
皆様こんにちは、あんこが主食になりかけているぜろいちです。気がつくといっつもあんこを食べてしまっているんですよね。あ、あんこだけを食べてるわけじゃないよ? パンもお米もあるんだけど、いつもそこにあんこがいるというか。トーストにあんこ、ご飯にあんこ、あれにあんこでこれにもあんこなわけです。
こういうのって名古屋だけなのかも知れないけど、別に間違ったことはやっていないとは思う。ただただ全般的に甘くなってるだけの話だからね。ん? そもそもその考え方が間違ってるって? そ、そうなの??
だけど、自分はパチンコを打つ際にも甘いものは欠かせないし、あんこまみれな中にあっても更に、あんこがたんまり乗っかった団子を食べることも多いです。なんせ甘いものを吸収すると一気に疲れが吹き飛ぶ(…気がする)しさ。
もし口の中が甘くなりすぎたらビタミン剤を注入して中和しましょう! そんなこんなで今日も小倉トーストを食べてホールに向かいますよ。
狙うはリューアルのために2週間ほどお休みしていた店。結構な頻度で通っている店なので、どのように変化したのか気になるところ。もちろん一番気になるのはどのぐらい釘を開けてくれるかだけどさ。
しかし最近はリニューアルやグランドオープンですらキツいことが多いので、期待50%と不安50%なV+ST状態。なんだったら、チャンスが50%もあるだけまだマシだ! と思う人すら出かねない厳しさですからね、ここのところの状況は。
この日は初日で、オープンが12時なのでのんびりモードだったのだが、そろそろ家を出るか?ってところで用事が降って湧くというトラブルが発生! ホント、参るよなぁ、こういうの。
急いで用事を済ませ光の速さでホールへ向かうも全然間に合わず、50分ほど出遅れてしまいました。しかし空き台がチラホラあるので、致命傷ってほどではなさそう。
早速、目につくところから空き台の釘をチェックしていくと…び、微妙だぞ? 自分の目が節穴なだけなのか、それとも見間違いか…。う~~ん、むぅぅぅ…ぐぬぅぅぅぅ…もしかして回収モードなのか?
そんな時、同じホールへ行くと言っていた知人からメールが。牙狼を打っているとのことで様子を問うてみると、21回転ほど回っているらしい。そうなの? なかなか良いじゃないか! …ってことは、シマで当たりハズレが激しいっぽいな。
すぐに牙狼のシマに向かってみると、確かに牙狼は満席で良さげなオーラは出ている。しかし満席では打てないので意味がない!
ここでぐるりと全体を見回してみたところ、満席のシマはMAX機ばかり。これはMAXタイプでの勝負が吉ということか? と察するも、空きがあるMAXは調整が厳しい感じが否めないのでありました…。
ここは下手に動かず、暫く待ってみようかな。チャンスは必ずやって来るはずである。いや、来ないと困ってしまいます。
ってことで、待つこと数十分。特に保留点灯率が高いと思われたシマに1台の空きが出た! ダッシュしたい気持ちを抑え、サササササっと持てる限りの俊敏性を発揮して台へ向かうと…無事ゲット!
その台の名はキャプテン翼! 見たところ調整も良さそうである。

このアニメの思い出と言えば…オープニングのラストに出てくる優勝カップだなぁ。当時はコーラの上にバニラアイスが乗っかっているようにしか見えず、子供心になんでコーラなんだろう? と不思議に思ったものである。
あとはゲームね。ゴールポストが最強のキーパーだと思っていたよ。敵味方関係なく、シュートがゴールポストに当たってセーフになることが多かったので、ファンからはSGGP(スーパーグレートゴールポスト)なんて呼ばれたり。
ちなみに若林はSGGK(スーパーグレートゴールキーパー)、我らの森崎君はSGGK(スーパーがんばりゴールキーパー)である。いやホントに。
まぁ、思い出話もほどほどにしておこうかな。ただでさえこのコラムは尺が長いのだ。
いつものように会員カードを入れて貯玉再プレイを始めると、何やら不吉な文字が…。
「再プレイ残り3000」
えっ??? こんなに貯玉少なかったっけ???
