北斗神拳VS設定看破ツール
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こんにちはクボンヌです。

突然ですが、皆さんはニュースとかよく見ますか? 自分はここ最近ほとんど見てなくて、ニュースというよりテレビ自体を見なくなりました。見るとしたらアニメくらいなもんです。

そんな日々が続けば世間知らずになるのは明白。この間、友達との会話で

友人「最近ふなっしーの人気凄いよね。俺は何がイイのかわからんけど」

ク「んっ? フナムシ?」

友人「フナムシ? ふなっしーだろ(笑)」

ク「なにそれ? 知らん」

友人「エッー」

ってなことがありまして。よくよく調べたら、ふなっしーって結構有名だそうですね。しかも千葉県民のくせに知らないとかヤバイらしいです(クボンヌは千葉県民)。テレビのニュースを見ないにしても、ネットのニュースくらいは時折目を通そうかなと思いました。

さて、そんな世間知らずなクボンヌ的、設定看破ツールを使った実戦コラム。今回はAT機での実戦となります。


(C)武論尊・原哲夫/NSP 1983,(C)NSP 2007 版権許諾証YGL-126 (C)Sammy

導入から高稼働を維持しているパチスロ北斗の拳 転生の章。

皆さんはどうですか、バリバリ打ってますか?

僕は一応担当ライターをやらせてもらってるのでかなり打ち込んでますが、お世辞抜きに相当面白いと感じている機種です。とくにAT中の演出バランスが素晴らしいのなんのって。

40G間で勝舞魂を貯めるだけ、一見単調に見えるけどこれが全く飽きないんですよ。演出に関してここでは深く語りませんが、そのうち雑誌のほうで取り上げることがあると思うので、その時にでもたっぷりお伝えできればと思います。

システム面は、解析がだいぶ出揃ったので設定看破にチャレンジしてる方も多いと思いますが、正直難しいですよね。歴代北斗シリーズの中でも、今作はかなり難度の高い部類でしょう。

そんな北斗転生で設定看破ツールを使って打ったらどうなる? 設定看破の一助になるのか? その辺りの感覚を身を持って体感・体験するためにビッチリ実戦して参りましたよ。


早速ですが、まずはツールで必要となる要素を確認してみましょう。

・弱チェリーA・B出現率
・弱チェリーB出現率
・強チェリーA・B出現率
・スイカ強制到達当選率(超天国以外)
・897あべし以上選択率

となりますね。

スイカ成立時の強制到達当選ですが、ツールを使うなら通常時のスイカ成立回数をカウントしないといけないのですが、無駄な労力なので僕はやりません。なぜかというと、わざわざ当選率を算出するほど頻繁に当選しないからです。

サンプルは通常時のみですし、仮に設定6でも当選率はスイカ成立時の2%(実質当選率は約1/4000)。1日回して1、2回出るかどうかです。だったら単純に当選したかどうかに注目すればいいだけのこと。1回出ればチャンス、2回以上なら6あるかも!? 程度の認識で十分だと思いますね。

チェリー出現率ですが、カウントする際はいくつかの注意点があります。まず、弱チェリーに設定差があるのはBのみですね。なので、このBだけをカウントしたほうが看破精度は増すのですが、弱チェリーAorBを確実に見抜く方法がありません。

通常時は左第一厳守だからどうやっても見抜けないけど、AT中なら「中押しチャンス」で見抜けるんじゃないの? と思いますよね(中押しチャンス発生時は弱チェリーAorB確定)。

確かに中押しチャンス時は変則押しをすれば弱チェリーBを見抜けますが、弱チェリーB成立時に中押しチャンスが発生しない状況っていうのが結構あるんです。

・勝舞魂前兆中
・AT開始画面
・AT継続(闘神演舞+1)画面
・神拳勝舞中
・百裂乱舞中
・SPバトル中
・AT終了画面

以上が中押しチャンスの発生しない状況です。闘神演舞40G間のうち、勝舞魂前兆中以外でのみ発生し得ると。なので、それ以外では弱チェリーBが見抜けません。

弱チェリーBを個別にカウントしようとするとサンプルも取りづらいし、カウントミスも起こりやすい。つまり、弱チェリーをカウントするならA・B合算で数えたほうが良いということ。合算だと差は小さくなりますが、曖昧なカウントで出現率がズレるよりはマシです。

といっても、ツールに全状態の弱チェリー合算を打ち込む項目がないんですよね(笑)。なので、今回は通常時の弱チェリー合算のほうを使用します(AT中の弱チェリーBは使用しない)。

弱チェリーカウントの注意点はこれくらいです。強チェリーは弱チェリー同様に合算でカウントして問題ありません。

次に897あべし以上選択率についてです。

簡単に言うと、高設定は通常Bに移行しやすいので必然的に896あべし(前兆込みなら912あべし)以内に当たりやすい。この割合を設定看破に使おうって話です。モード移行率・規定あべし数振り分けは設定差の大きい要素なので、おそらく最も有効的な看破要素でしょう。その有効性をこの実戦でもお見せできたらいいかなと思ってます。

