こんにちは! パチスロ必勝本ライターのクボンヌです。
超速必勝本でコラムを書くのは、去年の年末にやった3×3バトル以来ですね。今回も、またこうしてコラムを書く機会をいただけ非常に嬉しく思っております。
今回が1回目となるこのコラムはただパチスロを打つだけじゃなく、設定看破ツールを使った実戦でその実用性を検証してみようっていう、ちょっと変わった感じのコラムになります。
タイトルの「クボカン」は、脚本家で有名なあのクドカンと設定看破ツールの看破を掛け合わせたもの。ちなみに、これは僕が考えたわけじゃなく編集さんの案なので、僕がクドカンの大ファンなわけでも、クドカンと特別な共通点があるわけでもないですよ。そもそもクドカンはパチスロやらないですしね多分(笑)。
ま、タイトルはどうでもいいとして、みなさんは実際にこの設定看破ツール使ってますか?というより、設定看破自体にどれくらい意識を向けてますか? のほうが正しいのかな。
最近の機種は設定が分かりにくい上に、設定不問で出玉を得られる要素が多い。いちいちツール使ってまで看破しないよ。という方が多いと思います。出るときは設定関係なく出るし、高設定でも勝率が低い。設定看破の必要性あるのかな、と思う時はありますよね。
でも、パチスロに設定という概念が存在する以上、設定看破はする必要があるし、またその分の価値もあると思うんですよね。
いくら設定に関係なく出るからといっても所詮、低設定は低設定。機械割が100%を下回っている台を打てば理論上は打ち手側がマイナスになります。逆に機械割が100%を超える高設定を打てば打ち手側のプラスになりやすい。これは今も昔も、AT機・ノーマルタイプでも決して変わることのない事実。
ならパチスロを打つ以上、勝ちやすい高設定目指して設定看破しようぜ! ってことになるんですが、実際に設定看破するとなるとそう簡単にいかないのも事実。
細かい数値がやたら多くてどこを重視したらいいかわからないし。設定差のある部分を覚えたところで、それが看破にどのくらい影響するのか不透明で、正直言って漠然としてますよね。
そんなときに役立つのがこの設定看破ツールというわけです。使ったことのある方はご存じでしょうが、機種ページ内にある設定看破ツールに数値を打ち込むだけで、その時点での各設定期待度が表示されます。低設定濃厚と表示されればヤメてもいいし、逆に高設定濃厚なら粘る理由になる。必ずしもその数値が実際の設定を見抜くことには繋がりませんが、目安になります。その辺りのさじ加減もこのコラムを通して表現できればと思ってます。
早速始めて行きたいのですが、なぜこのコラムのライターが僕なのか。それを明かしておきましょう。
コラムの趣旨的に普段からしっかり立ち回ってる人間が適任なのに、なぜクボンヌ? オマエただの二次元美少女好きキモライターでしょ? そう思ってる方が多数だと思います。
そりゃあ美少女フィギュアに「オヤスミ」したり、ニャル子さんのクッションにクンカクンカしたりするくらいなので2次元美少女は大好きですよ。だって可愛いし。
でもねパチスロも負けず劣らず大好きですよ? パチスロライターなんだから当たり前と突っ込まれそうだけど、僕の場合は勝つために立ち回るその行程が特に好きなんです。パチスロって勝ったときが一番打って良かったと思える瞬間じゃないですか。適当に打って勝つよりも、しっかり立ち回って勝ったほうが、機械(パチスロ)に勝った! ホールに勝った! といった優越感が倍増するんです。
だから、普段から勝つための立ち回りを心掛けているわけです。もちろんお金が欲しいのもありますがね。勝てばその分グッズ買えるし。パチスロで勝てば美少女も手に入る、一石二鳥というやつですよ。
要するにそれなりに立ち回っていそうなクボンヌでやってみるかという編集部の心遣いのもと始まった企画なのです(たぶん)。みなさん何卒よろしくお願いします。ペコリ。
前置きはいい加減終わりにして、第1回目の実戦にいってみましょうか。栄えある1回目の機種はコチラになります。
(C)DAITO GIKEN,INC
みんな大好き番長2! 今さらと思うでしょうが、まだまだ設置台数も多いし、設定も入りやすい機種です。看破要素も豊富ですし、1回目には妥当かなと思いました。
ちなみに、打つ機種は僕が決めていますので、今後も自分好みの機種になるかもしれません。ご了承下さいまし。
まずは実戦ホールの状況・選んだ台の状態をざっとですが羅列します。これらは直接ツールに反映される要素ではないですが、そのホール状況によってツールに表示された数値の受け止めかたが変わって来るので超重要です。その辺りについては後々触れていきますね。
