さやかにインタビュー
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SF塩野が好きな演出や好きな機種など、パチンコにまつわるあれやこれやを、ライターさんたちにインタビューする当コラム。第11回はコスプレが趣味のさやかさんです。



「パチンコ的に最近いいことあった?」

「海JAPANで3万発出ました!」

「うそっ!?」

「マジです!! ミドルタイプだったんですけど驚愕でした」

「どうやって?」

「ハマらないし、連チャンするしで止まらずって感じでした」

「まぁよくよく考えてみればですよ、時短込みで連チャン率は71%ありますし、そういった展開がないことはない。でもスゴいよね」

「私も途中ちょっと怖くなりました(笑)」

「では、最近よく打っているという意味でイチ推しの機種があればお願いします」

「やっぱり乙フェスですかね」


「でたーーー! コレで何人目かな、乙フェスを好きな機種に挙げたのは。萌え系機種好きなさやかに聞くのは愚問だと思ったけど(笑)。で、どこがいいの?」

「まずスペックがいいですよね。ライトミドルのV確STなんですけど、間口が広いし、爆発力もある。あとあの娘たちがアイドルみたいに歌って踊るなんて想像できませんでしたよ」

「乙フェスは平和の萌え系機種のキャラが集結、という意味で画期的! と皆さん口を揃えますが、そうするとアレですか、やっぱり南国物語とかも打ってたりしてたの?」

「私の場合は戦国乙女が1番好きでしたね。平和の乙女シリーズは元々打っていて、そこから選抜された娘たちが出ているという意味で堪らないです」

「選抜ってことは全員出ているわけじゃないんだ」

「残念なことにそうなんですよね~」

「選抜して欲しかったキャラがいたりする?」

「私は明智ミツヒデが好きです」

「明智は選抜に入ってないんだ。その基準はなんだろうね。史実で言えば、明智光秀は信長や秀吉に比べると格が落ちるわけだけど…」

「そういう意味じゃないと思いますよ(笑)。単純に人気だと思います。私的にはミツヒデも人気キャラだと思うんですけど…。あと乙フェスに出ているグループっていうのが、ロリ系、セクシー系、ポップな主人公っぽい系、クール系なんかに分かれているんですけど、そのジャンルに入らなかったキャラが選抜されなかったのかな、と思ってます」

