コンパニオン・M子さんの場合[1]
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-M子さんとのインタビュー当日-


窪田サキ(以下、窪)「Xさん、おつかれさまです! …っていうか、なんか匂うんですけど…」

編集X(以下、編)「ふふふ、気付いたかい? 新しいパフュームを付けてみたんだ(ニヤニヤ)」

「パ、パフュームですか…(香水じゃなくて…?)」

「そうだよ。やっぱり、初対面の女性と会うんだから、身だしなみはキチっとしないとな(キリッ)」

「へ、へぇ?(匂いが強烈すぎる…)」

「そんなことより、M子さんはまだかい?」

「えーっと、そろそろ来ると思うんですけど…。あ! きた! M子さん、こっちですー!」

M子(以下、M)「あぁ~! サキちゃぁぁぁん! 久しぶりぃぃぃ♥ 元気だったぁ~♪」

「!?」

「お久しぶりですー! あ、こちら今日インタビューさせていただくコラムの担当編集さんです」

「は、はじめまして。Xです…」

M「えぇ~! ウケるぅ~。よろしくねぇ♥」

「ウケる!? ちょっ、ちょっと窪田さん(コソコソ)! 確かに美人だし、オッパイもイッパイだけど…なんだろう? 思ってたのと…なんか違う!」

「だから、ちょっと変わってるって言ったじゃないですか」

「なるほどな…。まぁ確かに変わっているけど、美人だし、巨乳だし…。そうだな。うん。そうだな」

M「ちょっとぉ~。なに2人でコソコソ話してんのよ~? M子も仲間に入れてよねぇ~!」

「し、失礼しました! M子さん、今日は色々とインタビューさせていただこうと思ってます。答えられる範囲で構いませんので色々とお聞かせください」

M「オッケ~。で、何が聞きたいのぉ~?」

「えーっとですね…。M子さんは職場で恋愛を沢山してきた、と窪田からお聞きしてますので、まずはその辺からお話いただければ…」

M「え~? そんなのありすぎて何から話せばいいかわかんな~い。とりあえずぅ、元カレはホールのお客さんだしぃ、元々カレはホールのバイトくんだしぃ、その前のカレはぁ…誰だったかなぁ? 忘れちゃったぁ♪」

「アレですよ! アメリカ人の!」

M「あぁ! 逆ナンしたやつかぁ~。サキちゃん、M子よりM子のこと詳しいのウケるぅ~」

「いつもホールの前を通るイケメンアメリカ人に、電話番号渡したんですよね」

M「そぉそぉ! だってさぁ~、タイプがドンピシャの人を見つけるだけでも難しいんだからさぁ? 見つけた時点でアタックしなきゃ勿体無いじゃ~ん? 待ってたって、タイプの人から告白されることなんてナイに等しいんだしぃ~」

「なるほど…。勉強になりますな!!」

「M子さん、本当に積極的ですもんね」

M「そりゃそうよぉ~! 人生1回きりしかないんだよぉ? 本能の赴くままに生きなきゃ、勿体無いじゃ~ん。サキちゃんも、もっと積極的にならなきゃダメだよ!? 女ホル不足が加速してるぅ~!」

「女ホル!?」

「私の話はしなくて良いんです! まぁ、女ホル不足なのは否めませんが…(苦笑)」

M「そうよぉ~! どうせ引きこもってスロットばっか打ってるんでしょぉ~?」

「えぇ、まぁ…(汗)」

M「ダメダメぇ~! もっと女ホル出してかなきゃダメだよぉ~!」

「ちょっ、ちょっとすみません! 女ホルってなんですか?」

M「そんなの決まってるじゃ~ん! 女・性・ホ・ル・モ・ン♥ 女は常に女ホルを活性化させてかなきゃダメなのぉ!!」

「確かに…。M子さんと窪田さんを比べると…、肌ツヤとかオッパイとかオッパイとか…(じ~)」

「ちょっとXさん! セクハラですよ(怒)。 まぁでも、M子さんの言ってること凄くわかります。女ホルは大事ですよね」

M「そぉそぉ! もっと自信を持って、積極的に行かなきゃダメよぉ~。てかぁ、Xさんって今日パフューム付けてますよねぇ? そのパフューム、M子大好きぃ♥ 女ホル活性化しちゃうぅ♥」

「そうですかい? ありがとうございます(キラーン)」

「…」

M「ちょっと! サキちゃぁ~ん! どうせ匂いが強烈…とか思ってたんでしょ~! そんなんじゃダメダメダメぇ!」

「窪田さん! そうなの!? こんなにセクシーな香りなのに!?」

M「そぉそぉ! Xさん、とってもセクシーな香り~♥」

「そ、そうですね(セクシーな香りって…)」

M「Xさん気が合う~♥ M子、酔っ払ってきちゃったなぁ~♥」

「なに!? こ、これは念願のオッパイがイッパイ…」

「2人とも、ちょっと待って(汗)! まだ全然インタビューできてないですから…」

「…まぁ、このくらい聞ければいいんじゃないか? あとは追々…。ということで、とりあえず窪田さんはお手洗いにでも行ってきたらどうだい?」

「いや、なに2人っきりになろうとしてるんですか!! M子さんも、そうやってスグ誰でも誘惑するから、後々揉める事になるんですよ! ちょっとは自分を押さえてくださいよ…」

M「もぉ~。サキちゃん真面目ー! だから女ホルが活性化されないのよぉ~!」

「ん? 揉める事になる? どういうこと? その話、是非聞きたいねぇ」



…ということで、お酒が入って早くも女ホル活性化スイッチが入ってしまったM子さん。次週は、そんなM子さんの行動が招いた揉め事について語っていただきます。次回もお楽しみに♪