満井あゆみにインタビュー
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私ことSF塩野が好きな演出や好きな機種など、パチンコにまつわるあれやこれやを、ライターさんたちにインタビューする当コラム。第2回は現役プロ雀士の肩書きを持つ満井あゆみさんです。



「最近はどんな感じで打ってるの?」

「丸1日打てる日が少なくて、短時間勝負することが多いですね」

「短時間勝負っていうと例えばどんな台打つのかな?」

「羽根モノとか…」

「羽根モノ!? 羽根モノ打つんだ」

「打ちますね。最高に時間がないときはTOKIO PREMIUM。時間で言うと21時30分くらいから打つときですね」

「時間基準…なんだね(爆笑)」

「そうです(笑)。21時だとAKB…」

「AKB!? いや、別にいいよ。でもそんな細かく時間で打つ機種を決めてるんだ」

「そうですね。で、20時台だと、さすがにMAXタイプはキツいですけど、比較的フリーな機種選びになります」

「というと?」

「私、イケメンが好きなんです」

「なんのカミングアウトなんだっ! ってパチンコだよね(笑)」

「も、もちろんそうです(笑)。1種2種混合機で早いから短時間勝負にはいいんですよね」


(C)SBS Contents Hub/M.I. all rights reserved

「そんなに時間ないの?」

「雀荘の仕事が終わってから打ちに行くことが多いんで。でも昼から打つときは北斗無双とか新台を打つことも多いですよ」

「なるほど。ちなみにイケメンですね、が好きなのはドラマが好きってこと?」

「そうです。ドラマも機種も人気ありますし」

「例えば韓流ドラマの台だと、最近冬ソナなんかを再導入するお店なんかがあったりするけど、そういうのも打つの? 結構デジタル消化が遅く感じるんだけど」

「全然、大丈夫です♪」

「冬ソナはドラマが先?」

「いや、パチンコの演出をみていたらどんな話なのか知りたくなっちゃいまして。それでDVDをレンタルしてっていう。そこから韓流ドラマにハマって…」

「あららら…。王道パターンですね」

「韓流ドラマの内容って時代によって流行りがあること知ってます?」

「えっ?」

「ブームがあるんですよ。昔の冬ソナとか四季シリーズとかは、兄弟が交通事故に遭ったりとか、結構ドロドロ系だったんですけど、最近はポップな感じなんです。イケメンですね、はラブコメディーって言ってますけど」

「ファンの皆様ごめんなさい、興味ゼロです(汗)。ちなみにイケメンですね、では誰が好きなの?」

「チャン・グンソク!」

「はい」

「絶対にチャン・グンソク!!!」

「分かりました!!!」

「リアクションが薄いので聞こえてなかったのかと(笑)」

「しっかり聞こえてるから! リアクションは勘弁してください(汗)。ちなみにチャン・グンソクはあだ名みたいなものはあるの?」

「グンちゃんです」

「…。グンちゃんのどこに惹かれる?」

「完璧な男なんですよ。パチンコに4大胸きゅん演出っていうのがあるんですけど、そのなかの1つに『テギョン最強ムービー』ってうのがあるくらいパーフェクトなんです」

「期待度は49.2%か…なかなかアツいな」

「さらに豆知識で言うと潔癖症なんです」

「潔癖症だと完璧とは言わないんじゃ…」

「まぁそれはそうなんですけど(笑)。曲とかも全部自分で書いてるし、リーダーだし」

「1番好きな演出も、テギョン最強ムービー?」

「また急に出てきた、担当氏!」

※インタビューは担当編集を含む3名で行なっています

「それがねぇ…4大胸きゅん演出って、ちゃんと銘打たれているのに、全然出ないんだよ」

「どれも出ないの?」

「どれもです…」

「1番良い胸きゅん演出は?」

「テギョン最強ムービー!」


(C)SBS Contents Hub/M.I. all rights reserved

「もちろん見たことはあるんだよね?」

「ないです!!!」

「ないんだっ!!!!」

一同・爆笑

「いやー、私、かなり打ってるんですけど、web動画でしか見たことないんですよ。ってか、普通に4大演出なくても当たるんです。金保留とかで。フフフ…」

「面白いね。ミッチーもイケメンですね、も」

「出るか、出るか…って思ってスマホを構えるんですけど、また出な~いみたいな(笑)」

「じゃぁ見るまでは打つのをやめられないね。ちなみにこれはドラマが先?」

「そうです」

担「待ってました! 的な感じ?」

「韓流ブームはとっくに終わってたんで諦めていたんですけど…高尾がやってくれた! って(笑)」

「へ~」

「チャングムとかはロケ地にも行きました」

「すげー!」

「セットとか観光地になっているんです」

「ミッチーの韓流好きは筋金入りだね。イケメンですね、の他に好きな機種ってあるの?」

「基本的に女性向けに作られてるなーっていう機種…ベルばらとかも好きですよ」


(C)池田理代子プロダクション

「楽しい機種だよね」

「私、告白が成功したら当たりとかが好きなんですよ。ニヤニヤしちゃう(笑)」

「ニヤニヤ要素は大事?」

「大事です(キッパリ)。ドラマでもキュンキュンしちゃうんですけど、パチンコは出玉もついてくるからさらに鳥肌もの!」

「それくらいに思い入れがあると、激アツ演出をハズしても頭に来ないでしょ」

「いや、そこはガク~ってなります。私、結構顔に出ちゃうんですよ」

「パチンコを打っているときって、自分の気持ちを周囲に悟られたくない的な感情ってない? でもモチーフによってはシマに連帯感があったりするから、そういう感情をさらけ出せるじゃないかなーなんて思うんだけど」