「事実はどうあれ、そういう予想ができるのはキャラが豊富な乙女シリーズならではだね」

「そう思いますね」

「演出面ではどうかな? 以前にインタビューしたひかりちゃんは擬似連時の『ごいっしょに、はい!』のかけ声が好きだと言ってたけど」

「私もそこはツボですね(笑)。平和の機種は擬似連のときに曲をよく使うんですよ。綱取物語もそうなんですけど(笑)」

「綱取物語を出すあたり、さやからしいな(笑)」

「もちろん昔のじゃないですからね。あとは黄門ちゃまとか」

「考えてみると確かに。乙フェスをつい打ってしまう動機になる好きな部分とかあるの?」

「うまいな、と思ったのは、ST170回転なんですけど、電サポが100回転で終わり、残りの70回転は潜伏する大当たりがあるところです」

「あらま。それは穏やかじゃないね。気持ち的に潜伏70回転というのは重いし、回す気が失せない?」

「ですよね。普通の機種なら完全にマイナス要素です。でも乙フェスはそこに工夫が凝らされていて、潜伏中は歴代の羽根デジの演出を再現しているんです♪」


「それなら許せるな(笑)」

「そうなんですよ。潜伏70回転を羽根デジに近い感覚で打てるんですよね」

「歴代シリーズを打ってきたファンがこの機種を打つ、ってことを前提に作られてるね」

「私なんてまんまと戦略にずっぽりですよ(汗)」

「ずっぽりね(笑)。やっぱりそれだと打っちゃうか」

「懐かしいなぁと思いますし、打っちゃいますよね」

「振り分けはどれくらいあるの?」

「右打ち中大当たりの25%です」

「4回に1回か。出玉面で考えると、25%を引いたときは電サポ100回転内で当てることも大事だよね」

「潜伏中は低確率時と大当たり振り分けが同じなので、電サポ中の当たりが何より大事です」

「ちなみに新キャラとかはいないの?」

「います、います!」

「えらく食いつきがいいな(汗)」

「最初は『新キャラなんて…ねぇ』と思っていたんですけど…」

「思っていたけど?」

「『ノイジーガールモンスター』というバンドメンバーに完全にやられちゃいました?」


「やられちゃったか!」

「コスプレもしちゃいました」

「そこまでやるところがさやからしいよ、ホントに」

「悪いクセですね(汗)」

「予告とかで好きなものは?」

「好きというか、ちょっとそこは違うだろ、的なものはあります」

「ほうほう」

「乙女シリーズと言えば『萌えカットイン』ですよね?」

「はい、それくらいは俺も知ってますよ」

「乙フェスには『超絶カットイン』という新演出が加わったんですけど、その期待度が萌えカットインより低いんですよ」

「超絶なのに?」

「そうなんです。超絶カットイン…いらないんじゃないかなぁって」

「萌えカットインだけで良かったと」

「期待度で比べるとわかりますけど、萌えカットインはキャラ単体で76%、超絶カットインは53%。超絶カットインが超絶アツいわけでもないんですよ」

「俺なんかが見ると、超絶カットインがアツくないと言っても、50%あるじゃんって思っちゃうんだけど」

「体感的に50%と70%だとだいぶ違いますよ」

「確かにね。魚群が70%だとだいぶ当たる気がするもんな(汗)」

「そのたとえ上手い!」

「超絶カットインがハズれると『ちっ』って思ったりするの? 新参者のクセに生意気よ! 的な(笑)」

「そこまで思わないですけど(汗)。画面に『超絶乙女』って出てくるんで、最初は当たる! って思いましたね」

「京楽のこと嫌いなのかな。超絶カットインと言えばぱちんこAKBでしょ?」

「まぁそれはノーコメントで(笑)」

「乙フェス以外では気になった機種とか、好きな機種とかある?」

「私、ちょんまげが嫌いなんですよね」

「はい? 今なんて?」

「ちょんまげイヤ!」

「来ましたね、さやかさん。となるとですよ、時代劇ものはオールNGってことですか?」

「そうです、銭形とか慶次とか」

「戦国乙女は?」

「アレはちょんまげじゃないんですよ」

「俺なんかは逆だね。マサムネとかなんでカタカナ? って思う。マサムネは伊達政宗だけだろ!」

「織田信奈も許せない感じですか?」

「アレにはクスッとした(笑)。しかも織田信奈であり、織田信長じゃないでしょ?」

「そうですね」

「その他の機種で気になるのは?」

「最近打っていて面白いと思ったのは、風魔の小次郎とバスタードです」


(C)車田正美/集英社(集英社文庫(コミック版))
(C)萩原一至/集英社(ジャンプコミックス)

「それまたなんで?」

「バスタードはRUSH中に悪戯するのがいいんです。あと通常時のくだらない感じですかね」

「小次郎は?」

「書き換え演出もいいんですけど、やっぱり男の子メインのアニメ機種だからです」

「エヴァとかはそのジャンルには入らないの?」

「あれはちょっと違いますね。男の子だらけでもないですし。私、戦国乙女みたいな機種もいいんですけど、ホントは男の子だらけのアニメ台を欲してるんです」

「欲してるんだ(笑)」

「あんまりないんですよ。昔、三洋から出ていた『戦国学園』っていう台が最強だったんですけど、小次郎がそれに近い感じがするんですよね」

「何か深い感じがするけど、どうでもいいような気もするなぁ(笑)」

「男だらけの台で癒されたいんですけど、ごついのは苦手なんで、刃牙とか言われるとちょっと…」

「いやいや、誰も刃牙って言ってないですから。ちょっとさやかさん、お口が過ぎますよ(汗)」

「それでね、私、小次郎が楽しすぎて単行本全部買ったんですけど1巻しか読んでないんですっ!」

「そこは読んでくれよ」

一同・笑

「私、薄桜鬼みたいな機種をもっと出して欲しいです」

「お、声がワントーン上がったね。これは本気モードですな」

「最近ホールに女性ファンが増えてきているのをヒシヒシと感じるので、イケメンの男の子だらけの機種を充実させていただきたいと強く思います!!」

「いきなり選挙演説かよ」

「刃牙はNGです」

「おい! 刃牙が好きな人に謝らんかいっ!」

「ごめんなさいっ!」



※インタビュー後記
さやかさんの萌系機種好きは知っていましたけども、好きなジャンルと嫌いなジャンルがここまでハッキリしているとは意外でした。本文中には出てきませんでしたけど、北斗は大丈夫らしいですよ、ごっつい系なのに。未だに基準が不明です(汗)。次回はフランケン山科さんのインタビューをお届けしますのでお楽しみに!