王将大好き!
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読者のみなさま、どうもどうも。Q太ですよ。


…誰だよお前! という方も多いと思うので、まず簡単に自己紹介を。

僕、約1年前までこのサイトで『パチンコひとり旅』というコラムを書いていました。もともとパチンコオリジナル必勝法(オリ法)でやっていた、旅打ちの企画のスピンオフコラムです。

内容は、2013年8月~2015年10月で47都道府県を巡りプラス収支にするというものです。語りつくせないほど色々な喜びや苦悩がありましたが、無事に47都道府県を全てプラスにして帰ることができました。

現在でも当サイトで無料で公開されているので、興味のある方は是非読んでください。


とまあ、自己紹介はこんな感じ。

現在は、地元の東京に戻って来まして、オリ法の『日本の各地で打ってQ 目指せ! 1000万円編』という連載企画をやりながら稼働稼働の毎日を過ごしております。


しかし、6月某日。いつも通り稼働をしていたら、このサイトの編集さんから急に連絡が…

「Q太くん! 餃子の王将打って色々と調べてきてよ!」

と。聞けば、王将の回転率の簡単な目安を知りたいらしく、それをコラムにしてみない? というもの。


ん? ちょっと待った。

この提案に違和感を覚える僕。というのも、今の今まで餃子の王将なんてほとんど打った事がないんです。そんな僕に、なぜこんな企画を…。仕事をもらえるチャンスとはいえ、適当な事は書けない…1度ならず幾度も断わろうかと考えました。

が、王将やホースケミニのような役モノ+デジタル機は、釘読み、役モノの癖(台のネカセ)など、勝ち方の基礎が詰まった機種で、これは今後の稼働で役に立つ可能性のあるお話。

王将を打ち込んで数値化できない要素などを調べていきたいという気持ちもあったので、受けることにした…というのが今回のなりゆきです。


あ、あとプロフィールにも書いたのですが、実は僕、餃子の王将でアルバイトしていたことがあるんです!

あれは高校3年生の秋。卓球部を引退して大学進学までの半年間、高校生には破格の980円という時給と、餃子があまりにも好きすぎるという単純な理由で、あまり深く考えずに応募しました。

しかし…採用されるとすぐに、4枚のA4用紙にびっしりと書かれた王将用語(炒飯=ソーハン、餃子=コーテルなど王将内で注文時に使う用語のこと)を1週間で覚えさせられることに。さらに洗い場にてひたすら食器を洗い、天津飯や卵料理に使う卵をひたすら割り、ご飯を炊き、ときにはホールに出て注文を受け…と、業務のめまぐるしさに容量の少ない僕の頭はパンク状態。

ひっきりなしに来るお客さんの注文を捌くことが出来ず王将用語や注文を間違えるわ、食器洗浄機があるにもかかわらず溜まっていく食器の山に焦って食器を割るわ、ご飯を切らしてしまって一時ご飯系の料理を出せなくするわ、動きは鈍いわ…で、そりゃもうこっぴどく怒られていましたよ。

正直、高校生の僕がやるにはきついアルバイトだったと思います。同じ時期に入った同い年の3人は、みんな1ヶ月以内に辞めてしまいましたしね…。


でも僕は、そんなきついバイトでもなんとか予定の半年ほどを乗り切ることができました。その理由は…まかない(笑)。

当時の王将は、4時間以上勤務するとメニューにある料理のほぼ全てを無料で食べることができたんです。だから、バイトに入るたびに色々なメニューを注文していきました。餃子に関しては、焼きすぎてお客さんに提供出来ないものがいつも大皿に積むほどあったので食べ放題でした。


そんなわけで、王将のまかないを楽しみにきついバイトを乗り切ったわけですが、最終的に行き着いたのは、天津飯(甘酢)と餃子の組み合わせ。途中からはこればっかり食べてました。

大変な職場ではあったけど、多少きついことがあっても乗り越えられるようになったのは、このおいしい体験のおかげかもしれません!


さてさて、そんな2つの理由からコラムを受けたのですが、とりあえず当コラムでは、餃子の王将シリーズを主として、役モノなどアナログな部分をボーダー考察してみようと思います。まずは餃子の王将2を見ていこうかと。

ざっくりとではありますが、役モノ入り口に入賞する玉の数で回転率の目安を出せるようにアナログな部分を実戦値でデジタル化していきます。


ちなみに、王将は初当たり1回で獲得できる玉数が分かれば、その持ち玉で何回スタートに入ればいいのか計算しやすいシンプルな機種です。

しかし、このスタートがクセモノ。ここに辿りつくまでにはいくつもの関門を突破する必要があるので、ここでボーダーを計ろうとすると投資がかさんで仕方ないんです。

ちなみにスタートの前の回転体(8個の穴のうち2個がスタートに入賞)でもスタート×4でボーダーを出すことはできますが、ここまでのサンプルを採るにも少額では済まないと思います。やはり理想は役モノ入り口の入賞個数に対するボーダーラインが欲しいところ。デジパチ感覚で続行orヤメを判断できればリーズナブルですね。

もちろん入り口からスタートまではネカセなど個体差が影響するのでそれぞれ到達率は違うと思いますが、ここで出した数値がひとつの目安になればと思います。

もう店舗が少ないスペックもありますが、可能なら全スペックを打ちながらサンプルを蓄積していきたいですね。


というわけで、来週は王将2のミニ500を実戦してお届けします。

ではではこれから3ヶ月間、餃子の王将の熱烈なファンの方にも参考になるようなネタを探すべくひたすら打ってきます。少しでも参考になれば嬉しいです。




僕の大好物、テンハン(天津飯)甘酢コーテル(餃子)!

今でも王将に行ったら8割方テンハン甘酢とコーテルの組み合わせで注文してます(笑)。