「仲間意識みたいなものはあるかもしれないですね。新機種だからって思い入れもないのに打って、すぐ当たる人を見るとムカッと来ます」

「ギャハハハ!」

「イラッとします」

「他所者はダメ?」

「ギラッとします」

「バカだねぇ(笑)」

「ドラマが好きで打ってる、って感じの人が当たるとこっちも嬉しいんですけど、そうじゃない人が当たるとダメですね」

「みっちーのイケメンですね、愛は十分過ぎるほどわかりました。ここからはテーマを変えて確変中のお話を。確変中で好きな演出ってある?」

「確変中も通常時の延長みたいな機種がいいです」

「えーーーー! そうなの? 珍しいよ、それ(驚)」

「アクエリオンとか好きですよ。もっと、通常時の大当たりパターンが見たいってなるんですよね。変ですか?」

「いやいやいや、全然いいよ。失礼ながらそんな人がいると思わなかったけど。他にもあるの?」

「昔のエヴァとか倖田とか、海とかもですね」

「ちなみに好きな演出は?」

「1&9テンパイとか」

「古っ! 待ちどころが古いよ、ミッチー。超面白いっす(笑)」

「ちなみにアクエリオンも原作が好きなの?」

「いや、自分がパチンコにハマったときに主流だった演出スタイルが今でも好きなんです。初代慶次が出てきたあたりくらいかな?」

「今のライターさんって、その時期にパチンコにハマったっていう人が多いね」

「まぁそんな感じなんで確変中の演出で好きっていうのはあまりないんです。通常時の演出のまま確変中って機種が最近、あまりないので。他になんかある?(担当氏に逆質問)」

担「私はST中の演出が好きなので…」

「STが得意な人はいいよね~。私は前後半に分かれている演出とかがダメ」

「残り回転数が1ケタになったときのカウントダウンとか、ガタガタしたりするやつはダメなのね」

「絶対ダメ! 当たる気がしません。ループがいいです」

「あゆちゃん、メンタルが弱いんだよ」

「つ、強いよ! ハマリに耐えられるもん」

「ま、まぁ、そこは強いことにしておきましょうか(汗)。で、話は変わりますけど、ここで演出ベスト3を挙げてもらいたいんですけども」

「色々あって迷いますけど…。1位は、イケメンですねの胸きゅんですねリーチの『許可してくれ』です!」

「え、なんですって?」

担当「『許可してやる』じゃなかった?」

「それは弱いほうだよ」

「紛らわしい(笑)」

「あ、やっぱり『許可してくれ』は止めます。『星を見せてやる』のほうがいいです」

「変えやがった…(汗)。しかし聞いてると全部命令形なんだね」

「テギョンに命令されたら、はいっ! って(笑)」

「どんな演出なの?」

「こんな感じで…(担当氏とドラマのシーンを再現)」


「拳で殴ろうとして、そのままチューするんです。キャー!(赤面)」

「ダハハハハハハ! それがいいの?」

「名シーンですよ!」

「殴ろうとしてパリーン! とか画面が割れたらハズレ?」

「ハズしたことないですね」

「かっこいい!」

「他のリーチを見る限り、そのまま暗くなっていくと思います」

「長くなりそうなので2位を紹介してくれ!」

「星矢の『金系予告』です」


(C)車田正美・東映アニメーション

「出た、ミッチーが8万発出した星矢。ちなみに通常時?」

「確変中は大当たり濃厚なんですけど、通常時の金は常識を覆してくれたんで好きです」

「金が激アツではなく、チャンスみたいな?」

「金が出て、星矢柄を連れて来てくれればいいな、と」

「金系=チャンスというのはなかなか受け入れがたい面もあるんだけど、最初から違和感はなかった?」

「星矢好きっていうのもあったと思うんですけど、あまりなかったですね。打ち込むと慣れてくるし」

「そっかそっか。3位はどうでしょう」

「暴れん坊ボタン…」

「えっ?」

「藤商事のローリングボタンです!」

「ビックリした~。ってか、暴れん坊将軍を打っていること自体にビックリした」

「藤商事のボタンって押し心地良くないですか?」

「まぁ大きい割には押しやすいよね。でもどうして暴れん坊将軍なの? リングとか着信アリとかきくりとかあるじゃん。でも暴れん坊っていう部分が謎すぎるんだけど」

「昔からシリーズで好きなんですよ」

「そういうことか。でも韓流とか今まで話してくれた台と毛色が違うよね」

「そうですけど…。考えてみれば藤商事の機種は結構好きですね。暴れん坊、打ったことないですか?」

「あるよ、だからこそ驚いてるわけで(汗)。じゃあDANGER柄も好き?」

「はい(笑)。音もいいですし、あとギミックも最高です。ST前半はドゴーン! と落ちてきたり」

「あれ、さっきと話違うじゃん。STもそうだし前後半で分かれているのは好きじゃないって言ってたのに」

「あれは面白い!」

「うそーん」

「じゃあラッキーエアーは?」

「あんまり感じない」

「それは感覚が鈍いんだよ」

一同・爆笑


※インタビュー後記
ロケ地にすら赴いてしまうという、韓流ドラマが大好きなミッチーですが、私が驚いたのはその天然ぶり。今度、私もイケメンですね、を打ってみようかと思います(笑)。次回はコング誠さんのインタビューをお届けします。お楽しみに!