釘ばかり見てた
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先日、いい台の見分け方をプロから教えてもらいました。しかし内容が深く私には難しかった。唯一理解出来たのは「聞いても分からない」ということでした! "不覚"…どうもジャジャ馬X大津です。

これまでは、台を見るときにヘソの周辺しか意識してなかったのですが、プロの方は盤面の色々なところを見て判断しているようです。しかし私が盤面を見ても…ね。「今日も刺さってるね~」ぐらいしか思わないのです(笑)。


それにしても、最近の機種は液晶が大きくなったり釘の代わりにプレートが配置されたりして、釘の本数がだいぶ減った気がします。昔は200~300本ぐらいの釘があったと思うのですが、今は何本ぐらい少なくなっているのか気になったので、今回は

今のパチンコは、何本ぐらい釘が使われてるの?

を検証したいと思います。


まずは、昔の機種の釘が何本ぐらいあったのか、編集部に残っていたモンスターハウスの釘を数えてみました。


釘の本数は264本。

この数字を昔の機種の基準にします。ただ、多少ズレてる可能性はゼロじゃないので、おおよその数だと思ってください(笑)。


では現役機種の釘はどれぐらい少なくなっているのか、色々な機種の釘を数えてみましょう。

しかし…数えているうちに目がチカチカしてきました(笑)。70本を過ぎた辺りから「あれ? どこまで数えたっけ? 今何本? ここ数えた? そもそもなんでこんなことやってるの? 私はなんで生まれてきたの?」と、心が病みそうだったので、


ホールで撮影したり編集部から送ってもらった画像に"しるし"を付けながら数えることにしました。

まず、昔と比べてもそこまで釘が減った印象のない大海物語4は、およそ328本! ん? 少なくないですね(汗)。むしろ多い!

まぁ、海はゲージの変化があまりなさそうですからね。他は釘が少ない機種も結構ありましたので、ランキング形式でTOP3を発表します!


まずは第3位! デデーン!


(C)2012 綾辻行人・角川書店/「Another」製作委員会


「Another」

およそ91本!

中央に役モノ、左にヘソ…と、なかなか変わったゲージ構成です。ホールで数えていたら、その最中にお隣のおじさんが「何してんの?」なんて声をかけてくるから、何回も数え直しました(泣)。


お次は第2位!! デデデーン!!


(C) & TM Lucasfilm Ltd.


「フィーバースターウォーズ」

およそ90本

原作を見たことはありませんが、主人公が持ってるビームサーベル(?)が欲しくなりますね(笑)。


そして、調査した中で圧倒的に寂しい本数だった第1位の機種は…


これ、なんの機種だかわかりますか? ヒントは、「釘があるのはここだけ」です。










では正解を見てみましょう。デデデデデーン!!!


「ピカれ!まるまるアイランド」

でしたー! 釘はおよそ68本!

少な! 少なっ! ヘソ付近しか釘がない! 68本って…大海4の約1/5ですよ!

設置しているホールも少ない! 最近の機種でもないので、今回行った大型店舗でもかろうじて1台設置されている程度。

ちなみに、その台は女性が打っていたので隣の台を打ちながら空くのを待っていたのですが、3時間待ってもヤメる気配なし。あまり時間に余裕がなくなってきたので、事情を説明して「釘を数えさせて下さい」とダメ元でお願いすると、嫌な顔ひとつせず協力してくれたうえに写真撮影まで手伝ってくれました! 優しすぎる!!

こんないい人、できれば写真で紹介したかったのですが、顔出しNGなのが残念です!


逆に、現役の機種の中でもっとも釘が多いんじゃないかと思ったのは、



「GoGoピラミッド」

釘の本数は…驚愕の577本!

もしかしたら、パチンコ史上最も釘の数が多い機種かもしれませんね。それにしても、釘が多すぎてツカレタ…。


ということで検証結果。

一昔前なら考えられないぐらい少ない機種も結構あるし、逆に多い機種もある!

でした。最近は釘の少ない機種が増えた印象が強いですが、海みたいに昔とあまり変わらない(と思う)機種もあるし、GoGoピラミッドみたいにめちゃくちゃ多い機種もありました。なので、どちらかといえば「ゲージが多様化した」という認識のほうが正しいかもしれません。


それにしても、今回のコラムは目が回りそうになりました。10台以上、しかも同じ台を何回か数え直したりしたので、釘はしばらく見たくないですね(笑)。

電話で「あ~あ、大変だぁ~ほんと大変だぁ~。そろそろギャラ上げてほしいな~」と、担当に頑張りをアピールしたのですが、全くもって効き目がなく、まさに"ぬかに釘"でした…。

どうもお粗末さまでした!