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老いとパチスロ
※実戦部分はノンフィクションですが、それ以外はフィクションです
やあやあ、みんな元気かね? 今回も一介のサラリーマンである田母神が、お気楽で些末なコラムを綴っていこうと思う。
会社には私とほぼ同世代の同僚が何人かいる。彼らと雑談を交わす機会も多いのだが、「老い」に関する話題が年々多くなっているような気がする。
当然、今でも仕事や私生活は現役バリバリ…のつもりだ。目指すべき究極形はサッカーの王様・ペレかきんさんぎんさんである。しかし自分が若かった頃を振り返ってみると、悲しいかな、体力面における著しい低下を認めないわけにはいかない…。
たとえば階段への向き合い方。学生の頃は、急いでいれば平気で2段飛びをしていたが、今は膝のバネが追いつかない(それ以上に危険も感じるため、無理をできない)。そればかりか10段ぐらい上るだけで少し息切れしてしまう始末。もはや「グルコサミン」と「救心」が早急に必要かもしれない。オプションでコンドロイチンも必要だろうか?
次に視力。どうやら、私も老眼が始まっているらしい。先日、無意識に新聞を遠ざけて読む自分に気づき、少なからずショックを受けた。実は目のかすみも随分前から何となく自覚しているし、ひとまず「サンテ40」が早急に必要かもしれない。
ついでに精力の話も。中高生の頃は、某人気シリーズの「出会って5秒で○○」を地で行けるぐらいの勢いがあった。宮沢○えの写真集を友人に借りて朝から晩まで眺めていたり、自宅から数キロ先の怪しく光る自販機までチャリンコで通ったものだ。ところが今はもうそこまでの情熱はない。もちろん、精神的にも環境的にも大人の余裕(のようなもの)ができたのだろうが、確実に何かしらのものが損なわれている。こうなったら「凄十」か「マカ」に頼るしかない(バイアグラはまだ大丈夫)。
最後にパチスロの話をしよう。正直に言うと、私の稼働時間は年々減っている。そもそも仕事と家庭を持つ身であれば打つ時間が限られるのは宿命。だが、たとえ時間に余裕があったとしても、展開の良し悪しを問わずに「なんか疲れたかも…もう良いや」と早めに見切りをつけることが多くなっている。
同世代の人であれば共感してくれるとは思うのだが、あれほどまでスロットに情熱を注いでいたのに…。この変化は自分でも不思議な感覚だ。これは体力の問題に加えてモチベーションの問題があるのかもしれない。
もちろん今でもパチスロが好きなことに変わりはなく、パチ屋の雰囲気も相変わらず好きなのだが、パチスロと20年以上も付き合っていれば私の接し方も小慣れてくる。相手の反応もある程度分かるから刺激を受けにくい。言ってみれば、一種の「倦怠期」なのかもしれない。
しかし、現状を無理に変える必要はないと考えている。妻との倦怠期ならまだしも、相手はパチスロだ。私が素っ気なく見切りをつけても「イクのが早い」「体力が落ちたの?」「私のせいとか思ってる?」などとゴチャゴチャ言わない(いや、我が家は夫婦円満だぞ!)。パチスロさんは何も言わず、いつもホールで待ってくれている。そして、私の根底にある愛も変わらない。ならば焦らず、自分の気分と体力に応じて、末永く連れ添っていけば良いのだ。
そう思って、今後も機会を見つけてはシコシコ打ち続けたい。
●4/17
【ハナハナホウオウ-30】
・総ゲーム:2742G
・BIG:9回(1/304.7)
・REG:9回(1/304.7)
・合算:18回(1/152.3)
135_ヤメ(4000円)
【ハナビ】
・総ゲーム:4779G
・BIG:14回(1/341.4)
・REG:19回(1/251.5)
・合算:33回(1/144.8)
21_BIG(2000円)
80_BIG
395_REG
3_REG
187_ヤメ
収支…-6000円
今週は出張や残業などが重なり、残念ながら一度しかホールに行けなかった。唯一打てた日に向かったのは、一時期はガラガラだったが最近は客付きが良くて評判も悪くないホール。そのせいか、良さげな空き台がなかなか見つからない。
こりゃもうダメかなと思いながら最後に沖スロのシマを覗いたら、良い感じのハナハナホウオウを発見。とりあえず打ち始めるも…全然しっくり来ない。正直、私は沖スロがあまり好きではないのだ(個人の好みだから仕方ないよね)。
そんなことを思っていたら、ホウオウよりも元気良さげなハナビが空いたので即座に移動。2000円でBIGが連チャンしたところまでは順調だった。しかし、持ち玉をノマれる寸前までハマってREG、そして連チャンするもREG…と残念な展開に。もう少し粘れば良かったかもしれないが、残り時間と私の気力ゲージが限界に近づいたので退散した。
通算収支…-9300円
またマイナスが増えてしまった。来週は妻から小遣いを貰えることだし、これを機に挽回へ向けて精進したい。