あと強制到達当選時の注意点として、天破の刻中なら規定あべし数がわかりますが、それ以外では表示あべしが規定あべし数にはならないのでサンプルに含めないようにしましょう。

さて、前置きの説明はこれくらいにして実戦スタートといきましょう。

実戦店の状況は特別なイベント日ではなく、平常営業での朝イチからの実戦となります。北斗転生の出玉状況はまずまずで、おそらく毎日高設定を使っているであろう多台数設置店。できればアツい日に打ちたかったのですが、スケジュール上叶わなかったので致し方なし。

超速!!必勝本SP / パチンコ・パチスロ攻略
(C)武論尊・原哲夫/NSP 1983,(C)NSP 2007 版権許諾証YGL-126 (C)Sammy

開始7Gでガルダステージに移行。レア役を引いていないので、設定変更による高確移行の可能性が高いです。

設定変更時は高設定ほど高確に移行しやすいのでこの挙動はちょいアツ。朝イチから打つ際はガルダステージ移行など、高確を示唆する演出に注目してみましょう。

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初当たりは249あべしで通常到達によるAT告知。

ちなみに、設定変更後のモード移行率はあまり設定差がなく、通常Bへは全設定55%で移行します。そのため、設定変更後は設定不問で早い初当たりに期待できると。

あと先述の通り、設定変更時のモード移行率は特殊なので、朝イチの初当たりは897あべし以上選択率のサンプルに含めないようにしましょう。

幸先よく浅いあべし数でATを射止めたものの、このATは単発で終了してしまいました。残念です。

次のAT告知は575あべし。回したゲーム数も575G。天破の刻に一度も入らなかったということですね(笑)。ストレートでハマるとホントきついですわ。

しかもまた単発終了…。

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次は177あべしで通常到達によるAT告知。

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単発ではなかったけど2セット止まり。貴様の執念などそんなものか!? シンのこのセリフがハートに突き刺さる。シンェ…。

とりあえずここで最初のツールを使ってみましょう。

通常時(977G)
弱チェリー…10回(1/97.7)

全状態(1205G)
強チェリー…7回(1/172.1)

AT回数(2回)
897あべし以上…0回

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全く絵にならないツール結果となりました。チェリー確率に対する設定差の意味の無さが伺い知れますね(笑)。まあ、それでも一応チェリーのカウントは続けますけどね。初当たりはまだ2回だけど、897あべしは超えてないのでヤメる理由も特にないし、とりあえずこのまま続行します。

続行したのはいいけど、ここからはま~ったく見せ場がなかったので、当たった規定あべし数を先に書いちゃいます。

757あべし(通常到達)
249あべし(強チェリー強制到達)
861あべし(通常到達)

ここまで初当たり5回で897あべし以上は一度もナシ。設定的にかなり良い挙動なのに投資35000円、持ちコイン0枚。

ここまでのATセット数

単発
単発
2セット
単発
2セット
2セット

AT6回で2セット継続以上ナシ。

シンシンシンシン♪ 白服金髪♪
シンシンシンシン♪ 白服金髪♪

シンのあまりのウザさに奇妙な歌を思い付いちゃいましたよ。シンシンシン♪

微妙に壊れかけてきたところで、2回目のツール結果です。

通常時(1918G)
弱チェリー:17回(1/112.8)

全状態(2366G)
強チェリー:11回(1/215.1)

AT回数(5回)
897あべし以上0回

超速!!必勝本SP / パチンコ・パチスロ攻略

あらま。途端に高設定濃厚に変わりましたね。897あべし以上選択率が相当影響しているようです。にしても初当たり5回のサンプルでここまで差が出るんですね。これはかなり使える要素なのか?

実は、導入当初のツールにはこの897あべし以上の要素が無かったんですよね。だから北斗 転生では全く使えないツールだったんだけど、この要素が追加されたので使う意味が出てきたのかもしれません。

ツールでは高設定かも、という良い結果が出たのはいいけど出玉のほうは全く出る気がしない(笑)。昔の北斗に似た、設定あるのに出ないとき特有の流れをビンビン感じます。

剛掌波→うぬの力はその程度か→バシュン(ステチェン音)→単発。ありましたよね~。北斗転生でいうとシン・サウザーが昔の剛掌波に該当するのかな?

って、北斗について卑屈に言い過ぎると怒られそうだからこれくらいでヤメときます(笑)。

まあ頑張って回していきますよ。設定が入ってればなんだかんだ出るでしょうし。

このツール結果がこの後どう影響してくるのか、そしてAT中のヒキはうまく噛み合ってくれるのか、続きは来週の更新分となります。

シンシンシンシン♪ もうこの人にいじめられたくない。

それではまた来週。さようなら~。