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- PMR~パチスロミステリー調査班~
座談会と云う名の別れ
――12月某日。編集XからPMRメンバーに「編集部に全員集合」の通達が送られた。PMRの活動を振り返る会が開かれるためです。今回はその時の模様をお届けします。
編集X「では、座談会を始めさせて頂きます」
カズマ・アレン「お願いしま~す!」
KEN蔵「おねぎゃいしまぁーす」
編集X「早速、KEN蔵さんがふざけてますが…無視して進めていきたいと思います」
KEN蔵「ちょっと! 少しは触れようよ(笑)」
編集X「(スルー)今回の座談会では1年間やってきたPMRの活動をテ-マごとに振り返っていきたいと思います」
カズマ「色々ありましたもんね」
アレン「ほんと色々ね」
編集X「まず、始めはコレです!」
★今まで行なった調査の中で「凄く意味がある!」と思った調査はなんですか?★
KEN蔵「俺は、最後にやったジャグラー(※)かなぁ。スローモーション動画で機種ごとにガックンの差を見せれられたからね」
※12月8日更新「ジャグ・ガックンオールスター」参照
カズマ「なるほど、確かに動画ってのはデカいです!」
KEN蔵「ただ、ファンキージャグラー以降のガックンを目視で確認しづらくなった…っていう調査結果はちょっと残念だったかなぁ。ガックンはジャグラーで立ち回る時に大事な要素だからね。というか、ゲーム性の1つといっても過言ではないし」
アレン「スローモーション撮影なしでは成り立たない調査でしたね~」
編集X「ちなみに、コラムで本格的に動画を取り入れたのはPMRが初めてだったんですよ」
カズマ「そーなんですか!?」
KEN蔵「雑誌じゃあ、文章と動画を同時に進行できないしね」
アレン「ただーーー」
KEN蔵「お、アレン。急にどうしたの?」
アレン「僕が1番意味があると思ったのはフィギュアでスリーサイズを測ったコラム(※)です!」
※4月14日更新「彼女の秘密を禁断の魔術で…」参照
編集X「ありましたね(笑)。そんなこと」
アレン「アニメキャラの中で1・2位を争うほど大好きな『輪るピングドラム』のプリンセス・オブ・ザ・クリスタル。彼女のスリーサイズを楕円の方程式で割り出せたのは我ながら素晴ら…」
カズマ「それ意味あると思うのアレンだけでしょ(笑)」
KEN蔵「…あれ? ちょっと待って。あの調査って、読者さんからの投稿があったからやったんだよね。でも、アレンが大好きなキャラをピンポイントで調査してくれ…なんていう依頼って、少し都合良すぎじゃない? まさか…」
【調査依頼(引用)】
「あの~、パチスロの女性キャラのスリーサイズって調べること…できますか? 『輪るピングドラム』に登場するプリンセス・オブ・ザ・クリスタルのスリーサイズが気になって夜も寝られません。そもそも、自分にとって彼女は…(以下、略)。PMRの皆さん、調査よろしくお願いいたします(fromペリー来校さん)」

アレン「HAHAHAHAHA! 気付いたか! そう、"ペリー来校さん"の正体は…私、アレンです! ちなみに、フィギュアは私物で~す!」
KEN蔵「やっぱり自作自演かよ!」
アレン「すいません(笑)。ネタを思い付いたんですが、なかなか調査したいって言えなくて。なので、自分で依頼を出して自分で調査したんですよ」
KEN蔵「(携帯サイトを見ながら)この事実を知ったら、この時のコラムを違う目線で見られるねぇ…」
カズマ「そうっスね。ちょっと引きました」
アレン「そんなぁ…。世界中を探せば1人ぐらいは『意味があった』と思ってくれた読者の方がいるはずです!!」
KEN蔵「いたとしても、アラスカ州あたりかもね。まぁでも、いいんじゃない? ネタ自体は。俺が担当した回でも自分が思い付いたネタでやったしね」
編集X「さてさて、アレンくんから衝撃の告白がありましたが、カズマくんは"意味がある"と思った調査はありましたか?」
カズマ「ん~。正直な話、今までの調査ってすべて意味があると思うんですよ。結果として、立ち回りに活かせる調査結果にならなかったのも確かに多いですけど…。それもまた意味があることですよね。立ち回りに活かせないって事がわかるだけで立ち回る時に"何を無視して、何を無視しないか"がはっきりするので」
編集X「無意味なものはなかった…と」
カズマ「えぇ。アレンの例の調査以外は」
編集X「PMRとして素晴らしい答えですね。アレンとは違って」
アレン「ちょっとー!」
編集X「さてさて、次の議題にいきますか」
★今までの調査で『これはツラい…」と思った調査はなんですか?★

(C)山田風太郎・せがわまさき・講談社/GONZO
(C)UNIVERSAL ENTERTAINMENT
KEN蔵「あ~、俺はダントツでバジ絆の調査だね。"弦之介BC中に高設定確定パターンがガセる"っていう噂を調査してたんだよね…コラムでは取り扱わなかったけど」
カズマ「あれはツラかったですね…。コラム掲載用の調査を終わらせた後にみんなで調べてましたもんね。でも、結果が出ずにお蔵入りになった調査でしたし」
KEN蔵「あれがお蔵入りしたのは悲しかった。調査中はBCを消化している間、ずっと携帯カメラを回して証拠を押さえなきゃいけなかったしね」
アレン「割とお蔵入りの調査も多かったですよね。読者の疑問に出来る限り答えようと調査したけど、ダメだったりして…」
KEN蔵「そうだねぇ。でも、常に調査が成功するワケじゃないからね。っていうかさぁ、アレンとカズマはジャグラーの1枚掛け(※)が一番キツかったんじゃないの?」
※5月19日更新「ピエロの制裁」参照