【ホール状況】
実戦日は番長2が増台された2日目
店の特徴として、増台した機種は最初の一週間に設定が入りやすい。設定6の割合は決して高くないけど、皆無なわけでもない。イメージとしては低設定の割合が少なくなるといった感じ。
【実戦台】
[1]
1300Gでボーナス3回の台。一見よろしくない台だけど、ボーナス以外のグラフもずっと右下がり(マイナス)というわけじゃない。つまり頂RUSHに入っていたと。グラフから推測するにボーナス後の頂RUSHではなく、通常時からの突入と推測(右上がりの箇所から)。
[2]
上記の条件で高設定に期待できそうだと踏んだため、この台で実戦スタートです。
ちなみに番長2の設定看破ツールで掲載されている要素は、左第1ベル、共通ベル、RB→BB昇格、通常時頂RUSH、頂RUSH引き戻しとなります。
このなかで、通常時頂RUSHは通常時のゲーム数を算出しなければいけないし、当選したタイミング次第では完璧に見抜けません(頂RUSH終了後32G以内の通常頂RUSHに当選すると引き戻し当選との区別が不可能)。
なので、正確なサンプルが取りにくいため、ツールで使う要素からは除外します。もちろん引けたら設定看破には考慮しますよ。あえて細かい数字までは出さないというだけです。
(C)DAITO GIKEN,INC
初ボーナスは赤BB、投資12000円。400Gのゾーンでゲーム数解除です。ここを越えると高確率で天井まで持っていかれるので助かりました。で、次のボーナスは
(C)DAITO GIKEN,INC
57GでRB(ゲーム数解除)。これがBBに昇格しました。RB中の昇格は偶数設定が優遇されていますね。
96G以内のボーナス、つまり天国移行率はツールには搭載されていませんが、設定差大の要素なのでもちろん気にして打ちます。設定6は頭一つ抜けて天国に移行しやすいですからね。
幸先良くRB 中の昇格・96G以内のボーナスを確認でき、ボーナス中に頂RUSHにも当選したのですが、残念ながらARTはサクッと終了してしまいました。
駄菓子菓子!! (だが、しかし)
(C)DAITO GIKEN,INC
引き戻しで頂RUSH再突入です。個人的には番長2においてこの引き戻しをかなり重要視しています。サンプルもそこそこ取りやすいし、頻発すれば設定4・6の可能性が高くなりますからね。
短時間でRB中昇格、引き戻し、と偶数挙動モロ出しなのでテンションもアゲアゲです。
でも、本当にスゴいのはここからなのであります。
(C)DAITO GIKEN,INC
引き戻し～!
(C)DAITO GIKEN,INC
引き戻し～!!
(C)DAITO GIKEN,INC
引き戻し～!!!
なんと南斗、さらに3連続で引き戻しました(笑)。引き戻し割合4の4ですよ。仮に設定1だとしたら、引き戻しは約20%なので、それが4連続する確率は頂RUSH初当たり1回に対し、約1/625。設定6は約40%で引き戻し、同じく4連続する確率は約1/39。6かどうかはわからないけど、少なくとも偶数濃厚でしょコレ。
って、こんな時こそ設定看破ツールの出番じゃないか! 危うく企画趣旨を無視して進めるところでした(笑)。
ではここで1回目の集計を採ってみましょう。
1361G時点のツール結果
ですよね～。偶数濃厚というか設定4・6濃厚と出ました。左第1ベル1/194は若干嫌な数値ではあるけど、ベル出現率は荒れますからね。今のところは特に気にする必要はないでしょう。
でも油断は禁物。ホール状況でも述べた通り経験上、6の投入率はあまり高くないので、それを考慮すると実際の6期待度はこの表示より低くなると考えられます。というのも、このツールはどの設定も均等に入り得る前提で算出されるからです(投入される設定を限定して算出する機能もありますが、ホール店長でもない限り正確な設定配分なんかわからないのであまりオススメしません)。
でもまあ、ここまで6の可能性大的な数値を見せられると俄然やる気は出ますよ。とにかくいっぱい出して勝って、僕の城に妹(フィギュア)増やすぞ～! と、このときは心の中で叫んでいましたから。
ひとりでに盛り上がってきたところですが、初回ということで前置きが長くなってしまったため今回はここまでとなります。スミマセン。
いきなりアツイ数値を叩き出してくれた設定看破ツール。この数値は果たして本物なのか、はたまたまやかしなのか? 気になる後半以降の展開は次週となります。是非お楽しみに～!