王将3 メガ盛7000
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どうもどうも。Q太です。

このコラムを開始して約2ヶ月半が経ちましたが、頭の中はすっかり王将、王将、王将になってしまいました。街で王将を見つけると必ず寄ってしまうし、他店舗とどこがどう違うのか、オリジナルメニューがあれば食さなければ気が済まない、そんな生活をしています。

そのおかげ(?)なのか…僕の身体が人生最大の体重を記録しているんですよ。少し行き過ぎた王将生活を送っているので、体に気を使った王将メニューを頼まないとな、と反省しております。

ふぅー。

それでは、王将3の実戦に移りましょう。今回はメガ盛7000です。

●スペック
大当たり確率…1/35.8
大当たり1回の出玉…平均7553.3個
おかわり期待度…10.7%
初当たり時の期待獲得出玉…8459.7個
スタート入賞ボーダー…1.06個
※大当たり出玉は今回の実戦値
※初当たり時の期待獲得出玉&スタート入賞ボーダーは実戦での大当たり出玉を元に算出



王将3、最後にして最強のメガ盛スペックです。初当たり1回で約7000個の出玉を獲得出来るんですよ。『メガ盛』っていう名前にも、他を寄せ付けない圧倒的な存在感を感じますね。


さて、まずはいつも通りスタート入賞ボーダーから。

今回の実戦では平均7553.3個の玉を獲得しました。これに平均連チャン数の1.12を掛けた期待獲得玉数は8459.7個。これで35.8回以上回れば持ち玉でプラスにななります。それでは250個あたりのスタート入賞ボーダーを出してみましょう。

8459.7個で35.8回
250個でX回

X回が250個あたりのボーダーになります。8459.7と250の倍率は35.8とXの倍率が同じ。8459.7と250の倍率は33.8388なので、35.8を33.8388で割ります。

すると1.06回というスタート入賞ボーダーが出てきます。前回の大盛より0.04個程低いですね。

ただ今回は捻り打ちで大当たりの平均出玉がだいぶ増えたので、打ちっ放しだともう少しボーダーは上がりそうです。


それでは、前回の大盛5000とメガ盛7000の違いを見てみましょうか。

まず大きな変化は…ありません(笑)。出玉と大当たり確率に差があるくらいなので、それ以外は大盛と同じ感覚で打って大丈夫です。

ちなみに店長役モノの包丁の動きですが、今回のメガ盛にも若干のばらつきがありました。おすすめ600の時は気が付かなかったけど、これは全てのスペックでばらつきがあると考えたほうがよさそうですね。


それでは実戦結果に移ります。

僕調べでは、メガ盛の設置店舗数は301店舗。大盛が836店舗だったことを考えると、大盛の方に力を入れている店舗の方が多いのかな。

今回はメガ盛の設置店が集中している都心部の店舗で実戦したんですけど、店内に入ると目の前にこんな光景が広がっていました。


ここまでメガ盛を推しているお店なら期待出来そうですね。

まずはヘソ。


(C)(株)王将フードサービス

こんな感じです。開いてますね。

次にアタッカーと電チュー周りですが、メガ盛は出玉が多いので右打ち関連の釘は良く見る必要があります。


(C)(株)王将フードサービス

上から上アタッカー、下アタッカー、電チューです。

下アタッカーは入り口の方がプラス調整に見えますが、上アタッカーは無駄玉になる出口側が若干マイナス調整なのが気になるところ。


それでは、役モノ内の実戦サンプルを見てみましょう。

●上ヘソ入賞個数
合算…1055個
├ノーマルルート…1011個(95.8%)
└SPルート…44個(4.2%)

SPルートを通過したのは24.0個に1個の割合です。寄り釘が良かった前回の大盛(24.1個に1個)とほぼ同じ数値ですね。


●フライパン到達個数
合算…94個(8.9%)
├ノーマルルートから…64個(6.3%)
└SPルートから…30個(68.2%)

