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- 打チ人知ラズ。(わし)
おしりシスターズ
先週も触れたが、尻に火がついた状況を打開すべく、バラの儀式の演出を高い確率で堪能できる「CRぱちんこAKB48バラの儀式SweetまゆゆVersion」での実戦を積み重ねている。
あくまで個人的な意見にはなるが、Sweetまゆゆ最大のセールスポイントは、冠が示す通り「渡辺麻友(まゆゆ)」が主役であること、そして「大島優子卒業全回転リーチ」が搭載されていることの2点だと思う。つまり、大島優子と渡辺麻友が主役の台だということだ。もっと言えば、2人のコンビ名である"おしりシスターズ"の台であると言って良いかもしれない。
このコンビ名の由来だが、ある撮影時に柏木由紀さんが椅子から立ち上がった際、なぜかお尻が黒く汚れていて、それを見た2人が「おしり、おしり」とはやし立てたのをキッカケに意気投合して、"おしりシスターズ"を名乗るようになったそうだ。姉のゆうこが「おしり子ちゃん」、妹のまゆゆは「しりり」がニックネームになっている。ということは、おしりシスターズの生みの親はネタを提供したゆきりんということになるのだろうか。
そんなワケで、Sweetまゆゆは「しりり推し」で打っているのだが、しりりは他のメンバーに比べて敬語を多用する印象がある。例えばセリフ予告では「聞いて下さい」という感じだ。そこで何を言うのか期待していると、「まだまだ前進しまゆゆ~」とカワイイ声であまり意味のないことを言うのでずいぶんと脱力させられている。しかしまぁしりりも超絶かわいいから水に流しておこう。さらに『総選挙ゾーン』の挨拶のシーンでも、これは選抜総選挙で1位を獲得した時のコメントだと思うが、「その希望を胸にこれからもがんばっていきたいと思います」と丁寧に語っている。
また、「今回はSKEさんやNMBさんも大活躍するみたいですよ」と他のメンバーを紹介する優しさも持ち合わせているのも好印象だ。これら、しりりの優しく丁寧な人柄と飾り気のない人柄は、わしの好感度をますます上昇させているのだ。
一方で、巫女さんに扮したミニキャラでは、おみくじ予告の「末吉」や「大吉」に混じり、時たま「しりりです」というのが出てくるから、「アンタがしりりなのは知ってるわ」と思わずツッコミを入れてしまう。ゼブラ絡みなどの激アツ予告で、後の展開に力が入るパターン(シリアスな状況)に混じってこのようなお笑い要素を含んだパターンを入れている点も打ち手を飽きさせない素晴らしい要因であろう。
さり気なく告白すると、わしの推しメンが「ゆきりん」や「みいちゃん」なのは繰り返し述べている通りであり、しりり推しでバラの儀式を打ったことはほとんどない。しかし前作のぱちんこAKB48で、ゆきりんから浮気してしりり推しで打ったことがあるのだが、その時は理由は不明ながら爆裂を繰り返していた。
こんな時は高校野球同様に流れがこちらに向いてきたのをさもしく察知し、押せ押せムード一辺倒でしりり推しに徹することになる。そして流れが止まり、しりり推しの効力がなくなるまでしりり推しで打ち倒したものだった。当然、効力切れの後はゆきりん推しに戻っていったが、元々しりりには良い思いをさせて貰っており、既に好印象を持っていたのだ。
一方、おしり子ちゃんはチームサプライズの中でレジェンド的な立ち位置に君臨しているから、AKB48時代から定期的に選択している。酸いも甘いも(ドハマリや爆裂)おしり子ちゃんと共に過ごし、わしが勝手に戦友だと思えてくるほどの時間を共有している。さらに銭形平次時代まで遡っても同じことが言えるのだ。
バラの儀式公演におけるおしり子ちゃんの立ち位置と言えば「センター」ということになるだろう。全員参加の「未来が目にしみる」や「バラの儀式」でもおしり子ちゃんは特に輝いて見える。まさにチームサプライズのセンターに相応しく、パチンコ界のスーパーアイドルだと心から思う。
またSweetまゆゆに「神曲コレクション」として採用されているこの2曲は、メイキング映像を織り交ぜた新編集版になっていて、サービスカットでMV撮影の舞台裏も見られる。『未来が目にしみる』は、公演のスタートに相応しく明るい女の子たちをイメージした曲で、おしり子ちゃんがチームリーダーとして皆を引っ張っている様子も映し出されている。
『バラの儀式』は、妖しげなアラビアンの雰囲気を漂わせる名曲だ。これも、おしり子ちゃんはバラを意識した赤いドレスに黒を基調としたダークなメイクを施して、『未来~』とは一転して大人の女性の魅力的な一面を見せてくれている。
ところで、今回の神曲コレクションは何気に水着のシーンが目に付く。この水着姿には、若い女性たち特有のスッキリとしたボディーラインに視線が釘付けになってしまう。わしを含めた男性諸兄には、京楽産業からのささやかなプレゼントといった趣向に感謝している次第だ。
余談ながら、かつて、ある駆け出しアイドルに水着での撮影を依頼したことがあった。マネージャー氏曰く、「この業界の水着は勝負服ですから安請け合いはできないですね」と普段着での撮影時より5倍増し程度のギャラを打診されて泣く泣く断念したことがあった。これはチームサプライズでも同じことが言えるだろうから、水着シーンのRUSHは特大サービスだと思われる。
さしあたって、おしりシスターズの美しいヒップラインの水着姿に細心の注意を払いつつ、神曲コレクションの映像に見入っているのだ。
追記
五月場所四日目テレビ観戦記
十両二場所目の阿炎(あび)と新十両の錦木の好取組があった。この2人は期待が大きいだけに、どちらにも勝たしてやりたかった。阿炎の強烈なウワズッパリを錦木は鍛え上げられた下半身の守りで受け切り、反撃の突き落としで勝利した。コレを見て、やっぱり阿炎は下半身のパワー不足だと思った。ツッパリの威力は充分なのだから、四股で下半身のパワーを付けて「足で押す」押し相撲を身につけてしてほしい。
3年前の五月場所で最高齢優勝を果たした旭天鵬は、十両に落ちたら引退を公言しているらしい。今場所は引退間近を思わせるような力ない負け方の連敗スタートを切っていたが、この日は若々しい相撲で勝利した。番付も後ろ二枚しかない"幕尻"近くだから、是が非でも勝ち越して自身の持つ記録を塗り替え続けてほしい。
またこの日は、関脇・照ノ富士春雄と小結・逸ノ城の大相撲ファン必見の大一番が組まれていた。直近の二番が水入りの大相撲になっている両者の取組が見たいがために、実は稼動日を下見日に急遽変更した経緯があった。
取組前のコメントで「四日目での水入りは避けたい」と2人の考えは共通していた。取組は二度の待ったの後、勝負時間8秒の上手投げで春雄の勝利となった。春雄の方が逸ノ城に対する意識は高いようで表情から凄まじい気迫を感じた。このような関脇と小結の熱戦は相撲界の明るい未来を感じさせる。
かつて、のちの横綱・隆の里と2代目若乃花が入門のために同じ夜汽車で青森から上京した逸話があるそうだが、この2人も同じ飛行機でモンゴルから来日したそうだ。出身地や乗り物の違いが時代の流れを感じさせ、これからの2人のライバル物語の進展が楽しみだ。