ミュージックラッシュの楽しみ方
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Sweetまゆゆのキャッチコピーは「甘デジできまゆゆ~」というものだが、そんなことを言われずともわしはそこへ足が向いてしまうわけで、しかもホールに入ればさらにまゆゆのポスターやポップでその存在を超絶アピールしてくるため、しばらくは超絶カワイイ麻友さんから逃れられそうもない。

さらに実戦中は、まゆゆ本人のキャッチフレーズ、「みんなの目線をいただきまゆゆ~」のセリフ通り、わしの目線は常にまゆゆを見つめているわけだ。場末のおっさんが、みっともないレベルまで厚くなった頬の脂肪を弛緩させている姿は見るに堪えないだろうが、これはわしにとって少ない楽しみの一つである。是非とも許してあげて欲しい。

さて、そんなわしの目線を独占する麻友さんが主役のSweetまゆゆだが、今回はミュージックラッシュ(以下MR)中の弛緩ポイントについて書いてみたい


通常時の多彩な演出をコンプリートしながら大当たりを目指すのもそれはそれで楽しいのだが、Sweetまゆゆの本当の醍醐味はMRの消化中だろうと思っている。

どんな台でも言えることではあるのだが、出玉を伸ばそうと思えば連チャンさせねばならず、Sweetまゆゆで言えばMR中ということになるが、ここである程度RUSHを続けて引かねばならない。しかるに、力の入り具合が尋常でないわけだ。

もちろん通常時でもアツくなる場面はあるわけだが、しかしそれをMR中の濃度と比べてしまえば話にならない。それくらい密度の高い時間だと言える。そして幸運にもその継続が12Rに偏れば大量出玉に繋がるということになる。Sweetまゆゆは数ある甘デジの中でも屈指の出玉スピードを持っているわけだし、そういう意味においてもやはりここが一番の魅力だろう。


さて、MRの仕組みを簡潔に言えば、「ベロで抽選された結果(継続or終了)をV入賞で確定させる」ということになるだろうか。その結果は10連ランプで表示されるわけだが、可能性としては、単純計算で考えると2の10乗分に近いパターンががあるのかもしれない。実際はそれほどではないのだろうが、それら全ての出目を把握するなんてことは、もとよりスポンジの目が詰まりまくっているわしの記憶回路の容量では不可能である。ただし、中には点灯個数が少なく比較的見切り易い出目もあるのだ。

例えば10連ランプの左端&右端の2つ、計4つが点灯した場合。これは2回引いて2回とも12R大当たりとなった。2つ目は左端と右端の2個点灯パターンで、それは12RのSKEボーナスであった。これらはともに12R濃厚パターンだと思われるので、自分としては毎回これらのパターンが表示されることを祈って打っている。


ちなみに、仮に出目を完璧に知り尽くしたところで攻略できるわけではないのだが、わしはV入賞した時点で必ず出目を確認するようにしている。

もしここで12R濃厚のランプパターンが表示されていればハンドルが輝くのを待つだけであり、思惑通りにフラッシュすれば、それみたことかと弛緩の時が訪れるという寸法である。まぁMRチャレンジの昇格でも良いのだが、消化時間の短縮にも繋がる「いきなりフラッシュ」の方がやはり嬉しいのだ。


過去の蓄積を基にすると、それ以外の出目では点灯数が少ないほど継続のチャンスが広がるような気がしている。例えば、ランプが2or3個点灯のパターンではSKEランクアップボーナス出現率が上がっているように思う(逆にランプが多く点灯した場合はSKE出現率が低い感触を得ている)。

言うまでもないことだが、SKE当たりを引くとV入賞後に液晶がSKEランクアップボーナスに切り替わり、松井氏の「よっしゃーいくぞー」の掛け声からボーナスが始まる。これはランプの見切り成功と松井氏登場で二重の弛緩になる瞬間だ。当然ながら2or3点灯パターンにも非継続があるので、その場合は感情のベクトルは大暴落。その際のガックリ度は空前絶後である(笑)。


余談ながら、姉妹機にあたるバラの儀式では、ベロ入賞時のアクションでSKE下克上チャレンジ演出が出ても平気でハズれる。このハズレは実に嫌なアクションで、メイン演出者の松井氏に全く罪はないのだが、ハズレ演出を見せられ時間をムダにしたこと&継続のチャンスを失ったことの逆恨みから、思わず嫌いになりそうになってしまう。

