シンプルイズベスト!!
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続々と登場する新台の「ド派手な筐体」「ド派手な演出」「ド派手な役モノ」を堪能しながら楽しく打っているのですが、許せない点がただ1つあります。

それは「ガセの擬似連」。私はこれが昔っから苦手なんですが…って得意な人はいませんよね。せっかく擬似連が発生して「おっ!」なんて期待したのも束の間、2回目にして「ヒューン…」と終わっていくなんて悲しすぎます。まるで私の人生のようで…どうも、ジャジャ馬X大津です。

もう本当に「擬似連したなら展開せんかーーい!」って思いますよね?

ん?



展開せん…

…てんかいせん

…天下一閃!!

あるじゃないですか、擬似連のガセがない台!! 否!! そもそも擬似連自体がないんですけども。

そして私、この台で勝ったことがないんです。13回挑んで13敗…どんだけ相性悪いんだよ(泣)。本気でそろそろ勝ちたいんです!! 勝ってみせます!! …でも1人だと不安なので、相方のみどりを誘ってノリ打ちすることに。目指せ初勝利!!


さっそく実戦開始です。


「シンプルイズベスト」という言葉がここまで当てはまるパチンコ台が、現在稼働している機種の中で他にあるでしょうか? いやないですよね?

…そして何もないまま私の財布の中が空っぽになりました。シンプルイズベスト(泣)。

結局、初勝利はどうなったかというと、私が-20000円でみどりが+4000円だったので1人8000円負けとなり、またしてもリベンジ失敗です。

このままリベンジを続けていたらいったいいくら負けてしまうのか…。考えるのも恐ろしいので、天下一閃を作ることにしました!! とはいえ台を実際に作るのは無理なので、天下一閃のスペックをシンプルに再現してみたいと思います。


ということで今回は

天下一閃のスペックを再現して実戦したらパチンコと同じように楽しめるのか?

を検証したいと思います。

「はぁ!? コイツなに言ってんの!?」という感じだと思いますので、順を追って説明させてください。


天下一閃はまずこの第一関門に


玉を通してそれから


この第二関門である上段役モノの1/3をクリアしないと


この第三関門の下段役モノへ行かないんですよね。ここまでたどり着くのが本当に大変なんです。

そこで、このアナログ的な特徴をさらにアナログにしてやってみたいと思います。


まずは第一関門をバケツとボールで表現。


ボールを投げてバケツに入るかどうか、という実にシンプルな方法です。入ったら第二関門へ進み、入らなければ再度トライします。

第二関門は3枚のカードの中から1枚を引いて当たりのマークが出たら第三関門へ。すなわち、1/3をクリアということですね。


当たりマークを引けなかったら第一関門に戻る。第三関門は第二関門と同じことをやります。ここで当たりのマークが出たら大当たり!! ハズれたら第一関門からやり直しという流れです。


ではさっそく実戦してみたいと思うのですが、自分で考えたことを自分でやると評価が甘くなりがちなので、実戦人を呼ぶことにしました。それはいつもこのコラムで写真撮影のお手伝いをしてくれる友人。

実はこの友人は京佑といって、私と同期のピン芸人なんです。


仮面ライダーやウルトラマンなどのヒーローが好きすぎて、ヒーローネタをしながら芸人活動をしています。京佑の説明はこれぐらいにして、さっそく実戦開始です。


待合せした広場にバケツを設置して玉を渡すと


「何これ? パチンコに行くんじゃないの」と至極最もなツッコミを受けたので事情を説明し、第三関門を突破できた際には16000円を贈呈することを伝えたら、食い気味に引き受けてくれました!!

そして、1回挑戦するごとに250円を徴収させてもらうことも伝えると躊躇する気持ちもあったようですが、最後には快く理解してくれました…たぶん。


ここまでだいぶ長くなりましたが、ようやく開始です!!

1回目、ボールを投げると


入らず…。

2回目も失敗。練習の時は2~3回に1回は成功していたのに、いざ本番になると緊張とプレッシャーがすごいとの事。パチンコも同じですよね? 投資がかさんできたりすると怖くなったり不安にもなったりします。

実戦している本人に聞いてみると同じぐらいのハラハラドキドキ感を感じているそう。なので6回目でバケツに入った時には本気でガッツポーズするぐらい喜んでました。


そして第二関門のカードから当たりを引く際に私はプレイヤー目線よりも運営兼検証側(ホール目線?)になってしまい、当たってほしい気持ちと当たってほしくない気持ちが半分半分となりちょっと複雑な気分です…。


この初めての第二関門を見事にハズしてしまった京佑は、その後立て続けにボールが入らなくなってしまいました。

すると…彼は驚きの行動に!?


ライダーベルトを巻き始めたのです!! 理由を聞くと「装着すると入る確率が上がりそうだから」と何の根拠もない答えが返ってきました。

しかしなぜかベルトを巻いた途端、調子がよくなりボールが入り始めたのであせった私はすぐにベルトを外すように注意しました。それは、「ハンドル固定遊技が禁止なようにベルトを巻くのも禁止」という難癖です。もちろん反論はされたので「出禁にする!!」と言ったらおとなしくなりました。ここでヤメたら損になると考えたからでしょう。


でも20回目の挑戦(10000円)を超えたあたりからさすがに少しかわいそうな気持ちになってきました…。一生懸命にやっている友人に少し罪悪感を覚えたので、玉を投げる位置を少しだけ前にしてあげたのです。

それでもなかなか大当たりまではたどり着けず、40回を超えたあたりでムードは最悪に…。まるで朝イチから1000回転ハマった時のような空気感です。


しかし、ついにその時がやってきました!!!

通算48回目にして第三関門突破で大当たり!!!!!


その場に倒れ込むほどの達成感と歓喜で、どんよりとした空気が一気に吹っ飛びました!!

京佑に今の気持ちを聞いてみると、「カイジ3で一撃50000玉出た以上に嬉しい!!」だそう。これは相当なもんですよね!! 続けてこの実戦の感想を尋ねると「天下一閃でもパチンコでもないけど、ドキドキ感や興奮度、楽しさや怖さはパチンコと同じ感覚だった」とのことです。

いやぁ楽しんでもらえたならよかった!! 私も作ったかいがあるってもんです。でもここで重要な事実を彼に伝えなければいけません。それは、

「友人間の賭け事はよくないし、友情を壊すから金銭のやり取りはなしで。もちろん挑戦費用も返すから!!」

ということなんですが、言い終わるか終わらないかのうちに彼が鬼の形相で向かってきたので全速力で逃げました!!


ということで

【結論】
パチンコもどきを作って友達と実戦すると空気が悪くなるのでホールで打つことが無難


です。

ホントにお金のトラブルには皆様気をつけましょう~

ほんとに"おっかねぇ"


どうもお粗末さまでした。