うっちい×パチスロラブ嬢
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ど〜も、うっちいです。暑い日々が続いていますが、元気ですかー?

今回はお盆特別企画として、設置期限(9月下旬)が迫ってきたラブ嬢についてコラムを書かせてもらうので、どうぞよろしく〜。


[1]この台を初めて打った時の印象


初打ちはメーカーのショールームで、正直言うと印象はあまり良くなかった。

もちろん、俺も男なので実写の女性がキャバクラで接客してくれたり、アフターデートで「大好き」と言ってくれたり、ごほうびラッシュで水着姿を披露したりしてくれるのは嬉しい。

でも、ATに突入しても出玉が500枚を超えることは滅多にないし、大量出玉を獲得するビジョンが全く見えなかった。


実際、ホールに導入されてからは負け続きで、1か月でウン十万円を失い、ラブ嬢の印象はさらに悪くなった。担当機種だったので、打たないわけにもいかず、早く人気がなくなってくれればいいのに…とすら思ったんだよね。

それなのに、ある時から突然勝てるようになり、それを期に大好きな機種に転化して今に至るんだから、パチスロって不思議だね〜。


[2]この機種の一番好きなトコロ


ラブ嬢には「バズーカ」や「キャバク乱舞」など、大量上乗せのトリガーとなる契機が存在する。突入したらテンションは上がるけど、俺が一番好きなトコロはAT中のアフターデートなんだよね。

成功したらごほうびラッシュ突入の可能性はあるといっても、大半は50枚の上乗せになるので恩恵は少ないけど、ゲーム感覚で楽しめるし、女性に「私も大好き!」と言われて喜ばない男はいないでしょ(笑)。

AT中にレア役を引けば50%でアフターデートに突入するのでハードルも高くない。そして、この50%という当選率が絶妙だと思う。

悪いほうにブレると、アフターデートを断られ続けることになるので自分を否定されたみたいで悲しい気持ちになるけど、良いほうにブレた時のイケイケ感は格別。アフターデート中にチャンスパターンや成功確定パターンが存在するのも嬉しいし、いきなりデート場所に浴衣姿で登場する成功かつごほうびラッシュ確定パターンを見ると凄く得をした気分になれる。



また、1回のAT中に9人全てのキャストをクリアすればハーレムボーナスという特典が付いてくるのも攻略心をくすぐられるよね。

液晶に流れる映像が違うだけで継続ゲーム数や上乗せ性能はVIPボーナスと同じだから恩恵は少なめだけど、難しいゲームを攻略してエンディングに辿り着いた時のような昂揚感が得られるんだよ〜。


[3]印象に残っている最高の出来事




キャバク乱舞で大量上乗せをしたり、




VIPボーナス+バズーカに突入したり…と、良い思い出がいっぱいあるので選ぶのは難しいけど、3年前の夏に体験した出来事が印象に残っている。

この年の夏も暑かったので、ホールで涼みながらラブ嬢と戯れようと昼過ぎにホールへ向かったんだよね。

早い初当たりに期待していたものの、いきなり天井到達。下がったテンションを奮い立たせるべく、気合いを入れてATを消化したのにアフターデートにも失敗し、さらにテンションが下がったところで弱ブドウから高確に移行。

その高確中に引いたレア役で突入した2回目のアフターデートも失敗に終わったトコロで、俺のテンションが一気に跳ね上がった。

ラブ嬢に詳しくない人は「何で?」と思うかもしれないけど、アフターデートに3回連続で失敗すればヘルプ嬢が登場し、アフターデート成功かつごほうびラッシュが約束されるんだよね。

となれば、何としてもレア役を引いてアフターデートに突入させたい。「レア役! レア役!」と心の中で叫びながら消化していると、全く期待していなかった弱ブドウからアフターデートに突入するというサプライズが発生。

でも、ここで成功すると全てが水の泡になる。失敗を願いつつ、いつもより時間をかけてゆっくりとアフターデートを消化すると…



願いが叶って告白に失敗。ヘルプ嬢、立花陽香さんの登場だ!

