すずかにインタビュー
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私ことSF塩野が好きな演出や好きな機種など、パチンコにまつわるあれやこれやを、ライターさんたちにインタビューする当コラム。第4回は新人ライターであり、当企画編集のすずかさんです。



「この間なんか言ってたよね? 好きな演出があるって」

「南国育ちのバタフライチャンスです!!!」


「どこが好きなの?」

「演出はいたってシンプルで、ボタンを押して蝶が跳べば成功なんですが、成功するときもボタン押し後にすぐ飛ぶわけじゃないんです!」

「ほほぅ。すぐに飛んだほうが気持ちいい気がするけどなぁ」

「わかってないなー。ボタンを押して、うっ、うっ、って一瞬の間を置いてからシュワワ~って跳ぶ。この絶妙な間がイイんです!」

「ごめん。全然、その絵が浮かんでこないんですけど」

「右の蝶役モノがパタパタして、画面の奥から蝶群がパトランプに向かって飛んだ後にキュインキュイン♪ と鳴るあの美しさ。もうヤバいです」

「それ見たさに打っちゃうんだ」

「もちろんです! ちなみに私、ボタンを押すときは、こうです(ジェスチャー付き)。指2本で押すんです」

「ちゃんと押せって!」

「押すときも『飛べっ!』って言って押す(笑)」

「当たれ! とか光れ! じゃなく飛べなんだ(笑)。おバカなの?」

「失礼ですね! あと失敗したときの演出もいいんですよ。パリン…と割れるだけなんですけど、割れ方がもう…なんと言うか、木っ端微塵って感じで。私の気持ちを表してるみたい(笑)。」

「ちなみにバタフライチャンスって信頼度は高いの?」

「まぁまぁアツいです(やや食い気味でアツさを強調)」

「…ウザいなぁ(心の声です)」

「あとはですね…」

「南国はもういいよ」

「もう 1 個めっちゃ言いたいっ!」

「身内の人に聞いてもらって」

「聞いてくれる人がいない(涙)。まぁいいじゃないですか。でね、これは通常時もST中も共通してるんですけど、筐体にでっかいパトランプがあるじゃないですか。あれが光れば大当たりなんです」

「知ってます」

「で、ここからが本題!」

「本題から言って欲しかったな~ 」

「すみません(汗)。実は『育ち』の盤面上部のロゴのところには小さなパトランプがあって、さらにヘソの左上に小さいCHANCEランプがあるんです」

「CHANCEランプは平和の機種ではおなじみだよね」

「そうです。で、アレがしれっと光ってるときがあるんですよ。ほんと気づかないうちにいつの間にか光ってて『ドキッ!』ってなる(笑)。あともう1個あって...」

「おいおい、すずかの回は南国スペシャルだな」

「STラストの8回転くらい? になると毎回転ボタンが押せるんです」

「要するにバタフライチャンスだけなく、電サポ中の演出が全部好きなんだね」

「そうです!」

「飛べばいいと」

「はい!」

「自力感があるんだろーね、たぶん」

「飛んだ…じゃなくて、飛ばしたゼ! という感覚ですね」

「なるほどねー。ちなみに南国の他に好きな演出や機種とかあるの?」

「私、リーチであまり好きな演出がないんですよね。予告がいくらアツくても、リーチの展開でダメなんだ、とか思ったりするじゃないですか」

「まぁムダに演出が長い気がするときは多いよね。でも、アクエリオンとかは予告が弱くても、スーパーリーチ終盤のカットインとかがアツければ当たっちゃうんだけど...それはどう?」

