しおねえにインタビュー
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私ことSF塩野が好きな演出や好きな機種など、パチンコにまつわるあれやこれやを、ライターさんたちにインタビューする当コラム。記念すべき第1回目は自他ともに認めるパチジャンキーのしおねえさんです。



「一緒にTV番組に出てるから、しおねえの好みはだいたいわかっているつもりだけど、好きな演出っていえばやっぱりダンバインのST中?」

「そうです!」


(C)創通・サンライズ Project by Sammy

「当たるときに『このやろ~』っていうんだっけ?」

「『落ちろよ~』ですっ!! どう聞き違ったらこのやろうになるんですか(笑)。まぁそれもそうなんですけど、ST中の1曲目に流れる『ゲッダン』っていう曲がいいんですよね。でも連チャンしていくと途中で曲が変わっていっしまうので…。連チャンしたいんですけど、ゲッダンが聞けなくなると思うと、連チャンしたくないんです」

「それは複雑だね…。連チャンといえば、ダンバインは消化の早さも魅力だったりするんだよね?」

「やっぱりサクサク消化するのはいいですよね。早さはすべてを凌駕すると思います」

「通常時はどうなの?」

「今どきの賑やかな演出に比べるとめっちゃ静かなので、好き嫌いがハッキリ出ると思いますね。『玄人』向きな演出っていうか…」

「素人、玄人の境界線って?」

「なんていうのかな、当たるときとそうでないときの高低差が、打ち込んでいくとだんだんわかってくるんですよね。それがわかれば玄人、わからなければ素人かな(笑)」

「スーパーリーチはどんな感じなの?」

「5個しかないです。少なっ! って思うかもしれませんけど(笑)。だから発展しただけでそこそこ期待できるんですよ」

「どれでも当たるってこと?」

「ダンバイン系が3つ、ビルバインが系2つあって、結構どのリーチでも当たります」

「予告が弱くても?」

「いや、そんなことはないですね。弱予告ではそもそもスーパーリーチに発展しないので、赤系の強いやつが予告で発生しないとダメです」

「捨てリーチがないっていうのはムダがなくていいけど、そのぶん、なにも出ないときも多いってことだね」

「そこがダンバインっていう魅力というか、演出面での大きな特徴だと思います」

「ところで、しおねえと言えば牙狼シリーズも外せないわけだけど…」

「もちろん打ってますよ。最近は私的に第2期金色ブームなんですけど…(笑)。GARO保留って消化中にアルファベットをしゃべるの知ってました?」

「ありますよね!」

「なんだ、知ってたなら教えてよ!」

「急に出てきたな、担当氏!」

※インタビューは編集担当を含む3名で行なっています


(C)2005 雨宮慶太/Project GARO (C)2006 雨宮慶太/東北新社・バンダイビジュアル (C)2010-2013 雨宮慶太/東北新社

「な、な、なにそれ?」

「消化中にラップ調で点灯保留のアルファベットをしゃべるんですよ。保4で入ったら『オ~』、保3で入ったら『ア~ル』とか順番にいうんです」

「そうなの?」

「私も最近知って、超面白いと思って!しかもラップ調なんですよ。YO、YOみたいな感じ(笑)」

「全然、印象にないなぁ」

「低い声で言ってるんで聞き取りづらいかもしれないですね」

「GARO保留の音のインパクトが絶大なんですけど、その後はなぜかラップ調(笑)」

「通常時もST中も同じラップ調なわけ?」

「同じだと思います。通常時は保4で入ることがあまりないのでゆっくり聞けないんですけど、ST中はだいたい保4で入るからバッチリラップを堪能できます!」

「今度打つときに聞いてみるわ。その他に好きな演出はあるの?」

「う~ん…最近、昔と同じような打ち方っていうのかな? 打つ機種がだいぶ偏ってきてて、金色とビッグドリームしか打ってない(笑)」

「ギャハハハ! 金色とビッグドリームって夢見過ぎでしょ! しおねえは好きならトコトンなんだなぁ」

「いいじゃないですか!」


(C)TAIYO ELEC

「でも、ビッグドリームは俺もよく打つから気持ちわかるわ~。やっぱりジャッジメント演出がいい?」

「私はアポロンステージがお気に入りです」

「あ~枠色が赤と黄になるやつか」

「ジャッジメント濃厚予告って期待度40%くらいの演出が絡むことが多いんですけど、アポロンステージは期待度65%なので、ハァ~~~~ってなるんです(笑)。あと青保留も好きですね」

「青は全然アツくないわけだけど…」

「赤に変わるかもしれない!」

「結構、青→赤みたいな流れってあるもんね」

「あっ! それとジャッジメントの『そこではない』と言わないときの『間』とかも堪らないです。言うな~! って全力で思う(笑)」

「そこではない、と言われてしまうとハズレor復活しかなくなるけど、言わなければもう1回チャンスが来るからね。あとビッグドリーマーなしおねえなら目撃経験あると思うんだけど、たまに箱が壊れてたりしない?」

「ありますね。箱が壊れてても、光のチャンスアップはわかる。でも、壊れた箱は開かないから選ばないですよね。そういう意味では若干、興ざめかな~って」

「あれだけはホントに勘弁願いたい」

「まっ基本、壊れてても打ちますけどね(笑)」

「ミートゥー(笑)。じゃーここらで歴代の好きな機種を聞かせてよ」

「1位は『初代の牙狼』です」


(C)2005 雨宮慶太/Project GARO (C)2006 雨宮慶太/東北新社・バンダイビジュアル (C)サンセイR&D

「昔はしおねえ=牙狼だったもんね」

「ライターになる前から打ってたし、帰りの電車賃がなくなるまで突っ込んだことも…」

「ジャンキーだね」

「ジャンキーです(笑)」

「2位は?」

「蒼穹のファフナー!」

「即答だな。機種については細かくは触れないけど、すぐに撤去対象になった台と いうことで推して知るべし。3位は?」

「3位は…う~ん、難しいなぁ。北斗剛掌、仮面ライダーMAXEDITION、初代の慶次、さらにその下に今の慶次かな」

「なんかMAXばっかだね」

「好きなんです」

「でもさ、MAXってヒマじゃない? 1日打ったって、せいぜい初当たり4~5回でしょ。あとはひたすら回すだけという…」

「だからステージをよく見てますね」

「はいっ?」

「演出を見ていてもヒマなので、ステージからヘソに入る一連の玉の動きを見てい るんです。ステージ性能が良い台って、あり得ないところから入ったりするじゃないですか。お前そんなとこから入るのか!! みたいな」

「まぁ確かにそうだけど」

「そういう楽しみ方もあるんですよ(笑)。ライトミドルとかで4万円とか負けると、その金あったらMAX打てたじゃん! ってなっちゃうので…。とにかくそういうのがイヤなんです」

「いや~変わってるね(笑)」

「それくらいMAXありきで機種選びをしているんでしょうね。だからMAX以外の機種を打って負けると後悔するんです」

「そこまでMAX好きだったとは意外だったなぁ」


【インタビュー後記】

ダンバイン、牙狼金色、ビッグドリームと、『早い&いっぱい出る台』を好むしおねえですが、実は確変ループタイプ好きで、STが苦手だとか。本人いわく、「私、ST育ちじゃないから」とのこと。そんな意外な話も聞くことができましたが、そのあたりはまた別の機会に。

次回はミッチーこと満井あゆみさんのインタビューをお届けします!