輸送がないこともプラス材料なので、この馬で勝負!!
最後に、部員のプロフィールを見ると、生涯の最高配当が1人だけ次元が低い金額なので、早く万馬券を取ることが現在の目標の1つ。競馬部の予想で達成できたら嬉しいなぁ。