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- 5号機さよならコラム
辻ヤスシ×パチスロ モンスターハンター月下雷鳴
辻ヤスシというライターを誌面や映像などで知ってくれている方は何故、パチスロ モンスターハンター月下雷鳴(以下、モンハン月下)の担当がお前なんだと思うでしょう。
それほど、世に出るところで打ったり綴ったりする機会が少ないだけなんですよ(理由は諸々…笑)。
プライベートでは高設定が狙える状況や設定変更がされている状況など、要するに打てる状況なら積極的に打っているんです。理由? そんなもん、面白いからに決まっているじゃないですか。
[1]この台を初めて打った時の印象
打ってみようと思ったのは、やはりゲームがきっかけですね。
自分がこの仕事に就く前の、俗にいうスロプーだった頃。朝イチの並んでいる最中や打つ台がない時などは家に帰ってから深夜まで、1000時間以上モンスターの討伐と素材集めに費やす廃人状態でした。
そりゃこのタイアップにはウハウハで食いつきますよ。で、新装初日から並んで打ちに行ったんですが、その時の印象は今でもはっきり覚えています。
「これはパチスロなのだろうか!?」
AT中はモンスターの体力ゲージを削って、討伐しただの逃げられただの、内部でやっていることが予測もつかない。
確かに、レア役を引けば…とか、ベルを連続で引けば…とかは分かるんですが、それが体力ゲージにどう影響して、どういうシステムで抽選が行われているのか? など、過去にも似ている台(正確には似ている風の台)がありましたが、ここまで事細かに成されている台は皆無。
当時はまだパチスロライターとして駆け出しの頃でしたが、18歳の頃から常にパチスロと寄り添って過ごす人生を送ってきましたので、それなりにパチスロのシステムや抽選に対する知識など、ある程度自信があったんですが…この台は訳がわからん状態でした。
確かに面白いけど、今後パチスロとして対峙することはもしかしたら少ないのかもしれない、と思いながら帰路に着いたのを覚えています。
まぁ今となってはすべてとは言わないまでも解析が出揃い、仲間グループ含めた演出法則の豊富さやフラグにおける抽選、設定看破などを知り、パチスロとして面白いと思えているから今でも打てる機会を探しているわけなんですけどね。
[2]この機種の一番好きなトコロ
モンハン月下の魅力は多数ありますが、自分の中での1番の魅力は何と言っても、無理ゲーと思える状況からの討伐。
保障ゲーム数終了後、いつ逃げられてもおかしくない状況で体力ゲージを削り、最終的に討伐する。それがリオレイア希少種やアマツマガツチ、部位破壊を伴ったボルボロスなど、恩恵がデカい局面ならなおさら。
それがあるからどんな局面でも最後まで討伐を期待できます。それを手助けしてくれるのが鬼人薬や笛の攻撃力アップ、そして状態異常。
ココに持ち込めば「まだやれる!」というビジョンが見えるのも個人的には好きトコロ。ただ、ウラガンキンだけはマジで無理ゲーとなる状況が多々ありますけどね。アイツ、硬すぎ(笑)。
[3]印象に残っている最高の出来事
言うてもそこそこのゲーム数を打っていますし、一撃8千枚出したとか、設定6(推定)で大勝ちしたとかそう言ったエピソードはありますが、自分が挙げる最も印象に残っていることは、年末年始のオールナイト実戦で37時間打ち切ったことですね。そこでの出来事を箇条書きすると…
●ほぼ休憩ナシで打ち切った
●最大一撃枚数1844枚(目標3000枚)
●リオレイア希少種・アマツマガツチを討伐できず(目標全モンスター討伐)
●推定設定1
●プラス収支(+25000円)
●ずっと楽しかった
頑張って思い出しても、こんなもん(笑)。どこが最高かと言われたら推定設定1、というか絶対1だったんですけど、それをねじ伏せてプラス収支だったことに加え、個人的には"ずっと楽しかった"ということに集約されていると思うんです。
確かにアイルーBINGOの調子がすこぶる良くて、大きなハマリが数回しかなかったこともあるものの、それでもですよ!
目指すべき定めた目標があったとはいえ、設定1の台を不眠不休で打ち続け、ずっと楽しかったと思える台がそんなにありますか!?
過去にオールナイト実戦を5回行きましたが、ここまでずっと楽しかったのは初めて(もっと良い展開の時もありましたが)。改めて、飽きることのないゲーム性を体験できたというのが最高の出来事です!!
[4]印象に残っている最悪の出来事
簡潔に書きます。
Congratulations!出現+挙動的に設定6濃厚+ロングフリーズ=42500円負け
さて、ここまで長々とお付き合いいただきましたが、やはり好きな機種のことを綴るのは楽しいなと言うのが、ライターとしての個人的な感想。
そんな、愛してやまないモンハン月下も設置期間があと少しとなりました。17年以上パチスロと関わってきて、いろんな好きな機種と別れを告げてきましたが、ホールで打てないという寂しさは慣れないものです。
冒頭で打てる状況なら積極的に打っていると綴りましたが、これからは趣味打ちという類でも触る機会が増えそうな気がします。
ちなみに、打てる機会と言えば聞こえが良いのでここまで使ってきましたが、収支はというと…
今からでは取り返すことができないレベルのマイナスです(笑)。