ごほうびラッシュには継続ゲーム数上乗せ抽選に影響する3つのランク(ハイ・ミドル・ロー)が存在し、ヘルプ嬢経由の場合はミドル以上が約束される。

バズーカが選ばれる可能性もあるけど、その割合はヘルプ嬢が3.1%で、それ以外は0.4%。ヘルプ嬢ならワンチャンあるとは言っても、約32回に1回の割合なのでハードルは高い。

アフターデート成功後に出現したラブ嬢ルーレットの配列が「上乗せ・ごほうびラッシュ・ごほうびラッシュ・バズーカ」というよくあるパターンだったので、特に期待もせずにPUSHを押すと…



バ、バズーカで停止しちゃったよ!!




上乗せは830枚で4ケタには届かなかったけど、都市伝説並みに珍しいアフターデートからのごほうびラッシュ+バズーカを体験できたことが超絶に嬉しかった。

このATで約2500枚の出玉を獲得して収支もプラスになったし、その日の夜に飲んだビールは格別に美味かったよ〜。


[4]印象に残っている最悪の出来事


天井までハマってATが110枚の出玉で終わったとか、高設定挙動の台を打ったのに5万円負けたとか、嫌な思いをしたことは数えきれないほどあるけど、誌面企画で一撃3000枚を目指す実戦に挑戦した時の出来事は悔しい思い出として強く印象に残っている。


その実戦中、AT開始直後からレア役を引けばアフターデートに当選→告白にも成功するという状況が続き、アフターデートに8回連続で成功。アフターデートにあと1回成功すればオールキャストクリアを達成するという状況が訪れたんだよね。



俺は長いことラブ嬢を打っているけど、オールキャストクリアは2回しかない。久しぶりに訪れた絶好のチャンス。これを逃すわけにはいかない。

8回目のアフターデート成功時の残り差枚数は約800枚。その時点の出玉は1200枚程度だったので、一撃3000枚も射程内だったけど、俺の頭の中はオールキャストクリアのことでいっぱい。達成できるのなら一撃3000枚を逃したってどうってことはない(誌面的にはよくないけど)。そのためにはレア役を引かなければならない。

レア役を願いながらATを消化していると、遂にその瞬間が訪れた。アフターデート中にパンダの着ぐるみが登場するチャンスパターン(期待度は70%超)が発生し、成功を疑っていなかった俺は、最終ゲームで出現したPUSHボタンを少し強めに押した。







「ごめんね。まだお友達で…」


一瞬頭が真っ白になったが、期待度70%超がハズれるわけがない。次ゲームで復活するに決まっている…と、期待を込めてレバーONすると、液晶はキャスト選択画面に移行した。

あまりのショックに自分がフリーズし、呆然と液晶を眺めていたが、まだ残り差枚数は500枚近くある。勝負はこれからだ…と、気を取り直してATを消化したものの、それ以降はレア役を引いても「ごめんね」と断られ、アフターデートに突入しない展開が続いた。


だんだん、俺の中にドス黒い感情が湧きあがり、途中からは断られるたびに心の中で液晶に向かって「ふざけんなよ、ク○女!」と罵倒しまくっちゃったよ。悪いのは俺のヒキであって、彼女に何一つ落ち度はないんだけどね…
(^_^;)


結局、最後の1人をクリアできないままATは終了し、一撃3000枚にも届かず実戦を終えた。



それ以来、オールキャストクリアまであと1人という場面にすら到達したことがないので、あのチャンスを逃したことがいかに痛かったかが分かる。

ATの最終的な獲得枚数は2111枚で、それ以前に獲得したぶんを合わせると2513枚の出玉を流したが、俺にとっては大負けしたに等しい気分。その日の夜に飲んだビールはいつもより苦かったよ…。



ラブ嬢の設置期限が迫っているけど、それまでにもう1度オールキャストクリアを達成したい。それができたら、思い残すことなくラブ嬢とお別れできるんだけどね〜。
アツいぜ
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