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松真ユウ 第2戦
こんにちは。松真ユウです。1週間振りです。
前回の第1戦では、84000円負けが10000円負けになったことでなんだかすごく勝ったような気分になってしまいましたが、結果的にはやっぱり10000円という大金を失っているわけだし、これは先輩2人とのノリ打ち企画なわけだし、最終戦は絶対勝ちたいなぁなんて強く思っている次第です。
それに、一応ミリゴゼウスの担当ライターということで呼んでもらったんだから、2回打って2回とも負けたってなると「何しにきたんだアイツは」ってことになりかねません。
だから、助っ人としての責務を果たすためにも、いっぱい出して少しでも先輩方の力になれればと思います。
――というわけで、最終戦の前日に練習の意味も込めてミリゴゼウスを打ちに行った。
でも、練習とは言え前日にGODなんか引いてしまったらなんとなく気分が悪いので、やっぱりたまたま空いていた新鬼武者 再臨を打つことにした。そしたら9500枚出た。
もうちょっとだけ打ってこのまま万枚を目指すか。ここでヤメて良い流れのまま明日を迎えるか。
そんなどうでも良い葛藤と戦っていたら、しゃっく先輩から電話がかかってきた。最終戦の実戦ホールが決まったらしい。
そのホールは、編集部から最も近いことが魅力のホールで、ミリゴゼウスは7台設置されている。7台の中から3人とも高設定を掴むってのはちょっと無理があるかもしれないけど、あそこの居心地は嫌いじゃないし、床がおしゃれな絨毯だし、なんだか勝てそうな気がしてきた。
ちなみに、新鬼武者で出した9500枚はちょっと減ったけど、流したコインがちょうど9000枚だったあたりまだ良い流れは続いていると思われる。
勝つための準備は整った。あとは眠気との戦いになるだろうから、今日は早めに寝て明日に備えよう。なんて思いつつ枕元にあったマンガにちょっと手を伸ばしてみたら、朝の5時になってた。眠い。
実戦当日。
ミリゴゼウスを取れなかったら困るので、ちょっとだけ早めに家を出ることにした。すると、ホールに到着した時には既に30人くらい並んでいて、ちょうどその最後尾に四帖半先輩がいた。
瞬時に身の危険を感じた僕は、四帖半先輩と目が合うや否や第1戦での敗北を焼き土下座で詫びた。
すると、命だけは助けてやるから今日こそ頑張れとのこと。さらに、前日下見に行ってくれていたらしく、その詳細なデータを記したメモを見せてくれた。なんて素敵な先輩なんだろう。
そして、しばらくしてしゃっく先輩も合流し、色々と作戦を練った結果それぞれの狙い台が決定。抽選に恵まれたこともあって、3人とも無事にその台を確保することができた。
とりあえず、まずは朝イチの挙動に注目しつつ、設定変更かどうかを見極める必要がある。僕が座った台は前日ヘコんでいたので、変更っぽくなければ移動も視野に入れて立ち回らなければならない。
なんて柄にもなく真面目なことを考えていたら、投資4000円でいきなり謎GGに当選。これは、ジャグラーで言うと朝イチ4Gでボーナスを引くようなものだから、テンションが上がらずにはいられない。
また、これで設定変更の可能性が若干高まったうえ、高設定の可能性も若干高まったということになる。
さらに、そのGGが終わってから3000円を追加したところで、通常モードでの中段黄7からGGに当選。
これで、高設定の可能性だけでなく偶数設定の可能性まで若干高まったということになる。もしかしたら、これは6なのかもしれない。
しかし、さっきからどうも左隣の台が気にかかる。朝イチもしっかり変更挙動だったうえ、やたら神殿ステージへ移行している(500Gで3回くらい)。
演出を見る限りでも頻繁にチャンスモードへ移行しているっぽいし、1枚役から天国へ移行したような挙動もチラっと見えたし、もしかしたら、これも6なのかもしれない。
とりあえず、僕は急いでその旨を先輩方に伝えに行った。すると、「今はヤメられないから後で空いてたら移動するわ」とのこと。確かに、あの状況はヤメられない。
ならば、僕は自分のGGを連チャンさせることに全力を注ごう。中段黄7からの当選だからループストックにも期待できるし、このままノルマ(4500G)を達成できればこんなに楽なことはない。
なんて考えていたら中途半端に4連で終わった。でもまだ7000円しか使ってないし、一応1000枚くらい出てくれたし、あんまり文句を言うと神様の機嫌が悪くなりそうな予感がしたので許してあげた。
その後は、348Gで謎GG(単発)、313Gで赤7からGG(2連)という至って普通の展開。唯一印象に残ったことと言えば、