ノーマルルート(1011個)の包丁突破率は1/15.8、SPルート経由は1/1.47でした。 ノーマルルートとSPルートの合算だと、1/11.22でフライパンに乗りました。

前回の大盛と比べると、ノーマル・SP共に下がってます。これは台が奥に傾いてなかったからではないかと思います。

このせいで、ノーマルルートではネカセが玉のスピードが上がり包丁を通過する割合が減った、そしてSPルートはVIPルートに行きやすくなったのではないでしょうか。


●フライパン→スタート入賞個数
合算…37個(39.4%)
├ノーマルルートから…25個(39.1%)
└SPルートから…12個(40.0%)

ノーマルルート経由のフライパン→スタート入賞率は1/2.56、SPルート経由のフライパン→スタート入賞率は1/2.50です。

合算は1/2.54と、今回は結構下がってしまいました。フライパン役モノ内の玉の動きを見ていたのですが、今回はフライパンが中央に止まった時に玉が乗ることが多かったんですよね。


●その他スタート入賞個数
合算…24個
├コンロから…10個
└VIPルートから…14個

94.7個に1個がコンロ役モノを経由してスタートに入賞しましたが…やっぱり回転が外巻きだと入賞率が低いですね。

VIPルートに関してはフライパン到達率でも触れたので割愛しますが、ここまで露骨に増えたのはタイミングが良かったのもあるんでしょうね。

しかし前回も述べたように、奥に寝ていない台はステージからのスタート入賞率が下がるし、包丁を通過する玉の勢いが強くてコンロ役モノからのスタート入賞率が悪化してしまいます。この辺りは打たないと判別が難しいですね。


●上ヘソ→スタート入賞個数
上ヘソ入賞個数…1055個
合算…61個(5.8%)
├ノーマルルートから…35個(3.3%)
└SPルートから…26個(2.5%)

ではこれまで通り、250個あたりの上ヘソ入賞の目安を出してみましょう。

上ヘソ→スタート入賞率は1/17.30。スタート入賞ボーダーの1.06にこの17.30を掛けると…上ヘソ入賞ボーダーは18.30個。上ヘソに入賞した玉が全てノーマルルートに向かったと仮定した場合のスタートボーダーは30.56個です。

スタート入賞ボーダーは前回の大盛5000よりも低いですが、上ヘソ→スタート入賞率が悪かったので上ヘソボーダーはかなり上がってしまいました。

前回と同じように凄盛2000、大盛5000、メガ盛7000の実戦サンプルを全て合算した数値も出してみましょう。

●上ヘソ入賞ボーダー(TOTAL)
そのまま出した場合…17.26個
全てノーマルルートと仮定した場合…25.42個

となりました。ちなみに、上ヘソ→スタート入賞率は凄盛2000が1/15.52、大盛5000が1/16.65でした。


では、今回の実戦でこれらの数値を超えられたのか…見てみましょう。

投資が1750個、大当たり3回で獲得した出玉の合計が22660個、そして流した玉が8651個なので、打ち込み玉数は15759個。そして上ヘソに入った玉数は1055個。14.94個の打ち出しに対して1個入っています。

ここでもスタート入賞ボーダーを出したときと同じ考え方で上ヘソ入賞回数を出します。

15759個で1055個
250個でX回

なので、1055個を15759と250の倍率である14.94で割ると、250個あたり16.74個入っていることになりますね。

これで王将の全スペックを打ったわけですが、結局プラス調整の台に辿り着くことはできませんでしたよ…とほほ。

今回こそボーダーを超える台を打ってやると意気込んでいたものの、前回と変わらず16個台となりました。最初の4000発程は平均21個を超えるハイペースだったのですが、やはりパチンコは難しい。その後は250個あたり13や14個が頻発し結局16.74個に落ち着きました。