「なんかダメですね。そもそもロボットが好きじゃないんで」

「???」

「ロボットに興味がない」

「全ロボット否定?」

「ロボットとかどうでもいいもん」

一同・爆笑

「今ので好感度が下がったぞ、すずか」

「興味がわかないものは、わかないんですっ!」

「アイボとかペッパーくんは?」

「種類とかじゃなくて」

「じゃーガンダムとかも?」

「MSなんちゃらとか、ちんぷんかんぷんです。原作見ないとわかりにくい機種は好きじゃないです」

「すずかが大好物のルパンは原作あるけどね」

「あれは別枠ですよ。ルパンのキャラは国民的過ぎて知らない人いないじゃないですか」

「ロボット系、原作ある系がダメとなると打つ機種が絞られてくるよね?」

「そうですね。 あっG1ドリームとか大好きでした。元々ゲーセンで馬を育てていて、なぜかサイレンススズカに惹かれたんですよね。私の誌上ネームもそこ由来ですし」


「G1ドリームのどこがいいわけ?」

「選んだ馬を育成できるんですよ。例えば私だとサイレンススズカを選ぶんですけど、エサをあげるとリアクションしてくれて喜ぶんです」

「よろこんぶ?」

「ばか! 喜ぶって言ってるでしょ!」

「へ~。それって、めっちゃ喜んだらアツいとかなの?」

「ある程度は」

「ふーん」

「だからご機嫌ななめでエサを食べないときもあるんです」

「なるほどねー」

「そんなときに『エサを食べないと名馬になれないぞ!』な~んてツッコミを入れたりするのが楽しいんです♪」

「すずゴロウさんだね、台と会話ができるだなんて。まさにすずゴロウ王国(笑)」

「ガーーー! 私だって今思えば痛い女だったな、って思いますけども!」

「でもさ、そこまで育成が楽しいなら、パチプラスを使えばもっと楽しめたんじゃないの? どんな要素があったわけ?」

「パチプラスは…やってないです」

「うそーん」

「面倒くさいもん(笑)」

「そこまで気に入ってたならやっとけ!」

「あとはですね、 何と言っても16Rを引いたときのラウンド中のBGMがサイコーなんですよ。映像、BGM、馬が走る姿がいいんです。正確に伝えられないのが煩わしいくらいに好きですっ!」

「でもそれって16R引いたら毎回だろ?」

一同・爆笑

「よく飽きないよね(汗)」

「飽きません! とにかく、映像、BGM、馬…すべてがマッチしてるんです」

「そういうツボは人それぞれだからね」

「それ見たさに通常時がガマンできる」

「が、ガマンって…(汗)。 BGMにはこだわりがあるほうなの?」

「戦国BASARAはBGMを聞きたくて打ってました」

「ゲームが好きなの?」

「いや、ゲームには全然興味なかったですけど、私、後ろで流れている曲の作曲家さんが好きで」

「通常変動中?」

「そうです。だから当たると聞けなくなっちゃうから当たったらダメなんです」

「youtubeでよくね?」

「ダメです。ホールで、というのがまた格別なんです。好きな曲を大好きなパチンコをしながら聞けるっていうのが…」

「俺なんか通常時の音が大きいのがダメだから、まず座ったら音を小さくするもんね」

「そうなんですか!? 私はしません」

「えっ? もう1度プリーズ」

「音は小さくしません」

「そうなの?」

「5段階調節なら3とか4にします」

「それでも結構な爆音だよな」

「打つときは入り込んで打ちたいですからね。周囲に邪魔されたくないというか」

「周囲の邪魔は、爆音鳴らしてるお前だろ!」

「そんなの知ったことじゃない」

「出た出た。こういう輩がいるから、俺が頭にきちゃうわけですよ」

「ギャハハハ!」

「隣の台の音まで小さくしたいからね」

「私は是非とも機種にイヤホンを付けて欲しいです。だってちゃんと音を聞かないと作った人に申し訳ないから…」

「なるほど。それは一理ある」

「だから会話予告とかのボタンも必ず押します」

「毎回押すわけ?」

「押さないと台が怒っちゃうから。私、台と会話しながら打ってるんです」

「…(呆れ顔)。じゃぁハマったり、単発とかだったら罰を与えないとダメですな」

「いや、ダメです。なでなでしてあげないと」

「なでなでして出るなら、みんなナデとるわいっ!」

「ちなみに耳栓もしません」

「悪いことは言わない。将来のためにも耳栓はしたほうがいいよ。確実に聞こえが悪くなるからね」

「耳栓すると負けるんで」

「なんでだよ」

「台が怒るからです」

「怒ったら逆に出そうだけどな(笑)」

「怒ったら、『お前に大当たりはやらぬ』と思われちゃうから」

「なんだか霊能者の方と話している感じがしてきたので今日はこのあたりで勘弁してもらっていいですか」

「次は演出ベスト3ですよね?」

「いや、もういいです。さよなら~」


※インタビュー後記

その後も延々と演出ベスト3のことを話し続けたすずかさん。話をするにつれ、徐々に不思議ちゃん化していく過程が楽しかったのでまぁ良しとしましょうか(笑)。次回も楽しいインタビューをお届けしますので是非!