リプ3連を黄7で挟んだことくらい。
もしこれがミリゴゼウスじゃなくてオセロだったら黄7が5連したことになるから80%ループが確定してすごいことになるのになぁ。なんて支離滅裂なことを考えているうちに全部飲まれてた。ミリゴゼウス怖い。
ちなみに、このあたりでしゃっく先輩が僕の左隣に移動してきた。
間違いなく挙動は良さそうだったので、これで3人の勝利は安泰だ。と言うか、出てくれないとなんとなく気まずいのでそういう意味でも出てほしい。
そんな感じで、ちょっとそわそわしながら打っていると、今度はリプ4連からGGに当選。
そろそろリプ3連での当選が欲しいのでどうか単発だけはヤメてくださいお願いします、とかなんとか祈りながらGGを消化し始めたら、その直後にEGへ突入し(1回も揃わず)、次セットで再びEGへ突入し(1回も揃わず)、最終的に4連まで延びた。
リプ3連では確実に当たってなかっただろうけど、また1000枚くらい出てくれたからまた許してあげた。
ただ、ここで油断してはいけない。1000枚なんて一瞬にして消えてしまうことをさっき学んだんだから、同じ過ちを繰り返してはいけない。何としても、これが飲まれる前にGODか赤7かSINを引いてやる。
そう意気込んでレバーを叩いたら、「ぷしゅーん」って鳴って画面が真っ暗になった。

本当に引いた。
正直、怖かった。
引きたいフラグを引きたい時に引けてしまう自分の才能が、怖かった。
余談だけど、フリーズを引いた瞬間にしゃっく先輩が「ありがとうございます、ありがとうございます」と町娘みたいな口調で感謝してくれた。なんか嬉しかった。
結局、そのGGは8連まで延びてくれて、約3000枚の出玉を獲得することに成功。時間的にもうノルマである4500Gに到達していてもおかしくないから、天国を抜けたところで一旦消化ゲーム数を計算してみることに。
「4480G」
あと20G。あと20Gで解放される。
もしかしたらこの台は高設定かもしれないけど、別に無理してリスクを背負う必要はないし、この出玉が飲まれたら今度こそ殺されかねないし、4500Gに到達したらきっぱりヤメよう。と思っていたら4499G目に中段黄7を引いた。しかも風が吹いた。
タイミング悪いなぁ。さっきまで全然引けなかったのになぁ。もしこれでだらだらと引き延ばされた挙句アポロンの罠にかけられて全部飲まれたらどう責任取ってくれ…
ピキーン!!(スゴいことを閃いた時の音)
そう言えば、さっきからしゃっく先輩が隣でツラそうな顔をしている。僕が勧めた台を打っているだけに、なんだかすごく申し訳ない。
ならば、僕は自分の台を4500Gちょうどでヤメて、今の中段黄7をしゃっく先輩に託せば良いのではないか。これぞ、神7の正しい戦い方なのではないか。
というわけで、四帖半先輩としゃっく先輩に相談して、その中段黄7をしゃっく先輩に託すことにした。
天国を抜けてすぐだったからまだチャンスモードにいるかもしれないし、前回のGGが200Gだったからまだ確定状態にいるかもしれないし、しゃっく先輩ならこのチャンスをものにして5000枚くらい出してくれるに違いない。
そんな淡い期待を抱きつつ、僕の神7は終わった。
【TOTAL DATA】
総ゲーム数…4500G
GOD揃い…1回
赤7揃い…4回
GG回数…20回
投資金額…11000円
獲得枚数…3537枚
換金額…70500円
収支…+59500円
――はずだった。
コインを流した後、僕は先輩方が実戦を終えるのを待っていた。
実戦後に打ち合わせもあるし、お金の清算もあるし、帰るという選択肢はないのでひたすらホール内をうろうろしていた。
しかし、1時間くらい待っても終わる気配がないうえ、状況的にまだまだかかりそうな雰囲気だったので、時間を潰すために何かを打ちながら待つことにした。もちろん、ここからは自分の勝手な行動なのでノリではなくピンで。
選んだ台はミリゴゼウス。本日2回目のミリゴゼウス。我ながらちょっと馬鹿なのかもしれない。
2時間後。

えらいことになっていた。
またGODを1回引いた。
また赤7を4回引いた。
初めて中段黄7から100G乗せた。
閉店の音楽が流れてきたと思ったら自分の台からアメージング・グレイスが流れてきた。
1つだけ言えることは、もう絶対に取り切れないということ(この時点で22時30分くらい)。
結局、大量のストックを残したまま閉店終了。流すと3834枚だった。
ちなみに、本当はピンのつもりだったけどこんなことになるとは思わなかったのでこれもノリの分に含めてもらった。これでちょっとは役に立てた気がする。
というわけで、今度こそ僕の神7は終わった。
【TOTAL DATA】
総ゲーム数…6938G
GOD揃い…2回
赤7揃い…8回
GG回数…33回
投資金額…28000円
獲得枚数…7371枚
換金額…147000円
収支…+119000円
最後に。
コラム内では嫌々参加させられているみたいな感じで書きましたが、本当はすごく楽しかったです。
こんなことを言うと四帖半先輩としゃっく先輩から叩かれるかもしれませんが、機会があればまたやりたいです。短い間でしたが、ありがとうございました。