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- PMR~パチスロミステリー調査班~
ジャグラー・朝イチ出目の謎(アレン)
皆さん、いかがお過ごしでしょうか? 我々PMRは多くの謎に直面し、様々な調査を行なう事に奮闘しております。
それでも、新人の私は時間を持て余す事もあり、自宅で古いゲームを引っ張ってきては思い出に浸りながら日々レベル上げに勤しんでいる。その中でも特に思い出のあるゲームが…『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド(ゲームボーイ)』。
わからない人のために簡単に説明すると、モンスターを使い、ダンジョンを攻略するというゲームだ。ゲーム好きである自分の礎を築いたと言っても過言ではない作品である。
中でも、特に使っていたキャラクターが「ひとつめピエロ」。あまり一般的には使われないモンスターかも知れないが、彼の繰り出すメラ系呪文は序盤のダンジョン攻略には必要不可欠であった(個人的に)。
そして、愛したひとつめピエロにつけたあだ名が…
「め」。
小学生だったからか…なんとも雑なあだ名だ。
さて、雑談はこの辺にして、本題である今回の調査報告に入ろうと思う。今回は…
『ジャグラーシリーズは設定変更してもガックンしない出目が存在する!?』
という内容だ。
これは非常に重要な調査である。リールのガックンで設定変更の有無を見抜く…設定看破に臨むうえで一番最初に確認すべき事項だから。もしもガックンしない出目が存在するのであれば、それが原因で間違った行動へと繋がってしまうことは想像に難くない。
という事で早速、調査開始。我々がとった調査方法は前回のハナハナの時とほぼ同じ。設定変更をして1G回し、また設定変更を繰り返す…実にアナログなやり方だ。
しかし、今回は"出目"にも重点をおいて調査しなくてはならない。21コマ×3リールの中で全ての出目を調査するには単純計算で21の3乗…つまりは9261通り。もちろん、リーチ目やリプレイ揃いなどの閉店時にありえない出目や、止まらない絵柄の組み合わせもあるらしいので…ざっと2000通り(アレン独自予想)といったところか。
…
…
いや、無理がありすぎる。効率的ではないが、アバウトに目星をつけて調査していくしかないか。ということで検証してみることにした。すると…
(C)KITA DENSHI
な、な…なんだとっ!?
設定変更は確かにした。しかし、初見でガックンしていると判断できなかった。後でこの動画をもう一度確認したのだが、実際のホールだったら「左リールが少しだけブレたような…っていうかガックンしたのか?」と迷ってしまうかもしれない。
正直な話、今回の噂は都市伝説に近いものだと思っていたので、非常に驚いた。そして、さらに調査をしていくと…

(C)KITA DENSHI
WHAT!?
ペカった。ペカってしまった。
普段あんなに遠い光が、こんなにもあっさりと(笑)。しかし、今回の調査ではこの紫色の光は邪魔者でしかない。断腸の思いで丁重に"処理"をした。
そうこうしているうちに、我々は各リールにガックンを確認できない出目がいくつかあることに気がついた。そこで、我々はリールごとにガックンしない出目があると仮定し、全てのリールを該当する出目が停止するように打って設定変更を繰り返した。
そして…

(C)KITA DENSHI
我々は辿り着いた。全リール4番から8番の範囲で停止させると、ガックンが確認できないのだ。ただし…ここまでの話はすべて人間の目と通常撮影が前提。
ここで繰り出すのは…前回KEN蔵先輩から賜った伝家の宝刀『スローモーション撮影』である。もしかしたら前回のハナハナと同様に視認できていないだけで、実はガックンしているのかもしれない。
(C)KITA DENSHI
んっ? 左リール以外はガックンしていないような…もう1回やってみよう。
(C)KITA DENSHI
いや、しているか。次に据え置き時の動画も見ていただこう。
(C)KITA DENSHI
設定変更時と比べれば差は歴然である。据え置き時はすべてのリールが同時に動き出すのに対し、設定変更時はいずれかのリール始動がズレる。
さて、結論を言おう。
★ガックンを視認しづらい朝イチ出目は確かに存在するが、実際はガックンしている可能性が高い★
今回は「マイジャグラーIII」での調査だったが、ガックンを視認しづらい出目をある程度割り出すことに成功した。しかし、スローモーション撮影をすればハナハナと同様にガックンをしっかり確認することが出来るようだ。
時間の関係上、今回は全ての出目を確認する事はできなかったが、今後も他ジャグラーシリーズ、また他の出目についても引き続き調査していこうと思う。
最後になるが、編集X氏より我々PMR宛てに読者様からたくさんの検証依頼が来ていると話を聞きました。本当にありがとうございます!
そして、常に我々をサポートしてくれる編集X氏にも感謝…したいのだが、彼は今回の調査中にあるミスを犯した。
皆さんに最後に見ていただいた据え置き時の動画…これは編集X氏が変更処理を怠ってしまった時のものだ。当然、我々は設定変更を前提に考えていたので、スロー再生で確認した時に「設定変更してもガックンしない出目が見つかった!」と喜んでいたのだが、杞憂に終わった。
しかし、編集X氏の顔をみると疲れの色が。おそらく、多くの謎や噂をろくに休みも取らず情報収集、調査をしてくれていたのであろう。誰にでもミスはある。責めることなんてできやしない。むしろ、感謝の気持ちでいっぱいだ。
そんな心強き仲間である編集X氏をはじめ、カズマくんと私は引き続き皆さんの噂や謎を体を張って調査していこうと思う。
それでは、次の調査報告でお会いしましょう! See you soon!!
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『ドンBOY』
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