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コンパニオン・S代ちゃんの話
前回のT美ちゃんとのインタビューは、Xさん不在というハプニングはあったものの、幸せな報告も聞けて良い気分で終えることができました。今回のインタビューはXさんも復活しましたし、ハプニングなく終わることを願っていたのですが…。
窪田サキ(以下、窪)「Xさん、おつかれさまです! 今回"は"来てくれたんですね(笑)」
編集X(以下、X)「今回"は"とはなんだ? 人聞きの悪い。で、今日インタビューを受けてくれる子はどこだ?」
窪「もうすぐ来ると思いますよ。ちゃんとXさん好みの可愛くて純粋でナイスバディな子にお願いしましたから! 今日インタビュー受けてくれる子はS代ちゃんっていうんですけど、しばらく彼氏いないっぽいですし。Xさん、チャンスですよ♥」
X「ふ~ん。でも、どうせ『最近、彼氏ができたんです♥』みたいなオチが待っているんだろ。正直、信用してません」
窪「Xさん…(苦笑)。あ! 来ましたよ」
S代(以下、S)「サキさん! おつかれさまですー♥ お待たせしました!」
窪「おつかれー♥ 今日はありがと…」
X「(食い気味に)こんにちは、S代さん! わたくし、窪田のコラムを担当している編集のXと申します。以後、お見知り置きを(キラーン)!」
S「は、はい…」
X「いやぁ。可愛い! 黒髪ストレートが純粋さを物語っているし、オッパイも…ぐふふ。窪田さん! でかしたぞ!」
窪「ちょっとXさん! 落ち着いてください…」
S「(コソコソ)サキさん…。この編集さん、何を言ってるんですか?」
窪「ごめんね。 Xさん、最近ちょっと情緒不安定なの。悪い人じゃないから気にしないで(笑)」
S「わ、わかりました…」
X「おいおい。2人で何をコソコソ話しているんだい? さっそくインタビューを始めようじゃないか! それにしても、こんなに素敵な女性に彼氏がいないなんて…世の中の男達は本当どうかしてるゼ!」
窪「まぁそうですよね。S代ちゃん、いつから彼氏いないんだっけ?」
S「え? あ、サキさんには、まだ話していませんでしたね! 実は最近、彼氏ができたんです♥」
X「…(窪田を睨みつける)」
窪「し、知らなかったなぁ…(汗)。S代ちゃん、男の人との出会いもナイって前に言ってたよね…?」
S「それが先日、久しぶりに合コンしたんです! 常連さんに『合コンしませんか?』って誘われて♥」
窪「え!? 常連さんってホールのお客さんってこと!?」
S「そうです。最近よく来るサラリーマンのお客さんです」
窪「S代ちゃんってガード固いイメージだったから、ホールにくるお客さんとプライベートで仲良くしたりしないと思ってたよ。意外とアクティブなんだね」
S「いやいや、お客さんと連絡先を交換したのは初めてですよ! 基本スルーしてます」
窪「だよね? 私がまだバイトしてた頃は、お客さんに電話番号とかが書かれた紙を渡されてもゴミ箱にポイしてたじゃん(笑)」
S「だって…イキナリ連絡先を渡してくるなんて、気持ち悪いじゃないですか」
窪「まぁそうだよね。でも、イキナリ合コン誘ってくるのも充分気持ち悪いよ(笑)」
S「それが、イキナリじゃないんです! 合コン誘ってくれたサラリーマンは、いつも帰り際に景品でもらったお菓子を渡してくれてたんです。最初は『俺、お菓子食べないから』とか言って渡してくるだけだったんですけど、そうやって話すうちに顔見知りになって、色々プライベートなことも話すようになって。その流れで合コン…って感じだったんです」
窪「なるほど。徐々に距離を詰めてきたんだね」
S「まぁ、そんな感じですね。合コンも話の流れでスマートに誘ってくれたんです! 私、ずっと彼氏いなくて出会いが欲しかったし…。ちょうど良いタイミングで誘われたので、流されちゃいました(笑)」
窪「へぇ~。S代ちゃんの心の隙間に上手く入り込んできたってワケね(笑)。まぁホールにくるお客さんとプライベートでゴハンに行く子は、だいたい何かがキッカケで顔見知りになって、仲良くなってから連絡先を交換…ってパターンが多いもんね」
