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- 打チ人知ラズ。(わし)
いただき~まゆゆ~
引き続きまゆゆ推しで「CRぱちんこAKB48バラの儀式SweetまゆゆVersion」を打ち込んでいるのだが、今回は実戦を通して感じたことを書き綴っていきたい。
ライトミドルのバラの儀式には、ヘソ入賞と同時に盤面上の"バラの儀式"の文字が光る『バラの儀式フラッシュ』という、期待度が若干アップする予告があった。そしてSweetまゆゆには同じ要領で「まゆゆフラッシュ」が搭載されているのだが、こちらは白を基調とした美しい盤面との調和が素晴らしい。さらに、嬉しいことにヘソ入賞と同時に「いただき~まゆゆ~」とまゆゆ本人の超絶カワイイ声が響き渡る仕掛けになっている。
これはヘソ入賞直後の発生だから、数ある予告群の中で一番初めに該当保留の信頼度が上昇したことを示している。実戦を繰り返した中では大当たりに絡む割合もそれなりにあったため、わし自身としては「まあまあチャンス」というポジションを得るに至っている。また、ハッキリと聞き取れていないのだが、「おおっ激アツですね」という激アツの文言を含むチャンスアップパターンもあるようだ。とにかく、まゆゆ本人の声で賑やかし系の予告が頻発するのは嬉しいことである。
ただしまゆゆフラッシュの掛け声は、まゆゆのことを敬愛の念を込めて「しりり」とも呼ぶわしにしてみればいささかバリエーション不足のような気がしている。それは、まゆゆ推しで打っていると「がんばりまゆゆ~」に始まり、「こんにちまゆゆ~」や「まだまだ前進しまゆゆ~」、さらには「みんなの目線をいただきまゆゆ~」と、持ちネタとしか思えないほどのバリエーションの豊富さで「まゆゆ」をアピールしていることの対比による。このバリエーションの豊富さを活かして信頼度に差をつけても良かったのではないだろうか? と、まゆゆ推しのオジサンは思うのである。
余談ながら、定番ギャグで笑いを取るというのは関西人にしか分からない領域らしい。例えば、島木譲二氏の『パチパチパンチ』は、何度見ても「おおーっやりおった!」みたいな感じで手を叩きながら大爆笑するが、関東出身者は「どこが面白いの?」と、反応が素っ気ない。この感覚を知った時、当初は非常に衝撃を受けた。
関東のオチの文化と関西のボケの文化の話は長くなるから控えるが、わしは「◯◯まゆゆ~」を定番ギャグとして捉えているため、この手のものを面倒臭がるようなメンタリティを持ち合わせていない。むしろ積極的に楽しめる、楽しみたいタチである。一例を挙げると、握手会予告で「こんにちまゆゆ~」から「おおっ! やびゃあ!」と発展するパターンは個人的に大爆笑モノなのだ。
話を戻そう。Sweetまゆゆには、ここからはわしの主観であるが、バラの儀式の5大予告の中で最も出現率が低かった「群予告」が良く出てくるように思う。これはミニキャラまゆゆが群れをなして液晶下から湧き出てくる演出だが、もちろん出るだけにとどまらずしっかりと大当たりに絡んでくれるため、まゆゆ推しのオジサンにとってこれはタマラナイ光景の一つと言える。
また、液晶左下にいる推しメンのミニキャラが黒or赤or金色の爆弾を突如投げる「AKBomb」予告、そして「ギャラクシーライブゾーン」及び発展型の「熱狂ギャラクシーライブゾーン」なども頻出する。さらに、大当たりへの登竜門とでも言うべき存在の「ローズ48フラッシュ」が大安売り状態になっているのも嬉しい。
これらは何気に高信頼度を誇っていただけにバラの儀式では見る機会が少なかったのだが、Sweetまゆゆでは高い期待度はそのままに見かける機会が多くなったのは良い変化だろう。
ここで挙げた演出が期待度が高いままに発生しやすくなっているのは、そもそも大当たり確率が高くなっていることに原因があるのは言うまでもない。その煽りを受けて…というわけでもないが、Sweetまゆゆはその大当たり確率ゆえにアンコールモード中のノーマルリーチ当たり、はたまた通常時ではほとんどノーマルリーチみたいなミニキャラリーチで当たる場合もあるほどである。しかしわしとしては、激アツ予告を複数伴った王道パターンの当たり方が好みだ。