しかしSweetまゆゆでは、今のところベロでのSKEランクアップボーナス演出は全て大当たりに繋がっているから、ガセについては改善されているのかもしれない。であれば、Sweetまゆゆでは松井氏を嫌う可能性が皆無となり、これこそ最大級の弛緩をもたらすものである。


またSweetまゆゆの直撃当たり(=ベロ当たり)では、やはり「大島優子卒業全回転リーチ」が一番見たい。ランプが点滅している抽選中に役モノが"ゴリッ"と動けば優子全回転及びSKEランクアップボーナス当たりが濃厚のようで、このタイミングでは常に"ゴリッ"に期待をふくらませている。

それは超絶カワイイゆうこのヒストリーが見られるからで、卒業までの7~8年の間にゆうこが綺麗になっていくサマが大好きだ。ラストのS図柄が止まった背景(卒業イベントで)のゆうこの美しさは余人に代えがたいと強く思っている。


本筋とは関係なくなってしまうが、アンコールモード中についても少し触れてみたい。「踏切台ジャンプから大当たり図柄のAKBマークを掴む」演出で当たることが多い(何気にノーマル当たりくさいのだが…)ように思う。これは予告アクションが何もない場合が多いから、予告を見切れずに保留を増やす原因になっていたりするのだ。

Sweetまゆゆは甘デジだけに当たる頻度が多いため、結果的に保留残しが多くなってしまう。わしは一般の人よりもかなり慎重に打っているとは思うのだが、打っている頻度も多いためか、大当たり時に残した保留の数は相当なものである。ゆえに、RUSH突入直後に再びRUSH継続を引いた(すなわちヘソ保留で2連続RUSH大当たりを引いていた)経験ももちろんある。せっかくRUSHに突入させたところで、保留の残りで当たってしまうと、大当たり振り分けがヘソと同じになってしまうから(オマケに前作以前は4R通常もあった)、なるべくなら残り保留を点灯させたくないものである。


横道を進んでしまったが話を戻そう。さて、ランプが5つ以上点灯した場合にも、わしなりの楽しみ方がある。現状では根拠のない直感に頼っているのだが、並びが綺麗に見えた場合は継続のチャンス(例えば2~9個目が全て点灯する8点灯)、逆に汚く見えた場合(例えば135789の6点灯など)はピンチとなる。見え方についても継続期待度についてもあくまで個人的な感覚なのだが…。

ともかくそんな基準を持っているため、V入賞を確認すると素早くランプに視線を移し、「あっ綺麗」と思ったり、「うわっ汚いやんけ~」などと1人遊びに勤しんでいるというわけだ。

この予感が的中する時もあればハズれる時もあるわけだが、わしの法則に照らし合わせ死を覚悟(=非継続)した時に望外の「キュイーンキュイーン」が炸裂すれば丸儲けの気分になるし、継続を確信した中で非継続で終わってしまえば、「自身の見る目のなさ」を呪うことになる。まぁ現実的には後者の方が多く、自らを呪い疲れた感すらあるのだが。


さしあたって、Sweetまゆゆを始めとする1種2種混合機の特徴として、「大当たり抽選が決定してV入賞でその結果を確定する」までの間を、ランプ表示とV入賞でアナログ的に見られることが挙げられる。さすがに羽根モノほどのアナログさはないが、それでも、こういう部分こそがパチンコ本来の魅力であろうと思う。つまり、自分で当てた(ような)感覚こそが最高の弛緩に繋がると思うのだ。

ここのところ1種2種混合機にも様々なゲーム性を持ったものが出てきているが、もしかしたらデジタル一辺倒の演出に対するアンチテーゼ的な一面もあるのかもしれない…と思ってみたりもする。あ、潜在的にってことね。


とは言え、もっと深い(不快?)本心を言えば、わしはまゆゆ&ゆきりん&松井氏で弛緩する方が本能に合っている。これは液晶メインの現代パチンコに魅せられた者の感覚だろうが、パチンコ台にまゆゆの超絶カワイイ笑顔があれば、わしはいつまでも弛緩していられるのだ。
アツいぜ
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