(C)KITA DENSHI
カズマ「あー!! あれはツラかったー!! ツラすぎて『あ…俺、ここで死ぬかも』って思いましたからね(笑)」
アレン「あれは確かにハードな調査でした。『ライターとしてホールで死ぬのは本望だ』とか訳わからないこと言ってたもん」
編集X「この話はコラムでしてませんが、あの時は深夜実戦をお願いしたホールの店長さんも手伝ってくれましたよね。結局、ペカらずに終了しちゃいましたけど」
KEN蔵「へぇ。ツラいのは嫌だけど、居たかったな~その場に」
カズマ「KEN蔵さんはその頃まだPMRメンバーじゃなかったですもんね」
アレン「今からでも遅くないですよ、KEN蔵さん。1枚掛け調査してみたらどうですか? 日中のホールで」
KEN蔵「絶対ヤダ!!」
一同「(爆笑)」

編集X「そういえばカズマくん、現地調査系のネタを多く取り扱いましたよね? 喫煙率の調査(※)はどうでしたか?」
※11月10日更新「喫煙率調査のために歩く」参照
カズマ「んー。あれはそんなにキツくなかったですね。逆に楽しかったです」
アレン「楽しかった!? あんなに色んなホールを回ってたのに!? Mなの!?」
カズマ「いや、Mじゃないよ(笑)」
KEN蔵「どこが一番印象に残ってる?」
カズマ「そうですね~。あ、広尾が1番印象に残ってますかね」
KEN蔵「あ~、広尾ね。実は俺、むかし広尾のホールに通ってた時期があってさ。朝イチにホールの前で並んでると、セレブっぽい人がプードルと一緒に散歩しててさぁ。その人の視線がめちゃくちゃ痛かった」
アレン「凄く場違いな感じ…。まぁ、お金持ちの街ですからね」
カズマ「駅を出たら速攻でポルシェを2台見ましたもん。お金持ちはパチスロなんて打たないっすわ、たぶん(笑)」
編集X「ちなみに、他の現地調査はどうでした?」
カズマ「あ~、交換率のやつは…やばかったっすね。特に店員さんが…」
※8月18日更新「交換率を暴くには…!?」
KEN蔵「こいつ何を聞いてるんだ的な?」
カズマ「えぇ。店員さんに交換率を聞いたんですが、『何かあるんですか?』って逆に聞かれまして。すごく怪しそうな顔をしてましたよ。出入り口まで尾行っぽいこともされましたし。まぁ、一部のホールだけ…ですけどね」
KEN蔵「そりゃ~精神的に堪えるね。大変だ」
カズマ「読者の方のために…と思って頑張りましたけど、もう2度とやりたくないです!」
アレン「でも、カズマくんが体を張ってくれたお陰で読者からの反響あったよ。身近な人だと、うっちいさん」
カズマ「うっちいさんが!?」
アレン「はい。うっちいさんは『携帯コラムの中でPMRが1番だ! こんなに素晴らしいコラムは他にない!』って」
KEN蔵「そんなに言ってないでしょ(笑)」
アレン「すんません。多少盛っちゃいましたが、うっちいさんがPMRファンであることは間違いないです」
カズマ「いい人っすねぇ、うっちいさん。後輩のコラムをしっかり読んでくださるなんて。神か仏様なんですかね? あの人は」
アレン「いや、ただのじじい…」
編集X「はーーーーい! それでは、そろそろ座談会をシメに入りま~す!」
★PMRは解散しますが、なんか言い残したことはありますか?★
アレン「はーーい! アイハブ!」
編集X「なんですか?」
アレン「読者の方々の依頼や調査のおかげで自分のパチスロへの理解が深まりました。このコラムに関わってくれた人たちに感謝の言葉を伝えたいです。 Thank you!!」
KEN蔵「そうだね。俺もライターとして長いけど、逆に読者さんからの投稿で『あ、そうか!』って気付かされるってこともあったからね。最近の調査で言うと、エウレカセブンAOのヤツ。ステチェンでクレオフしたら液晶がデモ画面に戻らない…ってことなんて全く気づいてなかったし」
カズマ「そうですね。こっちも勉強になりましたね」
アレン「まさに読者様とともに作り上げたコラムでした」
KEN蔵「いやぁ~今更だけど、こういった調査系のコラムは終わらせちゃいけないと思うんだよね…」
カズマ「読者の方が実際に調べられない疑問を解決していくコラムってのは絶対あるべきっすよね」
アレン「じゃあ、もしかしたらPMR復活…なんてことも!?」
KEN蔵「そだね。いつかゴールデンウィークとかの特別企画でPMRが復活できるよう、編集長に直訴してみよう!」
アレン「そうですね。まだまだ世の中には解決していない疑問や噂があるので」
カズマ「またPMRとして3人でやれるといいですね!」
編集X「さて、いい感じにまとまったところで…これで座談会は終了とします。皆さん、お疲れ様でした。PMR、解散!!!!!!!」

一同「お疲れ様でした!」
1年間、PMRをご愛読いただき、本当にありがとうございました! またPMRとして読者の皆さんと出会える日が来ることを祈っております!