わしの記憶が確かならば、初代版AKB48では5大予告の3つが重複すれば大当たりという法則があったように思う。今回のSweetまゆゆにもその法則が当てはまるのかは不明だが、「激アツ予告の足し算」で楽しむのがAKBシリーズのベストのような気がしており、そういった楽しみ方をするためには激アツ演出がしっかり出てきてもらわなければならないのである。
さて、実戦的なエピソードとして、まゆゆ推しで打っていたある初当たり時に、ハンドルから"ぷくぷくぷく"と風が吹き出てきたことがあった。今までの経験から「恐らくRUSH確定だろう」と液晶で展開されている演出の推移を見守っていた。するとじゃんけん大会に発展し、相手は高城氏か小嶋氏あたりだったと思うが、見事に勝利を収めて初当たりを獲得。
問題はここからである。じゃんけん大会で勝つと、大当たり中にはRUSH獲得を懸けた決勝戦が待っているのだが、ここでなんと、わしの愛しの推しメン"ゆきりん"が「夢中にさせちゃうぞ♪」とガッツポーズをしながら対戦相手(実写)として登場したのだ。
わしは意外なところでゆきりんを見られて嬉しさのボルテージがマックスまで高まったが、エアバイブが出ていた関係でゆきりんの敗退はほぼ確実なことに気がついた。「あ~わざわざ負けるために出てきた可哀想なゆきりん」と思いつつも、対戦相手のゆきりんを一蹴してRUSHを獲得し、複雑な気分となった次第である。
バラの儀式ではかなりの時間をゆきりん推しで打ったが、ゆきりんのじゃんけんでの勝率は"激低"のイメージしか持っていなかったから、なんとも言えない切なさが残った。これは単なる巡り合わせの問題だろうが、ゆきりんは常にじゃんけんに負けているイメージである。
もっと直接的な話をすると、ゆきりん推しの時には金銭的なことも含めて負け勝負が多かった。しかしながら、こんなにも"か弱い"ゆきりんがますます愛おしくなる始末であり、そうであればこそ、今まで以上にゆきりんに夢中になってしまうことは致し方のないことだろう。
さしあたって、大当たり確率の高さゆえに「◯◯まゆゆ~」の連発も大当たりをキッチリ伴ってくれる。そんなSweetまゆゆは、楽しくて嬉しい台に仕上がっているのだ。
追記
五月場所は白鵬が優勝しそこねたような展開で、なんと関脇・照ノ富士春雄の初優勝で幕を閉じた。これは春雄贔屓のわしの思惑を遥かに超えた展開で、流れかけていた大関昇進まで勝ち取る優勝だった。おめでとう! 春雄!!
ここ一番の日馬富士の強さは折り紙つきではあるが、兄弟子の日馬富士が白鵬に勝って優勝が決まるなんて、春雄は自らの努力とは別に持っているものが多いと痛感する。優勝インタビューで家族や部屋の関係者へ感謝の気持ちを語る春雄に、改めて可愛げを感じた。いま感じていることを忘れずに、更なる出世を果たしてほしい。
余談ながら、代理で総理大臣杯を渡しに来た甘利明大臣の白髪ぶりに少しビビった。TPP交渉が難航していることはよく報道されるが、あの白髪の増え方が全てを物語っているのではないだろうか。
ところで、十四日目から肩の剥離骨折で大関・豪栄道が休場した。これは本人の意向ではなく、豪栄道の様子を見て師匠の境川親方が判断したそうだ。
昨今の相撲界は力士の大型化の影響で膝に致命的なケガを負う力士が多い。人気力士の中でも明らかに満足な相撲が取れる状態ではないのに「休めば相撲勘が鈍る」などの理由で出場している場合がある。意気込みは大いに買うが、「将来を考慮してケガを完治させて出直したほうがよいのでは? 悪い箇所を庇った相撲に慣れてしまうと本来の持ち味を忘れてしまうでは?」と素人ながら思うのである。
そこで師匠が弟子の状態を判断して休場させることは英断だと思うのだ。一番厳しいと思われる「休場」を勧告して半ば強制的に休場させることができるのは師匠しかいない。弟子に対する愛情表現は色々あると思うが、弟子の将来も考えてあえて厳しい判断を下すことのできる境川親方は、前々から素晴らしい師匠だと思っていた。
その豪栄道だが、今回の休場でまたもや八勝七敗の成績で終わってしまった。日常生活でも使用頻度が多い肩のケガは治りが遅いそうだが、キッチリ治して復帰してほしい。彼は白鵬に首投げで勝った一番を見ても、絶体絶命のピンチを切り抜ける器用さは相当なモノがある。実力は大関の地位でも決して八勝レベルではないハズだ。
今場所は休場の影響で春雄との取組は流れた。来場所は春雄の壁となり、先輩大関としての意地を見せてほしい。豪栄道に対する期待も大きいのだ。