大慌てで確認すると、1日の使用上限が3000玉までに変わったらしい! 聞いてないよ~。この店はこれまで貯玉使用は無制限だったのに…とんだリニューアルだよ!
こういう大事なことはメール等で事前に教えておいてもらいたいところだが、変わってしまったものは仕方ない。気を取り直して打ちますか。
ただ、台の手応えは悪くなく、最初の250玉で22回転! これをキープしてくれるなら十分すぎるくらいだが…翼くんは友達を裏切ったりはしないよね?
ちなみに、キャプテン翼は過去にも何回か打っていますが、これまで初当たりが5回でST突入はゼロ。さすがに今日こそは友達としてのお付き合いをしてもらいたいものである(つまり既に裏切られているんですが…)。
リベンジに燃えつつ1250玉程打ちこむと、エース対決予告に発展。これはリーチになればチャンスだけど、特にアツい予告が絡んでいなかったため期待を持たずに液晶の展開を見つめていました。
しかし、これがなんとガセらずにリーチへ! と、ぬか喜んだところで期待度の低い花輪中が出現。こうなるとスペシャルドライブシュートが出ないと厳しいよな…。
案の定、試合は起伏のない展開で進み、カットインは緑、そして震激アタックも出ず、そのままあっさりハズレ。
…と誰もが思ったその時!
ゴォォォォール!!!!!!
何と当たってしまった! 隣で覗き見していたお姉さんも、後ろで見ていたその友達らしき人も目を丸くしていたし、何より一番驚いたのは私自身である。
それにしても…この流れで当たるかね? いや、もちろん嬉しいんだけども。やっぱり俺たち友達だよねと思ったけども! 興奮さめやりませんぜ!
とりあえず早い当たりが引けたのは良かったが、毎度のことながら本当の戦いはここからである。揃った図柄は2だし、なんというか…いかにも弱そうである。なんせオーラがないもんね。大丈夫なのかい? あんこの爪の垢でも煎じて気合いを入れてあげたいところだぞ?
ここで立ちはだかるは日向くん。とりあえず最初の勝負で決着はつかず、連打対決へ。一番力の入るこの場面、結果は…
…
…
…
キュキュキュキュキューーン!
バコーン! とメーターMAX!!!
おぉぉぉおぉぉぉ! 遂にST突入じゃ~。やっとSTをお楽しみできるよ!
よぉぉぉし! 前回の絶狼と同じくらい連チャンしてもらっても構わないぞ!
…なんて言ってたらもう100回過ぎたよっていうお約束の流れ。何の動きもないことまでお約束にしなくて良いんだよ? それに友達に対してこんな仕打ちはよろしくないのでは? とにかく初STでスルーなんて嫌だし断固反対だし拒絶確定だから! 何とかしてくれーーー!
そんな魂の雄叫びがフィールドに響いた103回転目、赤の同色図柄からイレブンチャンスの連打へ。弱そうだけど…なんとか当てておくれ! 周りが引くくらい必死でボタン連打するからさ!
すると、なんと全員集合してしまったではないか! この当たりはデカい! この当たりとともに良い流れが来るんじゃないか? それぐらい会心の当たりだった。
その期待に応え、次は早々と27回転目に翼のシュート煽りからゴール! さらにイケイケ状態が続き、気がつけば7連到達!
(C)高橋陽一/集英社 (C)高橋陽一/集英社・テレビ東京・エノキフィルム
そして最終的に9連チャン! 一撃約17000玉ですよ! 最高のスタートを切ることができたのだ!