S「そうですね。初対面でイキナリ連絡先聞かれたら引いちゃうけど、顔見知りになって色々お互いの事を話した後なら、連絡先でも交換する気にもなりますね」
窪「なるほどね。それにしても、景品のお菓子がナンパの布石になるのってホールだけじゃない? 普通のナンパだったらありえないし」
S「たしかに(笑)。街中のナンパでお菓子渡す人なんていませんもんね」
窪「だよね(笑)。で、その後はどうなったの?」
S「それが…そのサラリーマン、〇〇商事の人だったんです!」
窪「マジで? 〇〇商事って、超大手企業じゃん! だから合コンする気になったのね。なるほど」
S「違いますよ~。たまたまです!」
窪「はいはい(笑)。 じゃぁ、その合コンに来たメンバーも同じ会社の人?」
S「そうなんです。で、その合コンに来た面子の中で学生の頃にホールでバイトしてた人がいたんですけど、"ホール店員あるある"とか話してるうちに意気投合して。それで付き合うことになったんです♥」
窪「あ、付き合ったのはナンパされたサラリーマンじゃないのね!」
S「そうです。彼は私の友達と良い感じになってたので大丈夫です!」
窪「なるほど(笑)。ホールで働いてて、お客さんと仲良くなって、合コンして彼氏ゲットかぁ。ありそうでない話だから羨ましいわ」
S「確かに。基本的にお客さんとプライベートで会ったりしないですもんね。M子さんみたいなアクティブな人は別ですけど(笑)」
窪「そうだね。今回は声を掛けてきたサラリーマンの誘い方が上手かったね。ホール内でのナンパも攻め方次第では失敗しちゃうかもしれないし」
S「そうですね。普通に合コン誘われただけなら絶対断ってますもん。景品のお菓子で距離を詰めてくる作戦に引っかかって良かったです(笑)」
窪「だね(笑)。でも、いいなぁ。このまま彼氏と1年くらい付き合ったら、結婚の話とかも出るんじゃない?」
S「えへへ♥ 私の彼、先月から仕事でシカゴに行ってるんですけど、仕事柄海外に行くことがこれからも増えるみたいで。結婚する人には専業主婦になって、海外にも付いてきてほしいって言ってました♥」
窪「そうなんだ~。…ん? シカゴ? S代ちゃんの彼氏、いまシカゴに行ってるの?」
S「そうなんです。彼、短期出張でシカゴに行ってるんです」
窪「短期出張…?」
S「そうです。付き合い始めてすぐにシカゴに行っちゃったから、まだデートらしいデートもできてないんですけど…」
窪「…ちなみにその彼氏、学生の頃はホールでバイトしてたんだよね?」
S「そうです。あ! そういえば、彼氏が働いてたホールにはバニーガールのコスプレしたコンパニオンがいたらしいですよ! だから彼、『S代ちゃんもバニーガールの衣装着てるの?』とか聞いてきて(笑)」
窪「そ、そっかぁ…。商社マンなんだよね。今、シカゴにいるんだよね。んで、バニーガールのコンパニオンがいるホールで学生の頃バイトしてたんだ…」
S「はい。それがどうかしましたか?」
窪「いや…。なんだか似たような話をどこかで…」
S「え?」
窪「ううん! なんでもない! なんでもない!」
X「窪田さん、ほんとにそれでいいのかい?」
窪「わ! Xさん、何も喋らないから帰ったのかと思ってましたよ」
S「Xさん、どうかしたんですか?」
X「いやぁ…S代さん…。自分も少し前に経験したんだが、世の中には『浮気』とか『二股』とかをするクズみたいな奴らが沢山いてね…。それで、もしかすると君の彼氏…」
窪「わーわーわー! …(コソコソ)Xさん! まだそうと決まったワケじゃないですし。それにコラムで明らかにする内容じゃないです! とりあえずスルーで!」
X「お、おう…」
なんだかすごく嫌な予感がしたので、この場は上手く誤魔化してインタビューを強制終了させました。よく意味がわからない方は、前回のT美ちゃんへのインタビューを読んでみてください…。ちなみに、このインタビュー、ノンフィクションですからね(苦笑)。
ということで、コンパニオンへのインタビューが続いてしまったので、次回はホール店員かコーヒーレディの方にインタビューしようと思ってます!
次回もお楽しみに♪