さて、今回は技術介入について触れてみようかなと思います。

まずは通常時、王将3はステージが存在します。通常のデジパチだとステージに乗った時点で横から来た玉との衝突を防ぐために打ち出しを止めますが、王将3は連続入賞が重要なのでステージ止めはしないほうが良いです。上ヘソ入賞状況は時間効率も悪くなりますからね。

打ち出しを止めるタイミングは、フライパンに乗ったときとSPルートに進んだ時のみで良いと思います。

今回の実戦ではフライパンに乗った玉があるにもかかわらず打ち出しを止めなかったので、フライパンに2つの玉が乗ってどちらもスタートに入賞することがありましたが…1つ目の保留で大当たりしたので2つ目のヘソ保留は大当たりのセット中に消化されました。王将の1回転はとても価値が大きいので、保留を無駄にするような行動は極力控えるようにしないとダメですね。


次に大当たり中です。これは王将2と同じく捻り打ちが効果を発揮します。

メガ盛の上下アタッカーのカウントはそれぞれ4個、それを理解した上で今回は2種類の捻り打ちを試してみました。


(C)(株)王将フードサービス

1つ目は写真の赤い丸で囲った部分、2本釘付近に当たるように消化する弱め打ち。これで3発目が発射されたらすぐにフルの右打ちで2発打ち出します。

ただ、この打ち方は2本釘に当たって左にブレてアタッカーに入らない玉が結構ありました。


2つ目は写真の青い丸で囲った部分を狙います。一番右まで届く強さで打ち出す、いわゆるゴム打ち。 ゴム打ちはゴム打ちでも、一番右まで届くストロークの範囲で強弱をつける打ち方です。

最初の3発はゴムにギリギリぶつかる程度の強さで打ち出して、3発目が発射されたらすぐにフルの右打ちで2発打ちます。


この2種類の捻り打ちを試してみました。どちらもオーバー入賞率は通常のセット打ちよりもアップはしますが、個人的にはゴム打ちの強弱打法の方が安定してオーバー入賞するという印象ですね。

ただし、止め打ちするとスルーが途切れがちです。スルーの調整がいいなら問題ないですが、可能なら打ち出しを止めずスムーズかつリズミカルに捻り打ちすることをおすすめします。


ちなみに今回は大当たりを3回引いて、オーバー入賞は101回。大当たり3回で開いたアタッカーの回数は378回なので、3.74回に1回オーバー入賞したことになります。アタッカーの賞球が15個なので、14×101で1414個多く取れたことになります。

約1400個は等価なら5600円の差です。地味な技術ですが塵も積もれば山となります。特にメガ盛はセット回数、賞球共に多いので王将3の中でも1番効果があります。

文章だと難しそうに感じますが、そんなに難しい手順でもないので是非チャレンジしてみてください。


最後に、裏ボタンの話でもして〆としますかね。

王将3は初級モード、上級モード、超級モードと3種類ありますが、僕がオススメするのは上級モード。この上級モードは裏ボタンで当たりハズレを先告知してくれます。

手順は、図柄変動中に右のRボタンを押す。これだけです。

図柄と同時にドット下のセグも変動するのですが、ボタンを押すと右セグに数字が表示されます。この数字が奇数なら大当たり、偶数ならハズレ。

なので、奇数なら打ち出しを止めて大当たりを待つ、偶数なら変動中でも打ち出しを再開してOK。

王将で優秀台を掴んだ時は、この裏ボタンを活用しましょう。効率よく回すことで勝率UPに繋がるので、是非試してみてください!


さて、今週の王将ライフは…ジャジャン!


キタァァァー! 僕が愛して止まない天津シリーズです! その名も天津焼きそば!

見たまんまですね…(笑)。


今回は、王将のオリジナルメニューを求めて大阪市東淀川区の上新庄店に行ってきました。


写真だけでも美味しさが伝わりますね!

関東よりも少し濃いめの餡と卵に絡めたソース焼きそばが、もう美味いのなんのって。最高に幸せでした。

来週は京都四条大宮にある王将一号店にでも行ってみようかな。

ではでは皆さんも良き王将ライフを!