ホント、この手の台は連チャンしだすと凄いな。初めてのSTでこれなら十分。これで出玉の心配はなさそうだし、あとは攻めに攻めるだけだ。
さて、もしかしたら不思議に思った方がいるかもしれません。なぜ、中途半端な連チャン中の写真を載せたのかを。実は…何たる失態!
最終結果の画像を探していたら画面にぜろいちフェイスがバッチリ映りこんでしまっていたのだ! さすがにそれは見せられない。なぜって、マスク超人は素顔を晒すわけにはいかないからさ!
さてさて、大量の出玉を手に入れて上機嫌この上なしである。時間はまだまだあるので試合終了のホイッスルが吹かれる時にどうなっているかは分からないけど…なんだかイケそうな気がするーーーーー!
と、いつにも増してテンション割増で打っていると、ST抜けわずか198回転目、宿命対決から東邦学園との試合に発展してあっさりゴールを奪ってしまった。やはり、今日はキテるのでは? もしかして大爆発してしまうのでは???
なんせここまでの大当たりが5/6が通常なんだから、ここからSTの固め打ちが来たっておかしくはない。なんだったら5回連続ST突入したって不思議ではないではないか!
注目のラウンド演出は、東邦から当たったので「若林からゴールを奪え」であり、選ばれたキャラは期待度の低い新田であり、案の定若林はゴールを守り、そしてST突入ならずである。
うん、新田君よ。君に罪はないが…残念ながらお前は友達リストラだ! プンスカプンスカ。
ちなみにこの後の時短100回は見せ場なく終了。期待が高まっていただけにガッカリ度は高めだが、ナイスプレーがそんなに出るはずもないので仕方ない。再び通常という名のフィールドに戻りましょうかね。
ゆっくりめにフィールドを歩いていたところ、138回転目にフェニックス予告が発生(VFXみたいなやつ)。これはまずガセるだろうなと見ていると…お! 初めてリーチになったよ。
初めて故に流れもアツさも何も分からないけど、相手は花輪中と決定…ってか、またあんたらかい。そしてやはりスペシャルドライブシュートは出ないのね…ってゴーーール!? え? 当たった!?
う~~ん。この台は激アツ系を平気でハズすけど、一方でワケの分からない当たり方も多いんだよな。ま、残念ながら前者の方が多いけど…。そして残念ついでに通常当たりですか。私のガッツが足りないのか、これで6/7で通常ですよ。
今回も時短という勝ち目の低いフィールドに招集された全日本。相手優勢という状況に泣きたくなる打ち手と全日本。こうなったらST突入が濃厚になる電チューで当たりを引くしかない…とは思えど、哀しいかな時間だけが過ぎていくのである。
重い空気が辺りに充満し始めたその時、不意に「燃えてヒーロー煽り」が発生。特に先読みや保留変化もなかったけど…どうなの? と、藁にもすがる思いで行方を見つめていると…
ジャキィィィィン!
おぉぉぉっとこれは決まったー! リーチ、なんと7図柄のリーチである! 激アツである!
そして日向のシュートが…
…
…
…
決まったぁぁぁ! ゴール、ゴォォォル!!!
やったぜ! どうにか2度目のSTを獲得! 再びテンションが上がってきましたよ!
よーし、このゴールを無駄にしないためにもドンドン連チャンさせようじゃないか! ST中のストーリーは続きからでちょっとズルいかも知れないけど、ドイツを倒してやろうじゃないか!
