新しいパチンコが4月から
日本遊技機工業組合
「遊タイム」発表
(日本遊技機工業組合)パチンコメーカー団体の日本遊技機工業組合(日工組)が、昨年12月20に改正された「技術上の規格解釈基準」についてのリリースを発表した。
「技術上の規格解釈基準」とは規則に基づき、行政側から出される実際の遊技機開発におけるガイドラインで、リリースによると今回の改正内容の主なポイントとして、(1)時短の作動回数の上限値(100回)の撤廃、(2)従来の時短に加え、2種類の新たな作動契機による時短の追加、(3)確率変動リミッター上限値の数が条件付きで2個設定可能という3点があげられている。
なかでも(2)については、大当たり終了後作動する時短を「a時短」、低確率中の規定回数の図柄変動後に作動する時短を「b時短」、低確率中の特定図柄の表示後に作動する時短を「c時短」と分類し、「b時短」を日工組では「遊タイム」と表現していくと発表。
これはいわゆる「天井時短」として昨年から噂になっていたものだが、パチンコメーカー団体としては新しい呼称をつけ、またこれらの新機能でパチンコの遊技性を向上させていくとしている。
なお、改正解釈基準に則った新機種は4月からホールに登場する予定。同じタイミングでホール内の禁煙化など、業界を取り巻く環境も変化していくが、「遊タイム」など新しい楽しさを搭載したパチンコの登場でもっと幅広いファンに受け入れられることを期待したい。