と、気合い充分で挑むと、保留連が出たりなどであっという間に6連チャン! 残念なことにストーリーは進まなかったけどね…。
しかしこの時点で、持ち玉は約29000玉と絶好調。これで本日は持ち玉で打ち切れることが確定したよ…と安心した折、なんと閉店時間が21:45とのお知らせが発動! き、聞いてないよ? 店の都合もあるんだろうけどさ、そういう大事なことは早めに言ってもらいたいよね。
うーん、いつもはだいたい9時くらいでヤメてるから、今日は8時くらいまでかなぁ。もしSTに入っちゃったら時間もかかりそうだし。
そんな事を考えながら打ち始めるが、急に予告が出なくなる。そしてお隣さんの台が自分と入れ替わるように連チャンをスタートさせた! どうやら今は隣のターンらしいぞ。
じゃあそっちが終わるまで待ってなきゃいけないのかい? と思いつつ打ち込み続けると気付けば確率分母目前であったとさ。
そんな397回転目、あの予告がやってくる。燃えてヒーロー煽りである。これは、テンパイすれば期待度約60%という激アツ演出で、しかも当たればSTまでやってくるというスペシャルな予告なのだ。しかし、実は前に打った時に7テンをハズして大ショックを受けていたりもします。
赤フラッシュが出てるから恐らくテンパイはするだろうけど、よもや今回も同じ結果になってしまわないよね? 僕らは友達だよね?
気になる相手は、大友中!? ちょっとヤバいのでは? え? しかも緑カットインなの? 本当にそれでいいのかい? 今ならもう1回やり直しても良いんだぜ! って見事にハズレぇぇぇぇぇぇぇ。
いや、まだチャンスはある! 逆転は?
…
…
…
したぁぁぁーー! ゴールゴールゴールゴーーール!
(C)高橋陽一/集英社 (C)高橋陽一/集英社・テレビ東京・エノキフィルム
マジで焦ったよ。2回もハズしたら虎と馬が夢に出てきちゃいますわ。
さて、今回はST突入が約束されているので安心だけど、今度は何連するだろうか? 初回は9連、次は6連。法則的に3連? いやいや、そんなはずはない! いっきに駆け抜けて10連まで行ってしまえ! あと、とりあえずスルーだけはヤメておこうぜ?
で、途中経過を吹っ飛ばすと、なんとなんと13連もしてしまった! 続きからだけどエンディングも見られたよ!
(C)高橋陽一/集英社 (C)高橋陽一/集英社・テレビ東京・エノキフィルム
やったー、全日本優勝~~~!
そしてここで時刻は19時40分。試合終了のホイッスルが吹かれました!
最終結果は…フフフ、今回は結構出たんじゃないの? え~と、なになに…ご、ご、ごご、50180玉だとぉ! なななななんと、わずかながらも5万発超えた! やった、やったーーーー! 投資が1250玉だったから+48930玉!

嬉しいけど、何か不吉なことの前触れじゃないことも祈らずにはいられません。それでも嬉しい5万発!
でも人間ってもんはどこまでも欲深いもので、あと1回当たっていれば差玉で5万発に到達したのだな…などと思ってしまうわけであります。しかしやはり、それは贅沢というもの。今回はこの勝ちを素直に喜ぶとしよう。ありがとう大空翼、ありがとうキャプテン翼!
さぁ帰ってゲームだゲーム。今回はもちろんキャプテン翼2。ファミコン版のキャプテン翼2はキャラゲーとしても名作だ。オリジナルストーリーも良くできていてBGMもカッコイイ。ロベルトが「ウナギはカバヤキにするとうまいぞ」と教えてくれるのも素晴らしいじゃないか!
今回、どうしてもドイツを倒したかったのは、このゲームで散々シュナイダーに苦労させられたからだったりします。因縁ってやつでしょうかね。どうだ参ったか、シュナイダー!
ちなみに決勝の相手はブラジルなんだけど、オリジナルキャラのコインブラは恐ろしいほど強く、ドリブルのスピードが倍で、必殺シュートのマッハシュートが繰り出されると、「なにィ! ボールがきえた!!」というほどまでに速く、誰も止められないのである(このゲームの必殺シュートは触れたら最後、豪快にキャラが吹っ飛ぶことも多く、「○○くん、ふっとばされた~!」はよくあること)。
おまけに相手のキーパーはダークイリュージョンなる必殺技でほとんどのシュートを止めてしまうので困ったものである。こいつらが今回の相手だったら…きっと勝てなかったろうね。